宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

【宝塚OG】柚希礼音出演「氷艶」BS日テレで観ました!

ストーリーとは違うところで 泣けて泣けて…

氷艶が発表された時、忙しくて記事にしてなかったんですが あの頃 ちえちゃん(柚希礼音)は、唐版風の又三郎に出演中で、今年 芸歴20周年にあたり いつも以上にチャレンジの年だな、と思っていました。

この後 一人舞台「LEMONADE」も決まり大忙しの中 中学生時代以来 履いたことのなかったスケートシューズを履いて銀盤に立つと聞いたら ちゃんとお稽古する時間はあるのかしら、怪我をしないといいのだけれど…と心配してました。

昔 滑ったことのあるちえちゃんは 運動神経の良さも生かして すぐに慣れるとは思ったものの、共演者は 世界を舞台に戦ってきたメダリストばかり。そうそうたるメンバーです。どうなるのかしら??

そして松浦と言う役は?? といろいろと気になってました。

 

横浜アリーナに行ったけど

今年、6月25、26日 宝塚花組公演 「恋するアリーナ」を観に初めて横浜アリーナに行きました。

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「氷艶」のCMが流れていました。

「氷艶」はチケット高いし、日程短いし 止めとこ。と早い段階で諦めてたのですが、観てこられた方のTwitterでの評価がすごくよかったのと 終わってからも 氷艶ロスになる方が続出していたので ますます どんな感じだったのか、気になって仕方がなかったんです。

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日テレ様に感謝

7月26日~28日に行われたこの公演が、こんなに早くテレビで放映されるなんて!! すごく嬉しい!

観たかったのに観れなかった!という人は多かったと思うのです、それだけに 気持ちが熱いうちに放映されることで、「氷艶」が放送されて 横浜アリーナには行けなかったけど観た!という思いが胸にしかと根付くように思いました。

半年も1年も経過してからじゃ、そう言えば やってたね…と熱は冷めてると思いますので。

氷艶が熱い!

Twitterで 柚希礼音オフィシャルや柚希礼音ファンの方をフォローさせて頂いてるので、氷艶のお稽古の様子や合宿の様子、観てこられた方の感想などがTLに流れてきましたが 出演者のも 観た方のも、ツイートがどれも熱い!

そして 終わった後の氷艶ロスもすごかったのです。

終わってもまだ追い求める気持ちがある、ってどんな公演だろう、と思って 観たくてたまりませんでした。

だから こんな早い時期の放送、嬉しかったです。

雅な世界がドラマティックに展開

まさかの!平安絵巻が氷上で繰り広げられて、本当にうっとりしました。

バックのスクリーンに映し出される五重塔や邸の門、大きな月…どれも効果的でした。

スケーティングの邪魔になるのでは?とした大ぶりの衣装もさすがベテランはものともせず、むしろスピードにのったスケーティングでひらひらと翻って美しかった~!!

観るまで、よく知らなかったんですが、ちゃんと?町民や大八車なども登場するし 身分の高いお方用の豪華な牛車も登場して すごかった~!

ちえちゃん(柚希礼音)の衣装の柄は ちょっとアイヌの民族衣装に似てるな、と思いました。村上佳菜子ちゃんと一緒に黒塗りで 村上水軍なのか、村上佳菜子だけに。^^;

アーティスティックコンサルタントは VOGUE JAPAN

衣装は 堂本教子さん、そしてアーティスティックコンサルタントはVOGUE JAPANだそうです。

さすがに…十二単や当時の衣装は日本人でないと、せっかくの雅やかさが失われると思ふ~♪

多分、弘徽殿の女御役の荒川静香さん、陰陽師役の織田信成さん すごい怖いメイクでしたね。VOGUEらしいw

長道役の波岡一喜さんもなかなか。

荒川静香さんの鬘に赤い毛束が混じってて(メッシュ)独特の雰囲気でしたが VOGUEと聴けばうなづけます。

朧月夜役の鈴木明子さんは衣装の色に合わせた イエローのアイシャドウが印象的でした。

ちえちゃん(ゆずきれおん)は、第一印象はヤマンバ、昔渋谷あたりを闊歩してた、あんな感じw 髪の毛がワイルド~~!黒塗りで大きくて 存在感がすごい! 頼れる兄貴? 姉御? 

 宮本亜門さんのチャレンジに拍手

氷艶シリーズは今回が2作目ですが 前回は歌舞伎で 今回も和モノでしたね。

アリーナでの演出もアイスショーも初めての宮本亜門さんは 5月22日に前立腺がんの手術を終えたばかり。それなのに もうこの大きな舞台を演出されるとは 並大抵のバイタリティではないですね 

この作品をよくぞ手掛けてくださった、と感謝の気持ちでいっぱいです。

世界で活躍するメダリストのスケーターと歌手、舞台人をまとめて一つのステージに載せるのは大変なチャレンジだと思います。

異業種の人たちをひとつにまとめるための「合宿」も行われ 心も体も近く感じられるようになったのでは?と思います。

それが証拠に 光源氏役の高橋大輔さんは 短いもっと演っていたいとおっしゃてましたね。きっと心が一つになってこのショーを作り上げてらしたんだな、と思うと 熱いものがこみ上げてきました。

素敵な演出

・月をバックに 光源氏のワイヤーアクション

・歌を詠む時に スケーティングの軌跡に墨跡が流れる

・海の波の様子が臨場感があってすごい!

などなど

出演者のチャレンジに拍手

スケーターは、セリフや所作という壁を乗り越え、歌手や俳優は、スケーティング技術を学ぶ、という互いに大きい壁を乗り越えての舞台でしたが お見事でした。

それだけに フィナーレでは 皆がやりきった!という満足感に溢れたいい笑顔で 熱い涙をハラハラ流しているのを観て このカンパニーがいかに素晴らしかったか このアイスショーがいかに素晴らしかったかがわかりました。

会場もスタンディングオベーションで讃え会場の心が一つになっていたようです。

だからこそ TwitterのTLにいつまでもいつまでの 氷艶についての思いが流れ続けてたんだ…と納得しました。

 

観終わったあともしばらく涙が止まりませんでした。

 

こんな素晴らしい作品に携われた皆さん、感無量でしょうね。

そして 元宝塚歌劇団のちえちゃんも 参加できて本当によかった。また宝物が増えましたね!

 

芸歴20周年の今年 ちえちゃんの中に沢山の引き出しが出来て 自信につながって いろんな人につながって どんどん大きいステージへとステップアップしてますね!

 

そんなちえちゃんの姿を 退団後も追いかけることができてとても幸せです!

 

今度は ソニンちゃんや みりおん(元宙組トップ娘役 実咲凜音)と共演で 「FACTORY GIRLS」。

大阪で会えるのを楽しみにしています! 

来年は 「ボディガード」、大きなお仕事が次々に決まって行きますね、頑張ってください!

◆外部リンク

natalie.mu