予定通り、台風21号が近畿地方直撃。
ちょーど 「ハンナのお花屋さん」が終わる時刻に風雨が強まって…
阪急 阪神 運転見合わせ~ 地下鉄・JRはセーフ
皆さん、無事帰宅されましたでしょうか?
最寄り駅から 歩き始めたら… 身に危険を感じる暴風雨!
突風で傘壊れた!!
タクシーは、しばし待っても来ないから 諦めて
歩いて帰ろ、と 骨の折れた傘をさして必死で帰宅。
疲れたわ。
トレンチコート、襟から裾までずぶ濡れで体が冷え切ったけど
「ハンナのお花屋さん」のお陰で心はほんわかで~す♪
「あんまり期待してなかったけど 思いの外良かった!」というご意見多し^^
心配してた フローリストが多国籍な件は特にスルーだったのでホッとしました。
お花屋さんのシーンが明るくて楽しくて、あるある!ていう
日常が描かれていて 小さな小道具やパーティなども
発見が多くて面白かったです!
クリス(明日海りお)の父アベル(芹香斗亜)と母ハンナ(舞空瞳)の
出会い~愛を育むシーンは 美しくてメルヘンですね。
とてもお似合いで 研2にして大抜擢もうなずける舞空瞳ちゃん。
「邪馬台国の風」新人公演でも 男勝りで活発なイサカを好演♪
芝居力、滑舌、舞台度胸、いいですね~ 今後が楽しみです!!
そして!この公演を最後に 宙組に異動になるキキちゃん(芹香斗亜)は
立ち姿が美しいだけじゃなく 包容力を感じさせるお芝居が心を鷲掴み。
花組から出て行かないで!って強く思います。
今 花組でとてもいい感じだから。いろんな事情があるのでしょうけど。
みなさんがおっしゃるように ミア(仙名彩世)の出番が少なく
無くてもお話は成立するようなお役だったのが気の毒でした。
でもゆきちゃん(仙名彩世)の歌声は素晴らしくクリアでよく伸びて
客席の隅から隅まで耳福にするのでした…
舞台美術は松井るみさん担当。
森の場面は リアリティがあって 素敵でした。
もちろん ハンナのお花屋さんも素敵♪
ディスプレイ棚が気になってガン見!
併設のカフェもいいですね!!
このお芝居、ストーリーもさることながら
出演者の個性も存分に堪能できました。
一人ひとり 輝いていて まさに「顔が見える」舞台でした。
何気ない日常を描いているだけなのに 楽しかったのは
出演者の個性のお陰ですね♪
等身大のクリスを演じたみりおちゃん(明日海りお)が
自然体で爽やかな好青年を好演。
みりおちゃんが演じたからこそ
この作品が成立したといっても過言じゃないと思ふ~。
衣装に力を借りること無く 大芝居をすることなく
それでいて 魅力的なクリスは みりおちゃんだからこそ、のお役です。
寂しい思いをした過去も 優しいハンナと過ごした日々も
今のクリスのベースになっているのだ、と感じさせられました。
クリスの叔父・高翔みず希さんが アベルの出自について
カミングアウトするところは 驚きました!!
切々と話す 高翔みず希さんも巧いな~ いい叔父さんだ。
親友のジェフ(瀬戸かずや)の堂に入ったビジネスマンが素敵♪
相変わらず頼りがいのあるアニキ風で^^
奥様のサラ役の乙羽映見ちゃんが 出番多くて美味しいお役。
長身なのでかっこいい女性、ぴったりですね。
二人の熱々ぶりも楽しかったです!
トーマス役の優波慧が セリフ多くて美味しい役どころ。
滑舌良いのでセリフ聞き取りやすいです。
アナベル(音くり寿)は バレエで挫折経験を持っていて
このまま フローリストとして働いていいのか 迷っていますが…
音くり寿ちゃんは 歌唱が素晴らしいのでそちらにばかり気を取られてたけど
バレエ的振り付けで踊るシーンもあり ダンスもお上手でした。すごい♪
自信をなくしたアナベルに「誰かに必要とされることは幸せなこと」と諭す
菜那くららちゃんが 老け役頑張ってました♪
老舗デパートの開発部長 びっく(羽立光来)が面白い!
自分の役割を心得ていて 痛快!
はいからさんに天真みちるあり、ハンナに羽立光来あり
こういう脇を固めて 味をだす役者さんがそろっている花組、素敵!
今回 「はいからさんが通る」のキャスティングが先にあったのかと
疑ってしまうほどの ハマりようでしたので
ハンナのお花屋さん大丈夫か?と思ってたけど 杞憂でした。
ハンナもそれぞれ 適材適所で輝いていて 楽しめました!
植田景子先生 グッジョブ♪
今日は ライブビューイング中継で DVD撮りでもあったようです。
ん? ちょっとセリフ噛んでたけど…ま、ご愛嬌の範囲です^^
神戸市で午後9時すぎに39.8メートルの最大瞬間風速を観測したらしいです。
台風の進路にお住まいの皆様 お気をつけて!!
いっぱい書きたいけど 今日はこの辺で…