本日、宙組公演『PAGAD』東京公演、全日程中止が発表されました。
まぁ、常識的に考えれば、当然といえば当然。
11月25日初日から12月14日、と一旦期間を切ったのは、どうしても公演再開したかったのでしょうね。
中止理由は、団員の心のケア
団員の心のケアなどを理由に公演の中止を決定したということです。(MBSニュース)
やはり、舞台に立てない生徒さんもいらっしゃるのでしょうか?
一緒に舞台を作っていた仲間が突然命を落としてしまった。
それだけでもショックなのに
それは病気や自動車事故とは違う、理由は宙組内に起因しているかも知れない、と思うと苦しむ生徒さんも多いでしょう。
宝塚音楽学校と宝塚歌劇団が110年かけて築き上げてきたパワハラと隠蔽の伏魔殿が、まさかの瓦解の危機に瀕している気がしています。
今は、穏便に事を運ぶ事が大事
タカラジェンヌは、初舞台公演が入学式。
卒業公演の東京宝塚劇場の千秋楽が卒業式です。
昨日も書きましたが、退団者の卒業式はさせてあげたかったな、と個人的には思いましたが、
公演中止は正解だと思います。
後2週間、『PAGAD』千秋楽翌日に、退団者は宝塚のHPから消えるのですね…。
雪組の初日のものものしさは、爆破予告でもあったのか?と深読みしたくもなります。
96期事件の時も苦情の電話がすごかった、と言われていましたが、きっと今回はその比ではないぐらいかかってきていることは想像に難くないです。
過激な人も中にはいるでしょうから安全第一に。
何より、ご遺族の要求も叶えられていない上に、話し合いが継続中で解決していないのに公演を再開するのも誠意がない、と受け止められても仕方がないです。
そもそも、すでに数々の誠意のなさ、心のない答弁を繰り返して来ましたから。
ご遺族だけでなく、今は、世間様の目も厳しくなっています。
劇団が何か発表するたびに、ニュースになり、Yahoo!が取り上げ、ヤフコメとなって大量のコメントが付きます。
宝塚否定コメントが多くの人の目に晒されることが、また良くない方へ転がっていくことに拍車をかけるのでは?と心配しています。
今はお叱りは真摯に受け止めて最善を尽くすしかないです。
宙組 東京宝塚劇場公演『PAGAD(パガド)』『Sky Fantasy!』は、11月25日(土)初日より12月14日(木)までの公演を中止させていただいておりますが、12月24日(日)千秋楽までの全日程を中止させていただきます。
引用元:宝塚歌劇公式HP
組替えが白紙になりました
というトレード的組替えが発表になっていましたが、白紙になりましたね。
これはホッとするニュースでした。
今、組内がガタガタの宙組に異動なんておはねちゃん(きよら羽龍)が気の毒すぎます。
そうでなくとも、組替えの心的負担は大きい、と経験者の皆さんは語っておられます。
得られるものも沢山ありますが、この状況で宙組へ、は無いわ〜と思っていたのでホッとしました。
おはねちゃんも胸をなでおろしていることでしょう。
そして宙組の天彩峰里ちゃんは、渦中の人物です。
今はそっとしておいてあげるのが御本人のためにいいと思います。
今回の件で注目が集まりすぎているので、彼女もまた、異動の負担は、計り知れませんから。
この件が落ち着くまで、静かにしているのがいい。
劇団は峰里ちゃんを、月組トップ娘役にするために異動させるつもりだったのでは?
と思っているファンは多いです。
今は、峰里ちゃんの進退も気になる所です。
生徒に負担を強いて成り立っていた、綱渡りの劇団運営
自主稽古、アクセサリー作り、
稽古用の小道具まで下級生が手作りとは。
時間に追われて精神力が削がれていく感じです。
その上、絶対服従、外部漏らし禁止。
散々下級生を追い込んでも、隠蔽できるというルールがある事自体忌むべきことだと思います。
厳しい指導はあっていいけれど、指導に名を借りた陰湿なイジメの温床になりかねない閉鎖空間。
夢や希望を思い描いて入ってきた生徒さんたちは、現実の厳しさも、自己研鑽のひとつ、と割り切って頑張っておられると思いますが、
上級生の資質で、下級生の運命が決まってしまう部分もある。
本気で風土改革に力を入れていただきたいですね。
宝塚はもう、今までのようなゴリ押しや、理事長がやっちまったような、強気で出るやり方は通用しないことを悟るべき。
博多座公演、どうなるのでしょうね。
みんな揃って公演できるのは、次の大劇場公演のFF16からかな?
宙組の組子さんたちが心配な今日このごろ…。