本日、宝塚歌劇よりLINEで2つのお知らせが来ました。
雪組 宝塚大劇場公演『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』『FROZEN HOLIDAY』
12月1日(金)13時公演より、公演を実施のお知らせ。
2️⃣
宙組 東京宝塚劇場公演『PAGAD(パガド)』『Sky Fantasy!』
11月25日(土)初日より12月14日(木)までの公演中止のお知らせ。
目次:
雪組の公演初日、11月10日から大幅に遅れて12月1日に決まりました。
初日延期で、とりあえず12月1日〜13日の2週間足らずですが、決まってよかった。
どうなるのかわからないのは、組子もしんどいでしょうから、初日に向けて、気持ちを切り替えられてホッと一息、でしょうか。
さて、宙組…
宙組東京公演は初日から12月14日まで公演中止
劇団は、東京公演を予定通りに幕を上げたかったのだと思います。
先日14日の会見で、過重労働を認めて謝罪したものの、生徒に落ち度はなかったことを強調する内容でした。
もう大丈夫、これで誰も悪くない、クリーンに東京公演の幕が上がる、と思ったら
そうは問屋が卸さなかった、という状態。
今日も、NHKで“宝塚歌劇団調査の弁護士事務所に関連企業役員”遺族側が文書、という報道や
さらに「宝塚議連」の国民・榛葉幹事長 俳優急死をめぐる問題で宝塚歌劇団の対応批判(よろず〜ニュース)
など、次々に文春砲以外に多方面から叩かれて炎上状態。
こんな状態で幕を上げるのは、火に油を注ぐようなもの。
劇団がよく使う手法ですが…
今回は、学んだのか? 中止を発表、妥当な判断だと思いました。
今、幕を上げるのは危険を伴う気がします
これだけ批判にさらされている中で幕を上げると、心無い野次が飛んでくるかも、と心配です、生卵も飛んでくるかも。
宝塚ファンではない人が、チケットを転売サイトで買って、面白半分、見物に来る人もいるかもしれません。
異様な雰囲気の客席を前に公演するのは怖いのでは??
ショー『Sky Fantasy!』では客席降りがあったそうですが、客席降りも普段は、温かい雰囲気に包まれてキラキラワクワクの一時ですが、
このような状況の中で客席降りをするのは危険なきがします。
『PAGAD』同様、ショーも構成の見直しが必要かも知れませんね。
宙組の今はどんな状況?
宝塚大劇場で幕が上がり、初日と翌日の3公演をしただけで公演ストップ。
亡くなられた生徒さんと学年の近い組子はショックが大きかったでしょう。
1ヶ月が経過し、少しずつ心の傷も癒えてきたかも知れませんが、
『PAGAD』の内容がこの状態で演じるには厳しい内容のようですね。
演出の田渕先生が書き直されているようです。
もう脚本はあがっているのか、
新しい脚本でお稽古が始まっているのか、実際のところ、公演出来る状態にあるのか気になります。
大切な仲間を亡くした事実は、組に重くのしかかっているはずです。
ケラケラと笑うのも不謹慎と感じだろう、と。
退団者のために千秋楽は必要です
一旦上がった幕は絶対に下ろさなければならないんですね。
コロナで公演中止になっていた花組公演の『アウグストゥス』(これも田渕先生演出)、千秋楽を無観客で敢行。
無観客ライブ配信で幕を下ろしました。
宝塚の場合は、他のミュージカルと違って、千秋楽で退団される方がいらっしゃいます。
退団セレモニーがあるので、退団者のためにも大千秋楽は公演するでしょう。
どんな挨拶をするのか興味深い
組長
千秋楽では、千秋楽のご挨拶をし、退団する生徒さんが想いを綴った手紙を読み、大階段の向こうにいる退団者を呼ぶのが組長の役割です。
お花渡しの「組から」と「同期から」も紹介しますね。
今回、組長が、組長としての役割を果たしていなかったという責任を問われる立場にありますから、舞台に立つのは怖いでしょうね。
トップスター
同様に、宙組新トップも
週刊誌に名前が出て、行状の一部が記事になっていますから。
宙組の看板であるトップスターとして、どのようなご発言をされるのか気になります。
退団者2名
退団者のうちお一人は週刊誌に名前が出ていますので、今までのように、
宝塚は愛のあふれる温かい場所でした、は言えないですよね…
どんなご挨拶をされるのか興味津津です。
月組へ異動
異動が決まっている娘役さんも、週刊誌に名前が出ています。
ヘアアイロン事件の当事者で、一時期誹謗中傷を一身に集めていました。
こちらのご挨拶も気になります。
大波乱の大劇場新トップコンビお披露目公演、どのような千秋楽になるのか?
本当に12月15日以降、公演出来るのかは…12月8日に発表されるそうです。
心の傷が癒えるのにも個人差があると思うので、組内もまだ内部でゴタゴタしているのかも知れませんね。
劇団には、心を痛めている生徒さんの心に「本気で」寄り添って頂きたいです。