2024年も残すところ後1日。
昨日は作品を振り返りましたが、
今日は宝塚歌劇の1年の中でも特に印象的だった出来事を振り返ります。
目次:
1️⃣ 宝塚歌劇団、亡くなられた宙組生ご遺族と合意文書締結
2023年9月の悲しい事件。
劇団が会見を開くたびに、もやもやさせられました。
生徒さんが亡くなられて半年経過した今年3月末、
ようやく合意文書締結の運びとなりました。
当事者でもないのに、しんどかった…
話し合いが長引けば長引くほど、週刊誌は書きたて、世間の耳目を集めました。
博多座と梅芸公演の『Xcalibur エクスカリバー』と風色日向バウ初主演の『MY BLUE HEAVEN』が中止になり、
「宝塚歌劇110周年記念式典」「タカラヅカスペシャル2024」も中止。
3月6日、『FINAL FANTASY XVI』も中止で別公演に変更する、と発表されて、
失ったものがあまりにも大きかった。
でも、一番大きかったのは、宝塚歌劇団の信用とイメージ失墜でしょうか。
2️⃣ 宙組公演再開
「宝塚宙組」という名前に泥がついたので、どうなるかと心配していましたが、宙組公演再開の知らせに、安堵。
宝塚大劇場公演は、そろり、と踏み出す感じで 6月20日 ~6月30日の10日間の慣らし運転。
東京宝塚公演は、7月20日 ~8月25日、ガッツリ1ヶ月。
もう大丈夫、な宙組。
東京公演観劇では、昨年10月から今年の3月までの諸々が脳裏をよぎり、しんどくなりました…
大丈夫じゃなくなったワタクシ。
3️⃣ 花組、月組、雪組 トップスターが相次いで退団
花組 柚香光
月組 月城かなと
雪組 彩風咲奈
長らく観てきた生徒さんを見送るのはとても寂しいです。
それが、出番の多いトップさん、となればなおさらです。
トップを務められる生徒さんは、下級生時代から出番が多いので、ずっと意識して観てきました。
退団後の心の穴の大きさに気付かされる日々です。
宝塚のトップ5人中3人が4月26日から10月13日の半年間に退団され、来年、2人が退団されますから、今年と来年で総入れ替わり。
宝塚歌劇の雰囲気も変わっていくでしょうね。
4️⃣ 2025年度から「宝塚歌劇カスタマープログラム」
「宝塚友の会」でチケットを購入しています。
その宝塚友の会のシステムが新年度から変わるそうですね。
宝塚歌劇以外の団体に手数料を払ってリセールしなければならない問題がなくなりますが、
友の会の会費 1500円(Web会員)が3300円と2倍に。
一番悩ましいのは、カスタマープログラム導入で、4段階のステージによって申込みの機会が違うこと。
ゴールドは3回、シルバーは2回に対して、ホワイトやブロンズだと第3抽選、1回しかエントリーできないの。
⚠️ただし、初日、新公、千秋楽、サヨナラショー実施公演はステージに関係なく会員なら誰でも申し込めるそうです。
ステージUPのために、キャトルレーヴでの購買促進目的でしょうか?
新チケット販売方法でのエントリーは、
宝塚劇場公演 花組 悪魔城ドラキュラ(6月7日〜7月20日)
東京宝塚劇場 星組 阿修羅城の瞳(6月28日〜8月10日)
から。
先着順がなくなって、朝からずっとログイン待ちの無駄な時間がなくなるのは嬉しいですけど…
どうなっていくのでしょうね?
5️⃣ 8人が異動、5人が宙組へ…大型組替え発表
記憶に新しい大型組替え。
ワタクシ的には、宙組テコ入れ策だと感じました。
95期2人と97期、上級生3人が入れば空気がガラリと変わりそうです。
もともと、上級生が少なく、人数も少ない宙組ですから、ここで新しい風を入れて宙組改革してもらいたいです。
103期と104期の娘役さんが行かれることで、下級生にも新たな化学変化がおきるかも?
宙組103期には、亜音有星くんしかいませんから、8人揃っている花組からの異動はありですね。
それぞれが新天地で、「異動は吉」と出るように祈っています。
来年は組替え効果がどう作用するか
先日の異動発表で3番手2人が動くことがわかりました。
組のセンター付近が変わるということが、集客にどのように作用するのか、
劇団の采配の成否が明らかになるのは、1年後かな。
適材適所の配役で、心に残る作品をたくさん見せていただけるのを楽しみにしています。