3月26日付け 月刊タカラヅカ 4題
- トップ・柚香光 前のめりの心意気
- 恋させられる男役に
- 106期生、文化祭で成果を披露
- すみれForever 春野寿美礼
トップお披露目公演を来週に控えている柚香光くんのインタビューは、あちらこちらのメディアで取材され紹介されているので、ここでは割愛して、と。
私がとても楽しみにしている「壮麗帝」の主演を務める ずんちゃん(桜木みなと)のインタビューについて書き留めて置きます。
95期としての焦りも吹っ切れて。
まずは…ずんちゃん、東上公演初主演 おめでとうございます!
やはり、神セブンの95期のひとりずんちゃんですが、焦りがあったんですね。
2014年にバウホール初主演を果たした 花組・柚香光、星組・礼真琴。
そして 2015年には、月組・朝美絢、宙組・桜木みなと、雪組・月城かなと、と各組の95期がバウホール公演で初主演を果たしましたからそんなに遅れを取っているわけではないと思うのですが、
「追いつかなきゃ」と焦ってたんですって?
それが 「オーシャンズ11」の敵役・テリー・ベネディクトで吹っ切れたそうです。
そうそう、ベネディクトを演じた 初演の星組の紅ゆずる様も 雪組の望海風斗様も演じてきたお役。
ある意味、「エリザベート」のルキーニのようにトップスターへの鍵となるお役かもしれませんね。
「しごいていただいて、メンタルが強くなりました。注目度もぐんとあがった」
朝日新聞 月刊タカラヅカより
ずんちゃんも、小池先生にしごかれたのですね?
元星組トップスターの柚希礼音様も 二番手時代「スカーレット・ピンパーネル」で小池先生にしごかれて、ショーブランの役作りのために、他の人と口をきいちゃだめ、とまで言われて苦しかったようですが、あのお役で大ブレークして人気を集めました。
ずんちゃんも、いつもの爽やか青年風のお役から、一気に黒くドロドロしたものを内蔵する男・テリーを好演してました。
注目度があがるのもさもありなん、です。
が!! オーシャンズ11のポスター入したのも注目度UPに繋がったと思ってます。
振り幅の大きいお役をもらうと 演じるのも楽しいでしょうし 観る方も、新鮮で楽しめました^^
舞台人として、スターとしての自覚
「お客様に喜んでもらう」ことも意識するようになった。ときめいてもらうのが私たちの仕事。恋させられる男役にならねば」と語る。
朝日新聞 月刊タカラヅカより
そうなの!!
お客様に喜んでもらうことが エンターテイメントの真髄ですので!!
下級生の頃は、自分がいいパフォーマンスをすることで精一杯だと思いますが、自分が舞台で満足のいくパフォーマンスができることはもちろん大切ですが、お客様に喜んでもらうのが仕事ですから。
お客様ありき、のお仕事ですよね。
お客様が入って、初めて完成する、とよく耳にします、
それに気がついてくれて、とても嬉しいです!!
目が合っただけでドキドキ 笑顔を観るだけで こちらも笑顔。
はぁ~~~と、ため息が出るほど 夢を見せてくれるのが宝塚ですから、より一層 男役芸に磨きがかかりそうですね!!
「舞台に出るだけでどれだけ空気を変えられるか、大きな役をすることの責任を感じましたし、舞台上で〝自分に負けない〟って思うようになった」と成長を実感している。
スポニチ サタデー宝塚より
こうやって、大きなお役をもらうことが、自信に繋がっていくのですね。
そう言えば…ロシアの名門バレエ学校・ワガノワ・バレエ・アカデミーのリュドミラ・コワリョーワさんがおっしゃってました、
大切なのは稽古場で毎日10時間踊ることではなく 1回の舞台に出ること、そこで学ぶのです。と。
大きな役をもらい、注目を浴び、自信を得たずんちゃんの今後がますます楽しみです!
「宝塚の男役さんと女役さんが愛を語ったり、通じ合ったりする場面がすごく好き。舞台ってつくりものですけど、そういう世界があるかもしれないという錯覚、魔法がかかったときに、演じていても鳥肌が立ちます」
朝日新聞 月刊タカラヅカより
魔法がかかった時!! 演じてても鳥肌が立つのですね~ ( iдi )
客席も 魔法にかけられて、一時、夢の世界でともに生きていますよ♪
宙組の一員として、盛り上げていきたい、と力強く決意を語ったずんちゃん。
私見ですけど、今の宙組、とても充実しているように見受けられます。
トップ、2番手、3番手…とはっきりしていてとても気持ちがいいです!
宙組、いつの間にか いい組になりましたね~♪
「壮麗帝」稽古場映像も観て ほぉ~と楽しみにしています。
初日の幕が開くのか 本当に心配な今日このごろですが 無事に初日が迎えられますように!!