宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

【花組】PRINCE OF ROSESは、ヒロイン不在の男役まつり?

波線上にヒロインの記載なし

昨日、花組バウホール公演「PRINCE OF ROSES」のその他の配役が出ました。

 

配役発表を待っていたファンも多かったはず。

…というのも、今後の花組トップ娘役占い的な意味合いもあるからです。

 

別箱でヒロインを演じると、その後の役付がよくなって、トップ娘役への足がかりになることが多いです。

トップになる条件と同じく、新公ヒロイン、バウヒロイン、東上ヒロイン…とお役が付いていきます。

このバウ公演でヒロインを抜擢するなら 今後を見据えて、将来娘1にしたい若手娘役を起用するはずですよね。

 

花組はトップ娘役の華優希ちゃんの退団が発表されていますから、ポスト華優希は誰なのか、予想がいろいろ出てますね^^

 

一般に「波線上」と言われるキャスト表の一番上に記載される主演コンビ。さらに主要キャストが加わることも。

2013年までの宝塚歌劇公式HPでは主要キャストとその他のキャストは*~*~*で区切られていましたから主演、主要キャストは「波線上」と言うのですよね。

 

月組の公演ラインアップで「ダル・レークの恋」が発表になった時は、主演がれいこちゃん(月城かなと)であることの発表のみ。

その後、主要キャストが発表になり、波線上に主演の月城かなと、相手役(ヒロイン)に海乃美月、更に、ペペル役 暁千星、クリスナ役 風間柚乃の計4つのキャストの名前が挙がりました。

まだその他の配役は出ておりませんが。

 

「PRINCE OF ROSES」では、その他の配役もすでに発表になっているのに波線上に記載があるのは主演の聖乃あすか、ただひとり。

 

って事は、ヒロインを置くつもりがない、ということですね?

 

そして…よく言われているように、組内に 強力な次期トップ娘役候補がいないのも一因かも…

権力争いの薔薇戦争に女性キャスト不要?

薔薇戦争

名前は美しいけれど 

ランカスター家とヨーク家の、30年に及ぶ権力闘争でもある。最終的にはランカスター家の女系の血筋を引くテューダー家のヘンリー7世が武力でヨーク家を倒し、ヨーク家のエリザベス王女と結婚してテューダー朝を開いた。

 Wikipediaより

 ランカスター家は赤バラ、ヨーク家は白バラの記章を使っていたので薔薇戦争と呼ばれています。

この戦争を終わらせたのが 聖乃あすか演じるヘンリー・テューダー(ヘンリー7世)。

ランカスター家のヘンリー・テューダー(演:聖乃あすか)は、ヨーク家のエリザベス・オブ・ヨークと政略結婚して地位を固め両家を統合、テューダー朝を創始しました。記章も赤バラと白バラを合わせたデザインにしました。

 

そこに、愛はあるのんか?

 

結果的に結婚はうまくいってたらしいけど、愛を育んでない 目的ありきの政略結婚なので、ヘンリー7世の王妃・エリザベスは、キャスト表に名前もないですね。

 

戦争のお話ですものね。

娘役キャストのメインは

👑マーガレット・オブ・アンジュー 万里柚美

薔薇戦争でランカスター派を率いて意志薄弱な夫(ヘンリー6世)と幼少の息子に代わり戦争を指揮、ヨーク朝に徹底抗戦したことで知られる。

 Wikipediaより引用

 

エリザベス・ウッドヴィル 華雅りりか

エドワード4世(演:羽立光来)の王妃 正式な結婚と認められてなかった?

 

セシリー・ネヴィル 真鳳つぐみ

イングランドエドワード4世(演:羽立光来)とリチャード3世(演:優波慧)の母

 

マーガレット・ボーフォート 春妃うらら

ヘンリー7世(演:聖乃あすか)の母

 

アン・ネヴィル 美羽愛

リチャード3世(=グロスター公 演:優波慧)の妻。29歳で死亡。

 

イザベル・ネヴィル 星空美

エドワード4世(演:羽立光来)の弟でリチャード3世(演:優波慧)の兄であるクラレンス公ジョージ(愛乃 一真)の妻。

イザベル・ネヴィルではなく、別のイザベルのようです。(2021.2.1加筆訂正)

 

以上6名のイングランド王妃さんたちと

時の精 3名、侍女、付き人、2名 計11名の娘役さん。

 

男役さんは16名振り分けられているので やっぱり男役まつりかな!

 

演出の竹田悠一郎先生が薔薇戦争をどのように描かれるかにもよりますが、やはり専科から初めて花組に特出される 元星組組長の万里柚美さんのお役が大きいように思います。

コロナで立ち消えになってしまいましたが「はいからさんが通る」で新公ヒロインを演じるはずだった美羽愛ちゃん。

今回はアン・ネヴィル役。そんなに重要なお役でもなさそうな???

今公演のお役、イングランド王○○▲世の王妃とか、母とかはあまり重みがない感じがしてます。ま、あくまでも私の印象です。

 

今回は、恋愛色は薄く、硬派な歴史もの

 なのかもね! 知らんけど。←大阪のおばちゃん風w

 

竹田悠一郎先生のデビュー作、お手並み拝見♪

 原田諒先生路線かしら? 歴史上の人物シリーズ^^

 PRINCE OF ROSES キャスト表

 以下 宝塚歌劇公式HPからの引用です。

 

ヘンリー・テューダー 聖乃 あすか
マーガレット・オブ・アンジュー 万里 柚美
ジャスパー・テューダー 高翔 みず希
ヘイスティングス 冴月 瑠那
マーガレット・オブ・アンジューの侍女 美花 梨乃
エリザベス・ウッドヴィル 華雅 りりか
エドワード4世 羽立 光来
セシリー・ネヴィル 真鳳 つぐみ
グロスター公 優波 慧
マーガレット・ボーフォート 春妃 うらら
イザベルの付き人 雛 リリカ
ケイツビー 峰果 とわ
時の精 凛乃 しづか
騎士 春矢 祐璃
トマス・スタンリー 一之瀬 航季
騎士 和 礼彩
クラレンス公 愛乃 一真
騎士 龍季 澪
ウィリアム・スタンリー 芹尚 英
リチャード・グレイ 翼 杏寿
騎士 涼香 希南
時の精 三空 凜花
騎士 南音 あきら
トマス・グレイ 海叶 あさひ
ヘンリー・スタッフォード 希波 らいと
時の精 愛蘭 みこ
アン・ネヴィル 美羽 愛
イザベル 星空 美咲

 

 男役のお役についてまた 書く機会があったらいいな~ ←無さげ?^^;