恐れていた「公演中止」が現実のものに
昨日、東京都が、映画館、劇場にも休業要請を出す、と報じていましたから、覚悟してはいましたが、やはり、宝塚歌劇のホームページで発表になった文章を目の当たりにすると 去年の今頃を思い出してやるせない気持ちになります。
宝塚歌劇といたしましては、お客様への公演中止のご案内等の時間を確保する上から、4月25日（日）は公演を実施させていただくこととし、4月26日（月）から5月11日（火）までの公演（貸切公演含む）は中止させていただきます。
宝塚歌劇公式HPより引用
関西は、感染力が強いとされているコロナウイルスの変異株が感染者の8割に…
感染が加速するはずです。
兵庫県は２４日、新たに６３５人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。
１日当たりの感染者が６００人を上回るのは初めてで、前日の２３日（５６７人）に続いて過去最多を更新した。
神戸新聞ニュースより引用
兵庫も感染者数が「過去最多を更新」しているさなか、公演続行できるはずもないですね。
諦めるしかないのが辛いです。
宝塚歌劇の上演中の4作品、外箱公演中が残念すぎる…
東京公演 星組「ロミオとジュリエット」
宝塚大劇場公演を駆け抜けましたから、半分セーフ。
映像も撮り終えてるみたいですね、円盤発売（A日程）5月13日、もうすぐ！
東京公演を楽しみにされていたファンのお気持ちを思うと…哀しいというより胸が痛いです。
大人気の演目ですから、チケット取れた喜びが大きかった分、キャンセルになった哀しみは海ほど深い。
せめて 中止期間が延長にならないことを祈ります。
東上公演 宙組「ホテルスヴィッツラハウス」
いろんな方から、東京公演、すごく良かった、と聞き及びます。
観劇予定でしたが…5月5日の配信も、なくなってしまいました。
Brillia Hallでの公演、収録してあるのかしら？
いつかスカイステージで放送できるの？
観たい…
5月5日、予定通り 映画館のライビュは無理でも、無観客での配信だけでもお願いしたいです。
全国の宙組ファン、宝塚ファンが楽しみに待ってますよ！！
バウホール公演 宙組「夢千鳥」
初日、ご覧になった方が、大絶賛されてまして…
バウだけなんて、もったいないほどの良作らしいです。（個人差はあると思いますが）
和希そらくん、新しいドアを開いたのかな？と思いました。
公演期間は、22日金曜日から 5月3日月曜日までの全18公演。
上演できるのは 三分の一の6公演のみ！
もったいな過ぎる～～～！
栗田優香先生の演出家デビュー作品なのに！！！！
宙組の両公演は、いつかどこかで、再度スケジュールに組み込んで欲しいわ。
昨年、「FLYING SAPA」「壮麗帝」もまるまる中止になりましたが、後に上演出来てよかったです。
今回は、全く上演できてないわけではないのでどうなりますことやら…。
宝塚大劇場 花組「アウグストゥス Cool Beast!!」
今回、チケットに余裕あり、と言われていた「アウグストゥス」、特に2階席は…でしたが、昨夜ネットで、ものすごい駆け込み需要があった、と言われていました。
今公演は、トップ娘役・華優希と 2番手・瀬戸かずやの退団公演です。
千秋楽は5月10日月曜日。
5月11日火曜日まで、公演中止決定で、今公演で退団の生徒さんの宝塚大劇場ご卒業は？？ どうなるのでしょうか？ 心配です。
東京公演は、全日程走り切れますように！！
コロナ下では、全公演 配信して欲しい！ 無観客でも！
コロナのせいで、いつ公演中止に追い込まれるかわからないです。
芝居、特にコメディなどは、お芝居が熟してきた日程後半の方が見応えあるのは百も承知ですけど、早いうちに、配信しては如何かしら？
「ホテルスヴィッツラハウス」も、東京公演で配信にしておけば、今回の公演中止になっても希望者は観れたのですから。
配信のみならず、Blu-ray用の映像も、撮りそこねる可能性もありますね。
初日映像って、全編撮ってるのかしら？
トップ様の公演だったのに、Blu-ray出なかった…というのも残念です。
今までなら、地方のファンでも遠征して来られましたけど、今や移動も自粛対象です。
より多くのファンが安全に観れる全公演配信の検討をお願いしたいです。
配信があるなら、劇場に行かなくてもいい、というファンは一定数いらっしゃるでしょうね（遠方の方など）。
でも。
舞台は、ステージと客席との対話で成り立っています。
スターさんの魅力を直に感じられる場でもありますから コロナが収まればファンは必ず戻ってくると思います。
ワタクシはじめ 殆どが生観劇派ではないでしょうか？
でも、コロナ下で、公演が中止になり多くの人が公演を一度も目にすることもできなかったら…？
宝塚への興味を、つきせぬ想いを 途切れさせないためにもお願いしたいです。
円盤化の基準について
以前、こんな記事を書きました
↓
宝塚はスターシステムで成り立っています。
トップスターになるための条件 新公主演、バウ主演、東上公演主演、
の他にも 円盤（Blu-ray DVD）は、2番手以上のスターの公演しか出さない、などがありますね。
私は詳しく無いのですが、歌劇の表紙やグラフの表紙なども関係あるようですね。
前にも書きましたが、チケット難だった 初演の「はいからさんが通る」。
主演は、当時3番手だった柚香光くん。
観れない方が多く、せめてBlu-rayでも出てれば…と 残念な思いをされた方多数です。
評判が良かった 「龍の宮物語」（3番手 瀬央ゆりあ主演）「出島小宇宙戦争」（別格路線？ 鳳月杏主演）などもあったらよかったのに、と思います。
今回、4番手の和希そらくん主演の「夢千鳥」。
評価が高いだけに、みんなが観たいのに、チケット難で観れない人多数。
人気のバロメーター チケ流に出てるチケット価格が4万円前後！！（定価5500円）
そこへコロナが追い打ちをかけました。
本当に惜しい…
今回のようなこともあり、コロナ下での手堅い収入源のひとつに物販があります。
宝塚は物販に力を入れているようですが、それならばなおのこと、番手関係なく、公演ごとに配信やBlu-ray販売をお願いしたいです。
ついでにお願い…＾＾；
宝塚歌劇HP、公演ページ、大劇場公演は、スタッフのお名前や、人物相関図などがUPされますが、外箱はなし。
外箱公演ページにも、同じ様にページを設けていただけたら嬉しいです。
私は、スタッフにも興味がありますし、人物相関図で、より深く理解できると思うのです。
何度も観る方はいいですが、一度しか観ない人もいますから、観劇の一助になると思います。
