ボディガード 3月26日 13:30公演を観てきました
コロナウイルス感染拡大で公演が次々とキャンセルになる中、梅田芸術劇場メインホールのボディガードは、公演を一部中止したものの、今週ようやく幕が上がりました。
昨日、オールキャスト 初日を迎えられたようです、おめでとうございます!
梅田芸術劇場メインホールでは、建物に入るところで 2列に並んで サーモグラフィーカメラで体温測定し、OKが出たら 進んで両手のひらに、除菌スプレーを掛けていただきました。
客席は、ポツポツ空席がありました。私の横の3席も空いたままでしたし 下手の2列20席ぐらいが丸々空いてたり…これは 観劇ツアーか、何かの団体客の席だったのでしょう。1階の後方 20列より後ろは特に空席が目立っていました。
それでも、劇場に足を運んだ私達は こんな大変な中頑張っているキャストの皆さんに 惜しみない拍手を送ってまいりました!
そして ラスト スタンディングオベーション~
柚希礼音様の喉の調子が悪いとTwitterで知って…
心配していましたが、オープニングのド派手なコンサートシーンは、高音が出て、声量も申し分なく 大丈夫だね、って ホッと胸をなでおろしました。
が!! 途中でピアノを弾き語りするシーン。
声が出てない!! ちえちゃん(柚希礼音)の普段の声のキーが掠れたり、声が出しにくそうで音程が不安定でした。
むしろ、高音で裏声になっていた方がしっかり出てました。
今回、役替りのお相手が、カラオケバトル女王の新妻聖子ちゃんですから、歌唱に定評のある聖子ちゃんを意識して、お歌のお稽古頑張りすぎた??
なにせ、公演中止が伸びて、お稽古期間 たっぷりありましたものね。
今日、劇場でお会いした、柚希礼音ファンのお友達とも、初日明けてまだ間もないのに、ちえちゃんがこんなことになるなんて、珍しいね、と話していました。
でも 初日明けて間もないからこそ、千秋楽までこの声で乗り切れるのか、途中で治るのか、無理をして声が出なくなりませんように…と祈るような気持ちでドキドキしながら観てました。
持ち味が違う二人のヒロイン
ダンサーの柚希礼音、歌唱力の新妻聖子。
まったく違う魅力を持つお二人の役替りでの公演ですから どちらも観たい!!と思い、新妻聖子ちゃんでも観る予定でしたが、コロナウイルス感染防止対策で 3月20日の観劇が公演中止で観れず 新妻聖子ちゃんの回が観れませんでした、残念!
今回のボディガード、「エンダー」って合言葉になってましたが。
ラストで、ちえちゃんレイチェルが歌う エンダァァァァァ~~~ィア~ィア~~が、声量あまりなくて…ここ、最大の見せ場なのに…と少し残念… だいぶ残念。
何よりもちえちゃん自身が悔しかったのではないかと思いました。
いきなり度肝を抜かれた オープニングのダンスシーン!
予定の1時半になっても始まらず、何かあったの??とドキドキしてたんですが…
いきなり眩しいライトが客席に!! 奥から金髪ロン毛の超ミニ衣装で現れたちえちゃん(柚希礼音)。
大音量で演奏する生バンドは、客席から見えませんが奥に控えておられます。
キラッキラのライトを浴びて アンサンブルのダンサーさんと踊るちえちゃんは、生き生きとして水を得た魚のようにピチピチ!
本当に 明るい笑顔と眩しいライトが似合うお方…
このシーンでの歌唱は 高音がしっかりと出て危なげなく歌えてたので 大丈夫!と思ったんですが…
途中で、マイアミのシーンかな? 青いスパンコールのキラキラ衣装でまたしても歌い踊る!
もう 大好き! ずっと観ていたい!
そして…ラストでご挨拶が終わってから 更に 全員が少しずつ見せ場をもらってダンス♪
この趣向、いいですね!!
みなさんの顔がよく見えて、キャストも客席も嬉しいシーンでした!
ここでもちえちゃんが真っ赤なキラキラ超ミニドレスでダンス、ダンス、ダンス!
楽しすぎました!
これよ!! こういうのを待ってた!! 本当にちえちゃんを堪能しました!!
