宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

【月刊タカラヅカ】今年最後の…4題

毎月第4木曜日に朝日新聞夕刊に掲載される「月刊タカラヅカ」。

 

今年最後の話題を書き留めておきます。

トップの話題は、

1️⃣ マスカレード・ホテル 演出:谷正純

「花のアニキは背中で語る」の見出し

主演を務める われらがアニキ、渋いおじ様も似合うあきらこと瀬戸かずや。

個性の強い男役が多い花組でどうあるべきか迷った時期もあったそうですが…

 自分の思い描く男役像とは「背中で語れる男役」だそう。

で、今回も背中で見せる場面から始まるらしいです。

 木村拓哉主演の映画も参考にして、自分なりにアレンジすれば タカラヅカらしい「マスカレード・ホテル」、期待できそうです!!

 

トップスター明日海りお様退団され、組長・高翔みず希さんのすぐ下が、あきらと冴月瑠那副組長の90期。

中堅と思ってた方たちがもうベテランになっていて…花の命は短くて。

 

新体制になってまず、先輩として後輩たちに言ったことは「スーツをきれいに格好良く着てほしい」。

宝塚の男役だからこそ、と。

「様々な責任を大変だというのではなく、前にすすめる原動力にして、新生花組を盛り上げていければ」

 朝日新聞 夕刊タカラヅカより引用

 さすが~ アニキ!! かっこいい~!!

 

2️⃣ 新トップ誕生 進む世代交代

宝塚の紙面担当のお二人の記者の対談形式の「回顧2019 宝塚」のコーナー。

ひときわ印象に残ったトップスター二人の退団、若手演出家の鮮烈な舞台…2019年を振り返っておられます。

以前にも、この紙面で紹介されていた ベニ(紅ゆずる)のサヨナラショー。

今回も、

ファンにおなじみのキャラクター「紅子」のトークは絶好調だし、最後は代表作の一つ「アナザー・ワールド」の「ありがたや、なんまいだ」で大団円。綺咲愛里とのコンビ愛も見ていて温かい気持ちになった。

  朝日新聞 夕刊タカラヅカより引用

 花組は「明日海にしかできなかっただろう名作でつづられたサヨナラショー」トップ5年半の重みを感じた、とも。

 奇しくも 95期でずっと同じような時期に同じような抜擢を受けてきた 柚香光と礼真琴 2人の新トップ誕生。5組中、2組が代わったので新しい風が一気に吹き込んだ感じがしますね♪

宙組

オーシャンズ11」で真風涼帆と芹香斗亜の名コンビがいきた。と。そうなの、阿吽の呼吸なの!!

互いに信頼し合ってるのが出てて、会話のキャッチボールも、眼差しを交わすのも見ていて楽しいです!!

雪組

壬生義士伝」下級武士の生き様死に様を描ききった。あれがハマるのは望海風斗だけ。ですって!流石!!

「20世紀号に乗って」素晴らしかった。あんな難曲を歌いこなせるのはトップコンビ2人の実力あってこそ。中略 笑いすぎてお腹が痛くなった。

 朝日新聞 夕刊タカラヅカより引用

 東京でしか公演がなく、しかも、版権上の制約で、映像化、円盤化もなし。あの公演を見て置かなかったことをすごく後悔するアテクシ。

あのときはね~ 花組のCASANOVAに注力してましたし、月組夢現無双やら 柚希礼音様の風の又三郎やらでお江戸に行く余裕なかったんです。

雪担なら絶対行ったでしょうけど。残念!!

月組

I AM FROM AUSTRIA 多彩なキャラクターと楽曲がよかった、と。そりゃ~ ウィーン劇場協会が国交150周年で売り込んできた大ヒットミュージカルですものね。性的マイノリティーの描き方も好印象だったようです。

ただ… セットや映像がさらに洗練されれば、と注文がつきました。再演するんでしょうね、オーストリアの圧。

若手演出家

指田珠子(さしだ しゅこ)の星組「龍の宮物語」は役者の好演はもちろん、セットや衣装まで完成された世界観が素晴らしかった。

 朝日新聞 夕刊タカラヅカより引用

あれは、酔いましたね。独特の美しい世界に、本当にこんなところがあるかも知れない、行ってみたいと思わせるほどでした。心わしづかみにしてくる切なさは 「春の雪」(生田大和)に通じるものがありました。

 

雪組「PR✕Prince」は、町田菜花(まちだ なのか)のデビュー作。3王子のキャラクターなど少女漫画のような持ち味で、素直に楽しめた。

  朝日新聞 夕刊タカラヅカより引用

 生観劇してないので なんとも言えないのですが、すごく期待してたのにチケット取れずで残念に思っていました。いざ、スカステで放送があったので見てみると…ちょっと期待はずれ? ドタバタ?って思って割と最初の方で観るのをやめちゃったのです。まだ消してないから また暇なときに録画を見てみます。

 

結びのことばは、

大劇場は、すでに発表されている6公演のうちはいからさんが通る」以外は初演。中略 新たな名作と出会えることを期待したい。

 朝日新聞 夕刊タカラヅカより引用

 今年、宝塚大劇場公演で再演されたのは 「霧深きエルベのほとり」「オーシャンズ11」の2作(東京はファントムも再演ですね)。外箱公演は再演が多いですが大劇場公演は、私も新しい作品を観たいと思ってます。

新作を作るのはお金がかかるから 再演と新作をほどよく混ぜて上演してるようなことを本で読みました。これだけ新作を繰り出しているのは ありがたいことだけど…どこかからの寄付も多いんでしょうね。

3️⃣ 幻想の世界 いざなう歌声 瀬央ゆりあ主演「龍の宮物語」

主演の瀬央は、持ち前の目力を封印し、憂いを帯びた節目で舞台に登場。有沙は、異界の存在を気高く演じきった。2人の伸びやかな歌声が幻想の世界へと観客を引き込んだ

  朝日新聞 夕刊タカラヅカより引用

雪組の「20世紀号に乗って」は、観れず、残念なことをしましたが、コレは本当に、観る!と決断してよかったです。

星組の新トップコンビがプレお披露目「ロックオペラモーツァルト」で話題をさらう中、その裏の30名で演じるこの作品、しかも指田先生のデビュー作とな。大丈夫かしら、とちょっぴり心配してたのですが、嬉しい方に予想を裏切ってくれて この作品と出会えて良かった、と思いましたよ。

しかも 指田先生、デビュー作にしてこの完成度、って素晴らしすぎます♪

 そして 有沙瞳ちゃんの歌唱が素晴らしいのは、雪組時代からで折り紙付きですが 今回95期のせおっちが素晴らしく歌唱力UPしていて存在感もましてました。

星組の30名の満足そうな笑顔が忘れられません。トップコンビもせおっちと有沙瞳ちゃんもどちらも素晴らしい作品にしてくれて 星組ブラボー!! 順風満帆の新生星組、これからに期待大ですっ!!

 4️⃣ すみれForever

陽月華 

ちょこっと長くなったので割愛します。

86期 元宙組トップ娘役。しなやかなダンサーで 元星組

星組時代から、同じくダンサーで鳴らしていた柚希礼音さまと陽月華さまが組んで踊るところをみたいファン多し。

宙組に行く、とわかったときに、思わず泣いてしまったちえちゃん(柚希礼音)でした…

 

新聞の情報って遅いですけど、月刊タカラヅカは、記者さんの意見が興味深く、毎回楽しみに拝読しております。