宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

ビリー・エリオット 観てきました♪

BILLY ELLIOT 大阪公演 観てきました。

 

     billy.jpg

 

 

今日は水曜日 宝塚大劇場お休みで

公演中の星組のメンバーがに会えるかしら??と思ってたら…

 

化粧室を出てふと前を見たら かいちゃんが座席表で席番を確認中♪

かいちゃんと一緒に(後ろについて) 客席に^^

その後も続々と星組生がっ!!

 

かいちゃん まいける ぽこちゃん レイラくん 礼真琴ちゃん 紫りらちゃん

ひろ香祐くん 夢妃杏瑠ちゃん 綺咲愛里ちゃん 音咲いつきちゃん 他にもいたけど

ちょっと思いついた方のみ列挙

すんごい目の保養でした ワクワク♪

 

さて~ 今日は 最前列センター

 

迫力満点!!

 

ちょっと見上げる感じになるので もう少し後ろのほうが見やすいと思うけど

迫力とアイコンタクトで 最前列はやっぱり特別感が有りますね!

 

ネタバレありますのでご注意ください。

 

 

 

 

にしても この作品に出演した、という

ちえちゃん(柚希礼音)と アミューズの英断にまず拍手を送りたい。

 

主役は子役で ちえちゃんは脇役の一人ではあるけれど

ちえちゃんに合った 演じ甲斐のあるお役。

 

「適材適所」こそ 役者の能力 魅力を最大限に引き出す、と思っているので

ウィルキンソン先生役は 退団後の柚希礼音が歩む

ステップの一つとして 必要なお役立ったのでは、と思っています。

 

ビリーの才能を見出し、 ビリーの父親と対峙するも

結局は理解を得ることはできなかった…

 

オーディション合格の知らせを持って 

ウィルキンソン先生の元を訪れたビリーに

意外にも先生は冷たかった…喜んでもらえると思ったビリーはしょんぼり

 

本当は 嬉しくて仕方ないのに、敢えて突き放す。

 

こんな小さなバレエ教室の経験で満足していてはいけない、

ここのことはみんな忘れなさい、

これから学ぶことが あなたの全て。

と諭すウィルキンソン先生。

 

もう、ここ泣けた~

 

自分の教え子が大きな世界に羽ばたくのを眩しい思いで見ると同時に

井の中の蛙にならないで、と願うビリーを思えばこその言葉でした。

 

吉田鋼太郎さんの父親は、

 

このわからずやの頑固オヤジ!!って 腹立たしいオヤジを好演^^

かなり イラッとさせられますが

 

だからこそ 後半の我が子ビリーの才能を目の当たりにして

態度を軟化させるところがグッときます♪

 

ビリーが舞台狭しと 踊り回るのを

カバンをギュッと胸の前で抱えて 驚くと同時に

我が子を畏怖の念をもって見つめる父親を演じて巧かった~

さすが 鋼太郎さん!!

 

『』内こっそり追記 ^^; 2017.10.19

 

『ビリーのお母さんは既になくなっています。

ビリーが18歳になったら開封してほしい、という

亡くなる前にお母さんがビリーに宛てて書いた手紙を大切にしていて…

 

ウィルキンソン先生から レッスン代の代わりに

あなたらしさのわかるものを持ってきて、と言われて

バッグから ひとつひとつ いろんな物を取り出し・・

最後にこの手紙が出てきます。

ウィルキンソン先生(柚希礼音)が 声に出して読んでいると

亡くなったお母さんが表れ お母さんと先生の声が重なり・・・

胸熱。

 

実はウィルキンソン先生自身、お母さんだから 

我が子を残して旅立たなければならない無念さを思って

胸の潰れる思い…ちえちゃん好演^^ 』

 

 

 

幕開きから 英国の炭鉱事情をニュース映像を使って 

説明しているので分かりやすかったです!

 

ぬっきー(大貫勇輔)はどこ?? いつ出るの??とアセアセ。

最初は警官役だったりバイトですが

オールダービリーとして ビリーと一緒に白鳥の湖を踊るところは圧巻ですね!!

 

もうここ、ずっと観ていたい感じ。

同じ振りで踊る二人がため息モノ。

息をするのも忘れて見入ってしまいました。

 

かなりアクロバティックな振りもあり

ビリーのオーディション合格者は ダンスやタップの他に

クロバットのレッスンもある、と募集要項にあったので

かなりの特訓を積まれたのだと思います、

ぬっきーと息もピッタリで 観ているだけで涙があふれてきました。

 

なんとワイヤーアクションもあるのですね~

知らなかった!

 

今日のビリーは山城力くん。

歌も バレエも タップもお芝居も!! 

なんでもできちゃうスーパーボーイ。

 

こんなすごい少年が5人もいるなんて!

 

小学生にして 客席から万雷の拍手をもらう彼らに・・

どんな未来が待っているんだろう。

これからも注目、ですね!!

 

観てこられた方の感想を読んでいると

吉田鋼太郎さんと柚希礼音さんは 怖い系 厳しい系

益岡徹さんと島田歌穂さんは 優しい系

 

違うタイプのキャストで観るのも面白いよねっ!

て思うのだけれど

全然時間がな~~~~い!涙

 

あ~~ぁ。

 

炭鉱夫の皆さん。でっかい人(横幅も)が多いのに

皆さん軽々と踊られてて すごいな、って久しぶりに

宝塚以外の舞台を観ると リアル男性のスキルの高さにオドロキます^^

 

炭鉱の人たちの中の確執や苦悩や 

サッチャー首相の炭鉱閉鎖に反対するストライキの話など

わかりやすく描かれていて

そんな日常から旅立とうとするビリーへの羨望が

やがて 応援に変わるところも感動的でした!

 

 

ラスト、いよいよビリーは ひとり ロンドンに旅立つというシーンがまた泣けた。

 

スモークがゆらめく中 炭鉱夫の皆さんのシルエット。

それぞれのヘルメットのライトが並んでいます。

トランクを持ったビリーも舞台中央で

後ろ姿が逆光でシルエットになっていて とても美しい図でした。

 

もう一人の子役 マイケルが見送る中、ビリーは客席へと旅立っていきます。

(下手通路)

 

がんばれ!!って ビリーの将来もビリーを演じた力くんの将来も

応援したくなるラストでした。

 

カテコの後に 噂のチュチュ祭り。

 

下手袖に 真っ白のチュチュにティアラのちえちゃん。

かわいい~^^

もし 宝塚に入っていなければ こんなバレリーナになってたのね♪

 

でも その後姿は…背中がたくましかった!!

 

日本初上演 BILLY ELLIOT、いつかまた観たいです!!

 

感動をありがとう!!