実はね、読売演劇大賞 大賞・最優秀作品賞を受賞した「ファクトリーガールズ」。
感動された方も多いと思いますが 私 ちえちゃんが生き生きと踊る姿を観たいので消化不良でした。
ファクトリーガールズ、ダンスシーンも 最初の工場のところぐらいで…
主演・柚希礼音の魅力を最大限に引き出せていなかった、と思います。
女性運動家の話なら 他の方でも良かったかも、とさえ思ったアテクシですw
アフタートークショー
司会:レイチェルの広報担当 サイ役 水田航生くん
レイチェルの姉 ニッキー役 Akane livさん
レイチェルのマネージャー ビル役 内場勝則さん
レイチェルの旧来のボディガード トニー 大山真志さん
Akane livさん
元宝塚歌劇団 雪組男役神月茜さん。主演の柚希礼音様と 同期だったけど 音楽学校の組も違うし 入団後の組もちがって、一緒の舞台に立ったことがなかったので今回ご一緒できて嬉しい!とおっしゃってました。
特にAkane livさんが演じる姉ニッキ-が ストーカーに刺されて亡くなるところは、ちえの腕の中で亡くなるので、一緒に泣いてしまったり、昔のことを思い出したりするそうです。
宝塚のOGが 今 ともにご活躍されるところを観る事ができて嬉しいです。
Akane livさんは、退団後、イギリスに留学され、
2004年にクラシックの若きソリストが集うBeckenham FestivalにてSinger of The Yearを受賞。(Wikipediaより引用)
お歌が上手なはずです!! しかも小顔で長身、モデルのような美しいお顔…これからもたくさんご活躍されますように…
内場勝則さん
言わずと知れた 吉本新喜劇で座長も務められたうっちー。
時々、「まるで吉本新喜劇やな~」という台詞や、独特の「えぇ?」って言う声で笑わせたりしているうっちーですが、最後の全員が少しずつキャスト紹介も兼ねて踊るところは なかなか切れのあるダンスを披露されています。
大山真志さんに、振り付けしてもらったら、すぐに覚えて踊ってた、と褒められていました^^
大山真志さん
初めてお名前伺いました。なかなかボリューミーな体つきなのですが 軽々と身を翻して踊ってらっしゃっていろんな意味でポテンシャルのある方だと思いました。
最後のご挨拶も素晴らしく…名前覚えておこう!
裏方覚書
今回の舞台、レイチェル(柚希礼音)の自宅が白と黒でとてもおしゃれでした。
観葉植物なども配されて 私もあの家に住みた~~い!
全体にセンスが良くて好きでした!
広い舞台の奥に 縦に二本、白い帯状のライトが天井から床まで伸びていて スッキリとして 舞台の空間の大きさを感じさせてうまいな~と思いましたし、
フランク(大谷亮平)のふるさとの家の内と外、セットの表裏を使って 素敵なおうちでした。
レイチェルがアカデミー賞の授賞式で歌うところは ライティング(照明)も素敵で 舞台に立体感が出てました。
そうそう、オープニングのダンスシーンのライティングもすごくかっこよかった!
演出・振付 : ジョシュア・ベルガッセ
美術 : 二村周作
照明 : 勝柴次朗
衣裳 : 十川ヒロコ
十川ヒロコさんは、この前の「ファクトリーガールズ」のお衣装も担当してらしたんですね~^^
ボディガード、とてもいい作品なので みなさまお元気で 東京公演の千秋楽を迎えられますように!
ちえちゃんの声が早くよくなりますように!!
【2020.3.27 追記】
なんと!! 大阪府による週末の外出自粛要請を受けて、28、29日の公演中止ですって!
突然来たよ! もう遠征してこられてる方もいらっしゃるかも?
なんか心が折れますね。
予定してたこと、楽しみにしていたことが いきなりもぎ取られて 心が出血してる。
4月10日までに 払い戻しに行けるかなぁ…
昨日 ブロとも様が 東京公演観れるか心配されてました。
東京も 週末の外出規制がかかってますし 感染者が増えているのでロックダウンの可能性もなきにしもあらず。
渋谷では このご時世に馬鹿騒ぎをしている若者の映像がニュースで流れていました。っったく!!