星組全国ツアー組の皆様!
今日、千秋楽の幕を下ろすことができてよかったです!
組の重要ポジションの上級生を含む7人が休演された中での公演、そろってゴールできなかったことに、トップのこっちゃん(礼真琴)も残念そうでしたが、
おめでとうございます!
全国ツアー公演は、9月1日の初日を観劇して以来です。
今回は、オリジナル・キャストと違う、代役での公演、どんな風になっているのか、とその変化も楽しみにしていました。
無事 配信も出来て、全国の皆に観ていただけてよかったし、私ももう一度観ることができてよかったです。
『モンテ・クリスト伯』の代役キャスト
1️⃣ 大輝 真琴(91期)ノワルティエ →遥斗 勇帆(99期)
知ってたのよ、はるとくんがノワルティエだ、って。
分かってみてたのに、観て誰???ってなるぐらいメイクが変わってて!
ヴィルフォールの父親だから、かなりのおじいちゃんなんですが、体格のいいはるとくんだから、ちょっと違和感ありました~^^;
長身(175センチ)で、押出もあるはるとくんが演じるにはハードル高いですよね…
2️⃣ 綺城 ひか理(97期)ヴィルフォール →夕陽 真輝(101期)
ダンテスがノワルティエ宛の手紙をヴィルフォールに渡してしまったばっかりに…
まっきー(夕陽 真輝)、滑舌良くて、芝居もお上手。
『めぐり会いは再び』では、モブでしたが、『柳生忍法帖』の新公は沢庵和尚役でしたね。
星組は、もっとできる若手にもどんどんお役を回せばいいのに、と思っているので、今回、まっきーにチャンスが回ってきて良かったです!
3️⃣ 天華 えま(98期) ルイジ・ヴァンパ →蒼舞 咲歩(99期)
一番気になっていたお役です。
ストーリーテラーで目立つし、衣装などのビジュアルもキャッチーで美味しいお役。
しかも、トップ候補として、月組から組替えしてきたありちゃん(暁千星)とガッツリ組んでバディ感もあるので臆せず出来るかどうか…
結果、セリフ回しもうまいし、何より短期間だったけどアンダースタディとしてしっかりセリフ入っていて、安心して観てられました。
2013年の宙組版では、かいちゃん(七海ひろき)が演っていたお役です。
今回、ぴーすけ(天華えま)が同期のありちゃんといいコンビ感で演っていましたが、1期下のさきっぽも遜色なし。
隻眼ですが、眼帯のない左目が涼しい眼差し、密輸船のボスという暑苦しい出で立ちとのギャップ萌え^^
一つだけ気になること。
ところどころ声が通らないからか? 声が小さい?と思う箇所がありました。
発声がしっかりすると、芝居が際立って見えるのでヴォイトレプリーズ!
有沙瞳復帰!エロイーズがパワフルに!
ヴィルフォールの後妻エロイーズ役を有沙瞳ちゃんが休演中は、都優奈ちゃん(102期)が代役を務められました。
大人っぽい雰囲気のゆうなちゃんですから、違和感なかったですけど、夫の飲むワインに毒を仕込むなど、怖いことする悪女役は、やはりくらっち(有沙瞳)を置いて他にいないでしょう^^
くらっちは娘役2番手ですから、貫禄も場馴れも十分、いきいき演じてますから、くらっちの芝居、もっと観ていたい…と思うぐらい観てて心地いい♪
役者は声、といいますが、声がいい、滑舌がいい、だから芝居の輪郭がくっきりするんですね~ やっぱりお上手でした!
『Gran Cantante!!』最高!!
星組でよく藤井大介先生のショーが当たってました。
『Étoile de TAKARAZUKA』『Santé!!』『アクアヴィーテ!!』が特に好きですが、
この度、宙組で上演中の公演『Capricciosa!!』とともに『Gran Cantante!!』も好きなショートップ5入しました^^
休演者の代わりを務めて、7人の休演を感じさせず
今回、35人のところを28人で2割減のメンバーで演るのは、フォーメーションやポジション、中には振り付けも1から覚える生徒さんも居たのでは、と思います。
短期間によく仕上げてこられたな、と。
言われなかったら、少ない人数で上演しているとは気が付かないと思います。
オープニング、3人で登場する太鼓祭りの場面、3人中2人が休演で、みきちぐ(美稀千種)さんお一人で登場^^;
ブリヤー フロレー!と呼んでらっしゃいました。
みきちぐさん、愛嬌があって可愛い組長さん、大好きです^^
幕開きから、あかぴー(綺城ひか理&天華えま)の場面も、遥斗勇帆と蒼舞咲歩ペアで『Gran Cantante!!』の世界へいざなってくれました。
鳳真斗愛くんもお歌の場面もらってたし^^
ポジションUPした若手なども張り切ってる感じ!
