いつも、公演や生徒さんなどの様々な情報を流してくれるタカラヅカ・スカイ・ステージのニュースですが、今、宝塚は、全公演中止、生徒さんは自宅待機、「ニュース」がない状態ですから、過去の人気コーナーの再放送を流しています。
各組のプリンス@プリプリティータイム
今回のプリプリティータイム、見逃していた月組のゆりちゃん(紫門ゆりや)や、宙組のあっきー(澄輝さやと)のもの再放送してくれたので5組確認できました♪
月組 紫門ゆりや 91期
宙組 澄輝さやと 91期
雪組 専科・凪七瑠海 89期
星組 礼真琴 95期
花組 柚香光 95期
ざっと見て…この5人の顔ぶれで 星組と花組は、次期トップスターということで合わせてきた感がありますね。
専科のかちゃは、雪組の壬生義士伝に特出していたとは言え、なぜ専科なのに雪組のプリンス?という疑問が残ります。 92期の彩凪翔は?って思いましたけど。
かちゃの話している内容が的確で、いいアドバイスをしてて、今まで 全くフォーカスしてなかったかちゃが、素敵なプリンス感を出しておりました。
95期では若すぎた
劇団は、いつも、ことちゃん(礼真琴)とれいちゃん(柚香光)を同じタイミングで使ってきますね。
バウ初主演は2014年に、かもめ(礼)とノクターン(柚香)
東上公演は2017年に、阿弖流為(礼)とはいからさんが通る(柚香)
今回も2人 同じタイミングでトップに就任するのが決まっていてのこのコーナーへの出演でしたけど ふたりともプリンス感が薄かったです。
憧れの…と プリンセスたちが見上げるような学年ではなかったですね。
プリンセスとの学年差があまりなくて プリンスというより 目線同じかちょっと上の先輩って感じ。
礼真琴はショースター♪
前任トップコンビが、ショースターではなかったため、私のような柚希礼音様が星組トップだった頃を知っているファンは、何か物足りず、ずっとずっと あの頃のような パワーあふれるショーを!と切望しておりました。
だから、歌って踊れる礼真琴と 新しく花組から迎えた踊れる舞空瞳ちゃんのコンビは、今後の星組公演に期待をもたせてくれます♪
お顔に似合わず低音のパンチのあることちゃんの歌声は、雪組の歌上手トップ、望海風斗様とはまた違う魅力で ロックやポップに合う声ですね。
そして切れのあるダンスは定評があり、歌って踊れる数少ないショースタートップさんです^^
キュートな笑顔が男役道の邪魔をする
ことちゃんの笑顔は地球を救う、と言いたいくらい、笑顔が「キュート」^^ それも魅力の1つですね~
「よく女役を演らされ…演らせていただいて」とカフェブレイクでご本人も言ってましたが、紅ゆずる様主演で回った全国ツアー「風と共に去りぬ」でスカーレット役に抜擢。
男役トップスターの経歴の中に、バウ初主演や東上公演初主演に並んで「全国ツアー初ヒロイン」があるのはことちゃんぐらいでは?? ^^; ← 香寿たつきさんも、だそうです、コメントで教えていただきました m(_ _)m
みっちゃん(北翔海莉)トップお披露目公演の「ガイズアンドドールズ」では、ネイサン(紅ゆずる)の恋人・アデレイド役でした。可愛かったな~!!
可愛くて小柄だから、劇団が女役に抜擢するのもわかります^^
でも!! ことちゃんは、根っからの熱い男役魂を持つ男役さんです!
それでも、プリプリティータイムを見てたら、あと4年経ってあっきーやゆりちゃんの学年になった時に、あと6年経ってかちゃの学年になった時に、プリンス感が出るのだろうか、と考えてしまいました。
星組のプリプリティータイムは、キュンと来なかったわ~ orz
男役に求められるもの
まず、男役魂、男役としての誇り。
酷ですけど、体格もね、どちらかと言うと 小柄より大柄で相手役との身長差がある方がキュンキュンしますね。
守られてる感じ、包まれてる感じを演出できますし、女性が男性役を演じるのですから お役上の性差をはっきりさせるためには身長がある方が有利な気がします。「男役らしさ」につながる感じ。
ことちゃんは全体にキュートなお顔なので 男役特有の「気障り」が決まりにくい気がしてます。
男役としてのセクシーさや グイッと掴みに来る流し目などをもうちょっと研究すること、それがことちゃんの唯一の課題かな、と思っています。
礼真琴の宝塚人生は、長いのか短いのか?
宝塚には、子供の頃からバレエを習ってた方が大勢いらっしゃいます。
バレエを演ってて、背が伸びすぎたので宝塚の男役を目指した、という方も大勢。
そのせいか、踊れる生徒さんは多くても、歌える生徒さんが少ない気がします。
上述の通り、下級生の頃から 約束されたトップ街道を歩んできたことちゃんは、貴重な歌上手でもあります!
歌上手トップの望海風斗様が卒業されるので、今後はことちゃんが担う役割が大きくなりそうですね。
星組トップお披露目公演の幕が上がったばかりですが…ことちゃんの任期は、劇団愛ゆえに長いのでしょうか? それとも 早めに退団してしまうのでしょうか?
節目の年、といえば 110周年ですが、後4年、頑張ってくれるかな?
100周年の宝塚の顔となるべく、柚希礼音様は、6年もの任期を務められました。
110周年の宝塚の顔は、柚希礼音様を尊敬し、お慕いしていることちゃんなのでしょうか?
それとも短期で、宝塚を卒業して、持てる才能を外部で思う存分発揮するのでしょうか?
男役・礼真琴を愛しておられる方は、一日でも長く、ことちゃんの男役を観ていたいでしょうから 宝塚を退団してほしくないでしょう。
舞台人・礼真琴を愛しているワタクシは、無理に宝塚に留まらずともいい、と思ってます。
礼真琴のスキルを最大限に生かす舞台があれば、どこでもいい。宝塚にこだわりません。
宝塚男役に求められる物など取っ払っても 一舞台人として輝ける「歌とダンス」という武器があるから強いです。
むしろ、外部で柚希礼音様と礼真琴の 師弟?共演を夢見ているほどです。^^
それでもまだ 新生星組は船出したばかり。
宝塚男役として、たくさんの夢を見せていただきたいと思っています。
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