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夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

【宙組】『PAGAD』退団者はどうなった?|ちょっぴり心配なこと

宝塚歌劇団にまつわるニュースも一段落した週末。

 

ちょっぴりホッとしてます。

ニュースが出るといろいろと考えてしまってしんどいので…。

 

『PAGAD』『Sky Fantasy!』の千秋楽をもって退団されるはずのお二人と、

9月末に亡くなられた生徒さん、

3人ともまだ宝塚歌劇の公式HPのスタープロフィールに載っているのですが…

 

優希しおん、花宮沙羅のお二人について

退団者は、退団公演の大楽に、みんなに見守られながら大階段を降りて、ご挨拶なさいます。

 

初舞台の時に身に着けた紋付きと緑の袴姿で締めくくられるのは、こちらも清々しい気持ちになります。

 

『PAGAD』『Sky Fantasy!』は上演できたのは宝塚大劇場での2日3公演のみ、結局東京公演も全日程中止になりましたから

キヨ(優希しおん)とさらちゃん(花宮沙羅)はご挨拶できていない状態。

学校で言えば、卒業式が潰れてしまったようなものですね。

 

退団者は、退団公演の大楽の日付が変わるとともに、HPから消えてしまいます。

 

ところが、『PAGAD』の日程は終了したけれど、まだお二人の名前は残っています。

 

今回の公演がほとんど上演できなかったから退団延期???

 

コメントや、ブロともさんからもご指摘いただきました【2023.12.18追記】⇓

ちょっと勘違いしてました…失礼しました。

『PAGAD』全日程中止は決まったけれど、まだ大楽迎えてなかったですね、失礼しました。

まだ在団中で間違いないです!!

退団者に何らかの配慮があるといいですね。

亡くなられた生徒さんにもなにかアナウンスがあるのかも?

 

どこかで退団挨拶をさせてあげたい、という劇団の温情なのかもしれません。

が、それならそうと発表すべきだし、今お二人はどのようなお気持ちなのかとても気になっています。

 

退団後、別の道を歩むおつもりだったら、早く退団したいでしょうし…

 

劇団から引き止めがあるのかないのか、中途半端な状態を見せられて、ファンもしんどいです。

 

亡くなられた生徒さんもまだ…

亡くなられた生徒さんも、スタープロフィールにお名前がありますし、クリックすればあの笑顔に出会えます。

 

これって、ご遺族の希望でしたっけ?

 

もう亡くなられた生徒さんが名前を連ねているのも不思議な気がします。

 

今、宙組の内部がどのような状態なのか、ファンは伺い知ることはできません。

 

宙組、組内は分断、上層部は問題視せず放置

Xなどで流れてきた事情通の方からの情報で、下級生は宙組に失望しているように受け止めました。

自分たちの意見も報告書に盛り込まれず、虚無感に襲われたのでは?

 

亡くなられた生徒さんが、上層部に相談しても親身になって動いてもくれず放置。

聞き取り調査では、宙組プロデューサー同席で、本心を打ち明けることもままならず、といったことが報道で出ています。

 

この期に及んで、まだ生徒同士で話合いを…というのも、劇団主導で発言したり指導すれば、劇団に責任が及びます。

 

生徒同士でお話し合いをして決めたことなら、「生徒が決めたことだから」、と責任回避できますもんね〜

 

またぞろ、生徒に下駄を預けてのらりくらりしているようにしか見えないのです。

ずんちゃんの宙組改善の思いを蛮勇にしないで

ずんちゃん(桜木みなと)がバウホール公演『相続人の肖像』で主演を務めたは2015年のことでした。

 

95期の礼真琴、柚香光に続いて3番目のバウホール公演初主演をゲットしました。

 

ずんちゃんに、宙組初の生え抜きトップスターの期待が一気に高まりましたね。

 

でも…2番手のキキちゃん(芹香斗亜)諸共に前任長期の波を被って思いの外長い3番手期間を過ごし…

 

初の生え抜き2番手に就任。

ようやくトップスター王手の位置に付けました。

 

上から下まで見どころだらけ!と思った宙組

カイちゃん(七海ひろき)、あいちゃん(愛月ひかる)をもうすぐ2番手、と言うところで星に出し、

トップ娘役の星風まどかちゃんは花組にスライド、

歌って踊って、芝居も巧い和希そらくんは雪組に異動、

真中付近で踊っていた中堅の生徒さんたちも退団していかれて

5組の中で一番組子が少ない状態に。

 

劇団は退団希望者はいない、と言っていますが本当でしょうか?