そだそだ、パティオ祭りに紘希柚葉復帰して、サパテアートが4人に復活して、よりにぎやかな掛け声に^^
くらっちの出番だったディーバ役を紫りらちゃんが務めてたり、NINJIN娘のセンターを綾音美蘭ちゃんが務めてたりしたけれど、くらっち復帰で戻りました。
くらっちは、出てくるだけで貫禄勝ちみたいな大御所感があって、実力でも申し分ないので、層が厚くなった気がします。
ほんとに、居てくれてありがとう、なんですが、学年あがってきたから、集合日が怖いよ…
歌っても踊っても最高!の礼真琴率いる星組に暁千星参入!
ありちゃん、来てくれてありがとう!
激しく踊れるトップコンビとありちゃんで、素敵な場面ができそうな予感&期待。
すでに違和感なく星組に溶け込んでるのが頼もしいです。
柚希礼音→礼真琴のDNAをありちゃんも継いでいくんですね。
ありちゃんがちえちゃん(柚希礼音)を尊敬していて、そのちえちゃんの薫陶を受けて育ってきたこっちゃんがトップで…と思うだけで胸熱。
今日も、フラメンコ衣装でこっちゃんとガッツリ踊るありちゃんを観て、こんな日が来るとは…と嬉しかったです。
今回、お芝居では、ありちゃんは、ストーリーテラーメインでガッツリ組んで熱い芝居をすることはなかったけれど、今後、「星組の暁千星」として、星組子としっとりと心を交わすような芝居が観たいです。
礼真琴の歌唱ですべてが完結する!
こっちゃんて…演目に恵まれてないような気がしてますし、衣装にも恵まれてないのね。
それでも、ショーがあれば、はぁ~、良かった…と大満足の記憶のみ持って帰れるのがすごくいい!!
駄作を当てられたとしても、こっちゃんの歌唱で良いもん観た~と満足して帰れるし、
もしも、腹立たしいほど嫌な芝居があったとしても、二幕がショーなら、ニコニコして帰れそうな気がします。
張りがあって、よく伸びる安定感のある声、最高です!
今のところ、こっちゃんがトップになってからの一本物は
大劇場公演『ロミオとジュリエット』
御園座公演『王家に捧ぐ歌』
10作中3作が一本物
『VERDAD!!』がありましたが、これはコンサートなのでOK。
こっちゃんはグッズも出たし、2024年の宝塚歌劇110周年のトップオブトップになるでしょうから、『ディミトリ』入れてあと4、5作は見せてもらえそう。
そのうちまた一本物が回ってくることあるのかしら?
あのしびれる歌声とキレッキレのダンスを観たいので、芝居とショーの二本立てでお願いします。
一本物のノルマとかあるのかしら?
ご当地生徒さん紹介
ご当地出身者を紹介するのを忘れかけて
「あ・・・違うわ」とひとりごちてからの ご紹介^^
神奈川県横浜市出身、御剣海!
…と紹介されて出てきた海くん。
「私の言ってた学校はここからすぐ近くで歩いて1分(Google Mapでは7分)なんです」
神奈川県立相模原中等教育学校出身だそうです(宝塚歌劇団 104期生 Wikipediaより)
あら? しゃべるんだ…ってちょいびっくり。
普通はその場でポーズしたり 奥の方にいたら、前に出てきて一礼するぐらいなので、星組は、ひとことメッセージありか…と思ってたら…
神奈川県藤沢市出身、音咲いつき!
はい!と言って、何故か舞台上を移動して、トップスターの横に??
え?しかも会話してる??
なんか違和感!
ここはお返事して、地元アピールするだけでよいのでは?
千秋楽の星組パッションも定着して…
客席スタンディングオベーション♪
いい公演だった~、これでこそ星組。
一時期3年弱ほど、ショーがスカスカの見ごたえのない時期がありましたけど、やっと、歌って踊ってキラキラして、見ごたえのある星組が戻ってきました。
星組が新しい時代に入った気がします。
これからがますます楽しみだけど、チケット難になりそうで怖い。
柚希礼音トップ時代の活気のある星組が戻ってきたような…
こっちゃんは舞台袖から、よっこらしょ、と大羽根背負って出てきてくれて、こんなコロナ下で、公演を続けられたことに感謝の気持ちを述べてくれてました。
これ、れいこちゃん(月組トップ 月城かなと)もれいちゃん(花組トップ 柚香光)もしてたので、公演中止期間があると、スペシャルご挨拶があるのかしら?とおもって観てました。
今は、いつ公演が止まってもおかしくない状態です。
全国ツアーも一部中止になってしまいましたが、無事に終えられて本当に良かった。
また、次の大劇場公演『ディミトリ』の集合日がすぐにやってきそうですが、ゆっくりと休んでいただきたいです。
本当に、星組も最高~!