週刊新潮4月18日号に、4月1日に行われた宙組・内部説明会の様子が載っていました。
7人の生徒さんの発言が取り上げられています。
目次:
3月28日合意書締結も、世間との乖離にまた炎上
年度末の3月28日に、宝塚歌劇団とご遺族の間に合意書が締結されて、一応の幕引きとなりました…
パワハラについて「確認できなかった」と主張していた劇団が、年度末が迫る中、合意に動き出して、ギリギリで合意に持ち込みました。
あまりの掌返しに、「年度またぎをしたくないから、合意した」感が強く、
ご遺族への謝罪は「体裁を整えただけ」に見えます。
なぜ、半年間も謝罪できなかったのか、
誠意があるならば、昨年、事件直後にできたはずです。
「劇団の都合」で謝罪し、当該生徒・スタッフにも謝罪はさせたものの、誰一人責任をとらず「現行のままで行く」というアンビリーバボーな決定に失望しました。
世間の常識では考えられない采配に、新聞各紙が社説で批判しています。
宝塚歌劇団の上層部は、この事態をどのように考えているのでしょうか?
今度こそ、今度こそ、と劇団の変化を期待しては裏切られ続けています。
本当に、口先だけでなく、体質改善を見せていただきたいわ。
2023年下期の損失31億円!?(President onlineより)
初動ミスや、頑なに「現行」を死守したがために6ヶ月の間公演中止。
110周年の目玉公演の『FF16』も株式会社スクエア・エニックスからの条件の「2月中のご遺族との合意」できず上演見直し。
早い話が、スクエニに切られた、ということでしょうか?
『パガド』3公演のみ上演で後はすべて公演中止、
『エクスカリバー』博多座、バウホール公演『MY BLUE HEAVEN』も中止。
31億円の損失は、全て、ご遺族の気持ちを煽るような会見を開き、ファンや世間の感情を逆なでするような失言、舵切りの数々が招いたこと。
宝塚歌劇団の体質は以前から疑問視していましたが、今回の件で改めて浮き彫りになりました。
高い授業料になってしまいましたが、劇団には今度こそ本気で体質を見直していただきたいです。
私見ですが、公演できる気がしない
『宝塚110年の恋のうた』『FINAL FANTASY XVI(ファイナルファンタジー16)』が公演見合わせになった今、
それに変わる作品を検討しておられるのでしょう。
が、仮に演目が決まったところで、みんなが舞台に立てるのでしょうか?
宙組の生徒さんは劇団レッスンに通っていらっしゃるようで、公演再開、舞台に立てる日を心待ちにされていると思いますが、
誰も処分しないままの宙組に批判が殺到しそうです。
また、公演の初日にご挨拶される組長、トップスターの言葉に注目が集まるでしょう。
事件に触れないわけにはいかないと思うのですが、どのような発言が飛び出すのか、下手をすれば公演中止に追い込まれかねない危険を孕んでいる気がします。
そして、一番の懸念が、組子のモチベーションの問題。
宝塚の番手ピラミッドは、一人のトップスターを多くの下級生の「支え」で成り立っていますが、
今、トップより下の生徒さんは、支える気を失くしている人が結構いらっしゃるのではないか、と記事を読んで感じました。
公演は、組子一丸となって作り上げていくものなのに、求心力もないまま、ばらばらに佇んでいる感じがします。
通常の宙組大劇場公演期間は、時間切れでもう無理ですので、
先日記事に階たように、別箱で慣らし運転してから、通常運転にはいるのかな、と。
別箱公演は、月組のトッププレお披露目の全国ツアー公演の次が宙組のターン。
そのころには、忌が明けて、区切りもついています。
【宙組】次回公演の予定発表は5月上旬??早く知りたい! - 宝塚ブログ 心は青空♪
宙ぶらりんの生徒さんたちが気の毒すぎます
舞台人は舞台に立つのがお仕事なのに、宙組の組子は、もう半年、舞台に立てていません。
このままだと、1年舞台に立てないことになります。
レッスンには通っていたとしても、このまま再開の目処が立たないのなら、違う道に進みたい生徒さんもいらっしゃるのかなぁ、と。
一度に大勢が辞めることは劇団が許さないでしょうから、1公演、最大でも1公演7名ぐらい?
舞台にも立てず、かといって辞めることも許されないのだとしたらあまりにも気の毒です。
他組の生徒さんと大きな差がついてしまっても、宙組配属が運の尽き、と不運を嘆くしかないの?
今年入団の110期生は組まわりだけれど…
110期生も、いずれ組配属の日が訪れます。
その時、宙組は機能しているのでしょうか?
もし、5組に分けて配属されたら、宙組の110期は不安に駆られるのでは…?
組長が組長の職責を全うしていないように感じています。
なんのための「長」なのか??
新公の「長」に責任を押し付けながら
なぜ組の「長」の責任を問わないのか?? 不思議でなりません。