 

アイロン事件の「事実無根」発表と同じで、

文春記事を即否定するのが劇団なので、劇団の言葉も信用していません。

 

あのキラキラしていた宙組は灰色の雲に覆われてしまった。

 

ずんちゃんが、このままの宙組を引き継ぐときが来るとしたらあまりにも気の毒。

 

「宝塚宙組」に付いたイメージが悪すぎます。

 

ようやく2番手まで上り詰めて、あと一歩、手が届くところまで来たのに

宙組トップ」のイメージは地に落ちてしまった…

 

文春報道では、ずんちゃんとなっつ(副組長・秋奈るい)が中心になって聞き取りを進め、意見書として劇団に提出した、と読みました。

 

結局、ずんちゃんになら、とヒアリングに応じた生徒さんの意見が収められた意見書は報告書に盛り込まれず、

 

骨折り損のくたびれもうけ、どころか、ずんちゃんの立場が不利にならないかと心配しています。

 

組の為、ひいては劇団の為を思って取った行動が問題視されないことを祈ってます。

 

ずんちゃんとなっつこそ、立派だと思ってます。

 

もう、宙組は、名前を変えたほうがいいのでは?

 

『PAGAD』演出の田渕大輔先生、虚無になってないか心配

劇団は、東京公演を演るつもりで、チケットを販売しました。

結局、全日程中止になってしまいましたが、

 

その裏で、なかなかにエグいシーンがあると言われていた『PAGAD』の脚本を書き直す必要がある、と

東京公演に間に合わせるため急遽、脚本手直しされていたのでは?

 

もしそうだとしたら、きっとものすごい過重労働だったと思います。

 

本が上がっても、生徒さんにお稽古をつける時間があったのかなかったのか?

 

あの頃は、舞台に立つのも辛い生徒さんもいらしたでしょうから、せっかく書き上げても上演できない、というのが一番堪えますね。

 

今回の事件は、生徒さんはもちろん、スタッフさんも大変なショックを抱えておられると思います。

 

劇団は96期事件の轍を踏んでいないか?

劇団には阪急がついている、阪急阪神HDがついている、政治家もついている、コワイものなんて何もない。

 

行き詰まっていたら、いつも誰かが手を差し伸べてくださって…

気がついたら解決した体になっています。

 

今回の事態に、劇団は10月7日の「ニヤニヤ会見」でいじめはなかったと言って炎上しました。

劇団員が亡くなっているのに、冒頭でお悔やみの言葉もなく、自分たちの監督責任にも言及せず、棚上げ。

相変わらずの誠意のなさ。

 

もういつまで経っても和解できそうになく、根比べになりそう。

 

危機管理のエキスパートは、まず早いうちの謝罪で問題の火消しを図ることが重要と言っています。

謝ったもん負け、ではないです。

 

「絶対に謝らない」宝塚歌劇団ですから、ずっと今の態度を貫くつもりなのかもですが、

 

個人的には、宙組の生徒さんが亡くなっているのだから、組長が引責辞任ぐらいしないと、世間的にも収拾つかない気がしてます。

何のための「組長」か。

 

劇団は生徒を守るつもりが、逆に生徒にヘイトを集めている気がしてなりません。

 

96期事件では首席を裁判に出廷させて、(そのご褒美?)、研1で本公演でいきなりヒロインに抜擢するとう暴挙に出た劇団。

 

当の娘役さんは矢面に立たされて大変ご苦労されました。

 

劇団はまた同じ轍を踏もうとしているのではないか?

 

2024年、気持ちも新たに迎えたいけれど、簡単には終わりそうにないですね。