宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

【月組】礼華はるの面差は和モノに合うという発見|『月の燈影』先行画像

4月10日、月組 バウホール公演『月の燈影(つきのほかげ)』先行画像が公開されました。

 

すごくいいっ!!

好みっ!

 

 

 

礼華はるの和モノがもっと観たくなる、という収穫

ぱる(礼華はる)は長身なので、公演中の『カジノ・ロワイヤル』で真風(真風涼帆)が演じるジェームズ・ボンドのようなお役が似合うのかな〜?というぼんやりとしたイメージを持っていました。

 

がっ!

 

ぱるは、和モノが似合うわ〜

 

お顔立ちが和モノ向き。

 

奥二重の切れ長のスッキリした目元が和モノの化粧に合います。

 

『桜嵐記』の新人公演で演じた楠木正行も素敵でした。

楠木三兄弟の長男・正行のお役だったので、長身もプラスに働いて頼もしい兄者感。

 

今回も、次郎吉(彩海せら)が兄と慕う幸蔵役なので、いいものを見せてくれそう。

 

滑舌改善おねがい。

画像の中にドラマがあるのがいい!

一枚の画像の中のディテールから想像をふくらませて、頭の中でストーリーが動き出すような画像・ポスターが好きです。

 

この 『月の燈影』先行画像では、

 

  • 礼華はるのキリリと結んだ唇
  • 礼華はるのこちらを睨み据える切れ長の目
  • 懐手にした左手が短刀の濃い口を切っている
  • 歪んだ丁髷
  • 紫色の番傘が差し掛けられている

ここら辺りがワクワク&萌ポイントです。

 

懐手にした左手が短刀の鯉口を切っている

川向うで博徒をしている、という幸蔵を如実に表すアイテム、懐に忍ばせた短刀。

その鯉口を切っているというのは、今にも何かしら物騒なことが始まりそうな不穏な感じを醸し出しています。

 

懐手って、ちょっと粋でこなれた感じがしますね。

懐手は、袴姿より、着流しが似合う!

『風の次郎吉』ポスターのあきら(瀬戸かずや)とかね^^

轟悠さんも似合いますね♪

歪んだ丁髷

丁髷をわざと歪めたのは、カタギの人間ではない、というのを暗示しているのでしょうか…?

フカヨミ…いえ、想像。

紫色の番傘が差し掛けられている

紫色は、女性ものの傘のイメージ。

誰か親しい女性がいる、というのを匂わせている気がします。

傘で画面の3分の1を隠しているのも、デザイン的に好みです。

 

ただ、ぱるが一人で立っているよりも、ずっと語りかけてくるものがありますね。

 

一枚の画像から、あれこれ想像する時間が楽しいです!

 

大野拓史先生の傑作

大野先生は和モノ演出家、のイメージです。

 

記憶に新しい、雪組新トップコンビお披露目公演『BONNIE & CLYDE』も大野先生の演出でした。

 

あれも、面白かった、うまくまとまっていて心に残りました。

 

が、

 

特にワタクシのお気に入りは、

2014年 雪組 壮一帆 退団公演 『一夢庵風流記 前田慶次

2017年 星組 礼真琴 東上初主演『阿弖流為 -ATERUI-』

なのです。

 

20余年ぶりに再演される『月の燈影』(2002年)も静かに心を打つ名作のようですので楽しみにしています!

ポスター、その他配役、とこれから続々発表になるので要チェックですね。

ワクワク!!