Nifty Newsで「しらべえ」というサイトのニュースを読んで
ネットに流れてくるニュースで【東京五輪】閉会式に宝塚歌劇団のトップスターたちが出演 国や歌劇団にファンが激怒、というタイトルの記事を読みました。
非常にキャッチーなタイトルに興味をそそられて^^;
もう、オリンピック閉会したし 触れずにおきたかったけど まんまとひっかかって、この記事w
SNSでも、賛否両論ありましたが。
五輪閉会式、宝塚歌劇団の出演にファン激怒 「トップ退団公演を中止にしたくせに」
8月8日夜、東京五輪閉会式に宝塚歌劇団のトップスターたちが登場し国家を斉唱した。宝塚ファンは大喜びかと思いきや、「都合のいい時だけスターを利用する国と都が許せない」「生徒を守れない劇団がひどい」などと複雑な気持ちを持つ人もいるようだ。
■退団公演が中止に
子供のころから長く宝塚を観劇してきた女性(30代会社員)に聞くと……「コロナで国や都はさんざん『エンタメなんか不要不急』といって圧をかけてきました。それなのにまあ、ぬけぬけと閉会式にタカラジェンヌを利用するなんて腹が立ちます」トップ娘役と2番手スターの退団公演を今年のゴールデンウィークに企画していた花組。しかし急に緊急事態宣言が出てしまい、公演期間の途中から泣く泣く中止になったという。
しらべぇ 8月9日 より引用
「ぬけぬけと閉会式にタカラジェンヌを利用する」について
2019年ごろに、宝塚がオリンピックに華を添える、という書き込みを見たことがあります。
既にこの頃から、オリンピック委員会などから、なんらかの形で参加してもらえないかという打診があったのだと思います。
大正時代から文化事業の一翼を担う宝塚ですから、お声がかかってもおかしくないです。
愛宝会なる団体もあり、政財界と太いパイプを持っています。
オリンピック開催の年に、コロナパンデミックが起きるなどと誰も想像していませんでした。
宝塚歌劇団が出演するという契約が結ばれていたら、契約を履行するのは当然のことだと思います。
賛否両論あれど、オリンピック閉会式に宝塚歌劇団が出席する、一択です。
個人の思いは、人それぞれで良いと思いますけど。
開会式、閉会式には宝塚歌劇団のみならず、お笑いの方から、俳優、歌手、ダンサーまで幅広く出演されていました。
これらの人たちが、コロナ患者が増加している東京オリンピックでのパフォーマンスは辞退します、と言い出したらどうなるのでしょうか。
そうでなくても、直前まで 辞任退任が相次ぎドタバタしていたのに コロナを理由にパフォーマーまで辞退したら 開会式、閉会式自体が頓挫してしまいます。
皆さんプロですから、決まったことは、責任を持って全うするのは当然。
コロナ感染者数が増大しているから宝塚は契約不履行にします、という事の方が信用失墜になり禍根を遺すと思います。
ドタバタに拍車をかけるような真似を、我が愛する宝塚歌劇団にはしてほしくなかったから。うん。これで良いのだ。
私は、オリンピックの閉会式で、凛とした姿勢で国歌を歌ってくれて誇らしかった。
開会式より厳かな感じの君が代。
個人的には、宝塚関係なく、正統派な歌い方の閉会式の君が代が好きです!!
五輪はタカラジェンヌを利用したが 宝塚歌劇団も五輪を利用した
利用する、と言う言い方がとても感じ悪いので使いたくないのですが、本文にあるので倣います。
捉え方は人それぞれなので否定はしませんが、私は宝塚歌劇が参加できて光栄、と思っています。
あんな大舞台に立てるチャンスはなかなかないです、しかも世界中に発信されているのです。
宝塚歌劇団にしてみれば、宣伝広告費用を使うことなく、全世界に向けて宣伝できる格好の場ではないですか?
このチャンスをみすみす手放すはずがありません。
いや、契約順守優先だと思いますけど。
オリンピックと宝塚 WIN WINの関係だと思ってます。
もし、私がタカラジェンヌで、東京オリンピックに参加するかしないかは、あなたの自由、と言われたら、私は絶対参加します。
自分の人生中で、めったにないチャンス、光栄です。
100%感染するわけではないのですから、チャンスの方を取ります。
まぁ…タカラジェンヌは劇団員ですから、劇団の指示に従うしかないのですが。
Twitterで、オランダの人が、ことちゃん(礼真琴)可愛い、って言ってる、とおっしゃってるのを読みました。
こうやって、一瞬にして、ヨーロッパにも地球の裏側の人にも知ってもらえるなんて、やはり素晴らしいことだと思うhappyでした。
「トップ退団公演を中止にしたくせに」??
トップ退団公演を中止にしたから オリンピックの閉会式には参加させません、て、言ってほしかったのかしら?
すごく視野の狭い意見。
花組のトップ退団公演を観れなかった私怨??
4月25日に緊急事態宣言が出てしまったから、公演が中止になり涙を飲んだのは、宝塚だけではありません。
GWに向けて前々からお金と時間をかけて準備してきたイベントが中止になって損害が出た人も、旅行会社も飲食店も、多くの人ががっかりを味わいました。
宝塚歌劇団が狙い撃ちで「トップ退団公演を中止にした」のではなく、世の中全般が中止になったのです。
宙組の「ホテルスヴィッツラハウス」も大阪公演中止、「夢千鳥」も6公演上演しただけで中止になりました。
卒業公演は特別な公演ですから、応援しているファンにとって「中止」は残念すぎますが、宝塚歌劇団を責めるのはお門違いと思います。
マスコミ・ニュースサイトの功罪
上述のサイトに登場する30代会社員の言葉は、非常にキャッチーでした。
マスコミというのは、人の感情を煽って読んでもらうのがお仕事ですから、読んでイラッとするような書き方になっているのかもしれません。
どういう取材の仕方だったのかはわかりませんが、
「~したくせに」「まぁぬけぬけと…」と 引っかかる表現は、ライターの脚色?
宙組公演のフォレノワールの場面の、ちょっと色っぽい写真が載ったらしい
キャッチーといえば、宙組のDelicieux!!のいち場面がスポーツ紙に載ったことで 嫌悪感を抱いたファンが劇団に抗議したようで…
1 新聞社が、写真を差し替え
2 問題の場面の振付差し替え
3 ナウオンステージが別番組に差し替え
と混乱。
実際劇場で観たら大したことないのに。
今まであんなシーン、散々観てきたでしょ?って思いました。
両場面、劇場で見ましたけど 大差ないよ。
新聞社の写真は、私が観に行ったときにはもう差し替えられていて見れませんでしたけど、一瞬を切り取るスチール写真で見ると いやらしい感じに見えるショットを載せたのかしら?
そんなショットがあるとしたら、それをわざわざ使うマスコミもいやらし~ ^^;
でも、それがマスコミ。
いち早く情報を流し、詳細を教えてくれるのもマスコミ、情報に少し色を付けたり煽ったりするのもマスコミ。