宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

仮面の男 東京公演 スカステで視聴。

宝塚歌劇をコンスタントに観劇するようになって10年。

 

その中でも マイワースト3の筆頭がこの

2011年 雪組公演「仮面の男宝塚大劇場公演」

 

観劇前に 同名の映画DVDをレンタルで借りて観ました。

とても感動的で この作品の舞台化に期待が膨らみました。

 

ところが!観てびっくり!!

 

一番驚いたのが 囚人を鞭打って 

囚人があげる悲鳴で歌(音楽)にするというシーン。

 

主人公や出演者が鞭打たれたり 殴られたりするシーンはよくあります。

が それを歌にする = 楽しむ(音楽ですから)という感覚が理解できません。

 

2010年宝塚音楽学校 96期生のいじめというより 万引き捏造事件も

記憶に新しいころでしたから 

宝塚には 倫理観が欠如している。

イジメ事件も こういう土壌があるから 起こるべくして起きたのだ。

と おおいに憤慨したものです。

 

演出家(児玉明子)が 勝手につくって 勝手に上演したのではなく

宝塚に企画書を見せて 大勢のスタッフを動かして 板の上に載せた、

その責任は 宝塚歌劇団にあります。

 

このシーンを観て 何も感じない宝塚歌劇団の倫理観を問いたい。

 

公演ホームページの「みどころ」に下記の一節が…

 

老若男女関係なく楽しめる、遊び心が随所に光る作品です。

                     宝塚歌劇HPより引用

 

この「仮面の男」を楽しめた人は何割ぐらいいたのか???

これは、特に、小さい子供に見せてはイケナイ。

人を痛い目にあわせて 面白がる、なんて ありえません。教育上悪い。

「影絵」をホリゾンテに映す所?? あれが子供向けのシーンなのかな?

 

問題のシーンには 

並んだ囚人たちが首吊りのロープを首にかけて歌う場面も。

どこまで悪趣味なんだろう 

 

歌劇2011年10月号 理事長の夢・万華鏡に次の一文があったそうです。

「雪組大劇場公演『仮面の男』については、多くのお客様から厳しいご意見を頂いた。

詳細については次号で述べるが、

我々としてもこれを真摯に受け止め東京公演では場面を変更するつもりである。」

 

当たり前だわ。

っていうか 舞台に載せる前に気づかないところが情けない。

人に指摘されるまで 気づかないところが 超情けない!

 

もし気づいても それを指摘できない事なかれ主義のイエスマンばっかりなのか 

反対意見を排除する劇団の体質なのか。(どこかの国の指導者みたいに?)

 

この作品を観て 評論家の薮下哲司さんが

鞭打ちのシーンについて、

「よくやった、と快哉を叫んだ」と評価されてるのを読んで 呆れ、

以後 薮下さんの劇評は読まなくなりました。

 

劇団に頼まれたのか、おべっかをつかう馴れ合いの関係で

いいように書かれたのか分かりませんが

もし 心の底から あのシーンを素晴らしい、と思ったのなら 

薮下さんの倫理観を疑います。

 

ということで 場面を変更したという東京公演の「仮面の男」を観たかった。

私が気づかないだけだったのか

スカステで放送されてるのを観たことがないので今回 ギリギリで気づいて録画しました。

(2017年10月6日放送分)

 

あの、視聴者の怒りを買うシーンがなくなって いい作品になってました!!

 

あれさえなければ! 作品がここまで酷評されることもなく

こだまっちだって 宝塚歌劇団を辞めずにいたかも知れないですね。

 

ルイ14世は 先月まで上演していた「All for One」や「太陽王」など

宝塚と縁深いフランスの作品でおなじみです。

 

この「仮面の男」にも 三銃士(未涼亜希 緒月遠麻 蓮城まこと)と

ダルタニアン(早霧せいな)が出演していて

月組のメンバーと照らし合わせたりして 興味深かったです。

ちゃんと 適材適所の配役です♪

 

早霧せいなが「ルパン三世」を演じたときの峰不二子役の

大湖せしるが ロシュフォール役でした。 まだ男役だったんですね~

懐かし~い!!

 

観劇当時、怒りのあまり 後半の記憶がぶっ飛んでました^^;

 

光と影の ルイと 双子の兄フィリップ。

その数奇な運命に うまく感情移入できて 今回は楽しめました!

 

何と言っても けいちゃん(音月桂)の歌のうまさに聴き惚れました!!

どのシーンでも うまいな~と唸りまして

思いの外早くて 唐突な退団が 今更ながら惜しまれます。

 

相手役の舞羽美海ちゃんが 可憐で 絵に描いたような相手役さんでした♪

後に トップ娘役になった 愛加あゆにも魅せられました。

 

この当時は 断然 彩凪翔がいいお役(ルイーズの兄)で

現 雪組2番手の彩風咲奈は 劇団の座長役。

 

時の流れを感じずにはいられません。

 

仮面の男 東京公演、よかったよ!