花組の別箱公演『二人だけの戦場』の発表があった3月24日から5日も経ってしまいました。
遅ればせながら、ですが自分の観劇の助けになるよう、キャストとストーリーを整理しておこうと思います。
⚠️ネタバレ嫌な方はブラウザバックお願いします。
二人だけの戦場も苦悩する柚香光を拝めます (。-人-。)
『二人だけの戦場』、初演は1994年でした。
ざっくり30年近く前のお話で、情報も少ないですね。
下記、キャスト表の赤い文字のお役が重要な働きをするお役です。
宝塚歌劇公式HP 作品紹介には、
理想に燃える青年士官が、国家と個人の狭間で苦悶する姿を、民族が異なるが故に許されない恋、そして彼を支える熱き友情
が描かれている、と。
苦悩する姿、大好き!!
先日観た『Le Rouge et le Noir ~赤と黒~』でも主人公・ジュリアン(演:礼真琴)は苦悩していましたし、
『うたかたの恋』でもれいちゃん(柚香光)演じる皇太子ルドルフは、メガトン級の悩みを抱えて苦悩しており、胸が絞られるような苦しい思いを、観ているワタクシたちも味わいました…
古今東西、障害のある愛は燃え上がります。
代表作『ロミオとジュリエット』
『二人だけの戦場』は敵対し合う立場であり、身分も違います。
主人公のティエリー・シングレアは、理想に燃え、わざわざ独立の機運高まるクロイツェル基地への赴任を「志願」。
地元民が通うカフェにも足繁く通い、民族間の隔たりを作らないリベラルな士官でした。
ティエリーとライラ(演:星風まどか)の愛は民族を超えても、周囲はそれを許さない。
そんな中で起きた悲劇。
でもラストに救いがあるようでホッ♪
キャストと役どころチェック!
・シュトロゼック 高翔みず希
州議会議長
ライラの父親でジプシーの首長的存在。
穏健派のハウザー大佐(演:凛城きら)と和議を結んでいる。
・ハウザー大佐 凛城きら
クロイツェル基地の司令官
一触即発のクロイツェル基地で暴動が起きないよう、シュトロゼックと対話を繰り返している。
お二人の専科さんの演技が楽しみです。
敵対する連邦軍の大佐と独立の機運高まるルコスタ州の州議会議長という真っ向対立する立場。
穏健派の二人が話し合うことでなんとか均衡を保っている状態。
高翔みず希さんはライラの父親でもあり、ルコスタ州をまとめていく立場でもあります。
元花組の組長さんなので、組の「お父さん」的な大きい存在は今も健在だと思います。
・クェイド少佐 航琉ひびき
穏健派のハウザー大佐に苛立ちを隠さない。
連邦軍に対する裏切り行為だ、と大佐を逮捕しようとする。
悪役というか、憎まれ役?
航琉ひびきさんにしては珍しい役どころかも? 楽しみです!
・ラシュモア軍曹 羽立光来
ジプシーの集まるカフェの女主人・エルサ(朝葉ことの)といい仲♥
クロイツェル基地の古参の兵士で、エルサとの付き合いも長そう^^;
ティエリーとライラ同様、立場の違いを越えてお付き合いしている。
歌上手同士のカップルで、デュエット場面とかあるのでしょうか?
・クリフォード・テリジェン 永久輝 せあ
ティエリーの親友
親身になって心配し、アドバイスし、苦言も呈するクリフォード。
心に寄り添うところは、泣けるでしょうね…
・ノヴァロ 綺城 ひか理
ティエリーに反抗する兵士
黒い役かな?
すごく美味しいお役のような? 楽しみにしてます!
・エルサ 朝葉 ことの
ジプシーが集まるカフェの女主人
圧巻の歌唱場面があるらしいのです。
最近ショーでも歌唱場面でピックアップされてることのちゃんのお歌、楽しみ!!
・アルヴァ 希波 らいと
ライラの兄
初演では和央ようかさんが演じておられたお役。
すごく抑えた演技でニコリともしなかったとか。
らいとくんのチャレンジ役になりそう。
新しい扉が開きそうな予感!
⚠️以上、断片的な情報をまとめてみました。
違っている部分もあるかも知れませんが、ご容赦ください。
配役表
⚠️宝塚歌劇公式HPより引用