昨日は、終演後にブロともさんとごはんを食べて帰ったのでゆっくり書けそうにないので、
今日はゆっくりショーの内容について語りたいと思います。
目次:
いつもは昭和のかほりがぷんぷん、とか言ってごめんなさい、岡田敬二先生。
今回、お芝居の音楽は、個人的には好みではなかったので、ショー『GRAND MIRAGE!』救われた思い。
やはり、宝塚は、ショーよ!レビューよ!!
ワクワクするのよ!!
何事も感じ方は十人十色ですので、その点ご理解いただける方、ネタバレOKな方のみどうぞ♪
プロローグ
スカイステージのスカイレポートで詩希すみれちゃんが話してた「幕開きの娘役6人コーラス」、メンバーは…
101期 咲乃深音
103期 詩希すみれ
104期 愛蘭みこ
106期 湖春ひめ花
107期 七彩はづき
108期 花海凛
でした。
おぉ〜〜、一気に下級生にシフトしましたね!!
歌上手の愛蘭みこちゃん使ってもらえて嬉しいです。
6人が捌けると、淡い紫陽花カラーの衣装の組子が紫陽花のセットの下、華やかに歌い踊り…
公演は7月に始まり…10月まで続きますが、夢のような「ロマンチックレビュー」なのでこれもあり♪
トップスター・柚香光ちゃんの衣装、襟元や袖にも紫陽花の花が付いていてきれいです。(衣装担当:加藤真美)
れいちゃんとまどかちゃん(星風まどか)の衣装は白。
白い紫陽花もありますね^^
そうそう、ロマンチックレビューって、大きなつばの内側にお花がついた帽子、というのはお約束?
「シトラスの風」のプロローグの帽子と同じ系統でした^^
遥かなるMIRAGE、ストーリーのある場面
れいちゃんは、中央アジア探検隊スウェン・ヘディンの本隊からはぐれたアンリ・フィリップ中尉役。
砂漠をさすらっているところは みょんちゃん(咲乃深音)のカゲソロが美しい〜
砂漠の精=黒っぽいターバンとマントの男役13人に絡まれたフィリップに…
女神のようなミラージュの乙女が現れて…バックはタージ・マハルみたい。
砂漠の精がかっこいいのだけれどひとりひとりの識別不可能でした…
マントが邪魔^^
カンツォーネはひとこちゃん
ひとこちゃんの甘い声がよく伸びて心地いい場面。
真っ赤な衣装も華やかでよく似合っていました。
シボネー・コンチェルト
1994年の『ラ・カンタータ』のいち場面、ということで、全く知らなかったので、ニコ動で予習してました。
30年ほど前の作品なんですね…
だから、幕が開いて、白とブルーの衣装の生徒さんが舞台の端から端まで一列に並んでいるのを観た瞬間、
これだ〜〜っ!ってちょっと興奮しました^^
岡田先生が入団25年目、脂ののったバリバリの頃の作品ですね。
ワタクシの大好きな『ル・ポワゾン』は1990年、『ナルシス・ノワール』は1991年の作品です。
男役が一列に並んで4列縦隊で上手、下手に捌けていく演出は、既視感ありましたが、
2階から観ていたので、とても美しく、かっこいいフォーメーションでした。
ラテンの歌手はダブルトリオで、
男役は、和海しょう、峰果とわ、龍季澪
娘役は、美風舞良、糸月雪羽、詩希すみれ
ダブルトリオの男役さん、泉まいらくんが今回宝塚大劇場公演全日程休演なので、代りに101期の龍季節くんが入っています。
101期男役は歌上手の愛乃一真くんがいますが、『CASANOVA』あたりから、たつきくんも歌上手ぶりを発揮し始め、最近では歌上手枠に入ったりしていますね。
今回の抜擢、歌える生徒さんはきちんと使う、というのが見えて私も嬉しかったです。
She
『Amour…それは』から。
ほのか(聖乃あすか)が、いろんな彼女に囲まれて歌う場面。
もう、3番手、気がつけば、頼もしく成長しているわ…
夜の街の幻影
この場面は…もうずっと観ていたいかっこいい場面です!!
先日、海叶あさひくんが、11人の男役が夜の街で愛を求める女性と踊る、と言っていた
「かっこいい場面」。
11人の男とは??
柚香光
永久輝せあ
綺城ひか理
帆純まひろ
一之瀬航季
愛乃一真
侑輝大弥
太凰旬
涼葉まれ
海叶あさひ
天城れいん
振り付けがかっこいい 振り付け担当:謝珠栄先生
音楽がかっこいい 作曲:玉麻尚一先生
男役がかっこいい 11人全員
大好きな場面。
雪組の『海の見える街』と並ぶ大好きな場面です。
まぁ他にも各組、すてきな場面はありますが、たまたまパッと出てきた海の見える街。
この場面の、最初と最後に登場する娘役さんがお二人。
凛乃しづかちゃんと朝葉ことのちゃん。
お二人共ダンサーなので、男役に混じってもかっこよいです♪
ボレロ・ルージュ
これだ、これだ、羽山先生、最後の振り付け。
単調なリズムを刻みつつも、キビキビした動きが心地良い。
情熱的な真っ赤な衣装で、ひとこ(永久輝せあ)とほのか(聖乃あすか)登場で、ここで高らかに新体制を発表、と言う感じ。
3組のデュエットダンスも、新しい1-2-3のお披露目ですね。
男役は 柚香光、永久輝せあ、聖乃あすか
娘役は 星風まどか、美羽愛、星空美咲
…で安定。
今後…どうなっていくのでしょうね。
エトワールは朝葉ことのちゃん!!
初日のお楽しみのひとつにエトワールを誰かを知る楽しみ^^
なんと!朝葉ことのちゃん。
最近のショーでのポジションアップや、バウWSでのヒロイン、『二人だけの戦場』での役付、ポジション
目を見張るものがあります。
歌上手で芝居もダンスも折り紙付きの音くり寿ちゃんが退団されました。
末永くいて、花組を支えて欲しかったのだけれど…
おとくりちゃん退団で開いた穴を埋めるのに、ことのちゃんで行く!と決めたようですね。
ことのちゃんもマルチに活躍できる生徒さんなので頼もしい、とは言え、エトワールとはすごい!
これも、花組アピールの一貫でしょうか。
あ。歌上手の94期、和海しょうくんがこの公演で退団されますが…後継はどなた?
花組も新陳代謝がすすんで、徐々に変化していくのを見守っている感じ。
男役の群舞を観たかった
ショーは
プロローグがあって、中詰、そして大階段を使った男役の群舞、娘役の群舞、
そののちのデュエットダンスでパレード、という流れと認識しております。
今回、男役の群舞が無かったのは…羽山紀代美先生が振り付けされる予定だったのが、ご逝去に伴いなくなった、ということでしょうか? 深読み。
本当だったら、大階段で黒燕尾の群舞があったかもしれない??
娘役のうっとりするような、ドレスの裾を翻して踊るのも観たかった。
中詰は、おそろいの衣装で、ほとんどの組子が登場して 舞台の端から端に広がって華やかに歌い踊るワクワクの場面。
岡田敬二先生の作品というのは銀橋歌い継ぎもないのがデフォルトなので、これが「ロマンチックレビューだ!」ということ?
ワクワク不足でした。
新体制を感じる諸々
いよいよひとこちゃんが2番手羽根を背負いました、おめでとうございます!
マイティ(水美舞斗)が専科に異動したのでくりあがったほのかちゃん(聖乃あすか)。
星組から戻ってきたあかさん(綺城ひか理)にも見せ場がありました、これはすごい配慮。
若手の歌上手さんも使われて、今後の花組を観るのが楽しみです!
今回路線の103期・希波らいとくんがお休みされてますが、4番手までのキラキラカルテットが揃ったら、
おぉ、らいとくんもキラキラカルテット入り、おめでとう!をできたのに、残念!
復帰お待ちしてます!
95期、97期、100期の並びは安定します
95期の人気伯仲のお二人が同期として同じ組に配属されてもったいなかったな、ともいます。
マイティが抜けて、番手ピラミッドが安定した気がします。
マイティは踊れる生徒さんだったので、れいちゃんとのダブル使いもあって組を大いに盛り上げてくれたと思っています。
同期でのトップ引き継ぎはない、と言われているだけに95期のめぐり合わせはお気の毒でした。
これからは、それぞれが輝く時ですね。
れいちゃんの退団時期はわかりませんが、もう少しひとこちゃんに2番手を経験させて上げたいとも思っています。
初日のラストもスタンディングオベーションで称えました。