2022年11月1日 『蒼穹の昴』11時公演を観てきました。
もう、幕開きから、引き込まれてます、清朝の末期、あの世界に
初見は、いろいろ頭の中が忙しすぎて、楽しさも中くらいなり…だったのですが、観劇あるあるで、観るたびにセリフがスッと入ってくるようになり、気持ちに馴染んできて、楽しさが5倍、10倍、100倍とUP♪
役者も、それぞれの芝居が深みを増したというか、お役が馴染んできて、役を生きているのがわかって、それが愛おしいです。
よく千秋楽のご挨拶で聞く、「このメンバーだからこそできた」、「一人として欠けてはできなかった」…というフレーズがものすごいリアリティで迫ってきました。
体感した!
端役なんてない!
あの世界を表現するのに、みんな重要なお役でした。
セリフ言えそうなぐらいハマったのは、『エリザベート』と『スカーレット・ピンパーネル』以来。
ほんの4回観ただけのワタシごときでこれだから、お稽古からずーーーーーっと演じてこられてる生徒さんたち、
咲ちゃんも、文秀と自分の境界があいまいになっている、となにかの記事で読みました。
そこまで入り込むからこそのリアリティですね♪
素晴らしい!
役者さんはもちろん、この脚本を書かれた原田諒先生も!
だからこそ、文化庁芸術祭賞をとってほしいです!!
もし、芸術祭賞を頂けたら…
『ピガール狂騒曲』、『柳生忍法帖』に続き『蒼穹の昴』で3年連続の快挙♪
昨年の発表は12月24日、クリスマスイブの発表でした。
今年も12月24日ならば、12月25日の千秋楽は、お祭りになりそう^^
楽しみです!
【星組】文化庁から礼真琴にクリスマスプレゼント!芸術祭賞新人賞、おめでとうございます! - 宝塚ブログ 心は青空♪ 2021.12.25
超大作一本物のフィナーレは短いけれど、大満足!
まず、下手スッポンから上がってきたそらくん(和希そら)がキラキラ♪
今公演も、そらくんの歌唱に酔わせていただきました。
劇中では、あまり感情の起伏を魅せない順桂ですが、歌唱場面でぐぐっと心を掴まれます。
フィナーレの幕開けを告げる、銀橋渡りのお歌はもちろんのこと、
下手花道から登場して、銀橋を渡って阿片窟へと向かう順桂の歌にしびれます。
いい声だわ、そらくん。
中華もののロケットの衣装ってどんなん?と思ってちょい心配してたけど、いつもどおりで、髪飾りが中華風でしたね^^
牡丹の花を3つ並べた大きな髪飾りは、頭を左右に振ると華やかな動きに見えて、可愛かったです。
そしてそして、幕が上がったらそこに大階段、
斜めに居並ぶフォーメーションがカッコいいです。(振り付け:羽山紀代美先生)
ここの衣装が透け感のあるゴールドのコートでふわ〜っと翻しながら踊るのを見るとうっとりします。
花組のショー『Fashionable Empire』でも、コートを翻して踊る振りがあって(振り付け:若央りさ先生)、素敵でしたね。
男役さんが、大きな扇子を持って踊るのも珍しいですけど、
扇子をビシっと閉じたりする振りもかっこよくて。
ホント、好きだわ〜^^
ずっと観てられる。
娘役さんの場面は、明るい曲調で可愛いですね。
途中から登場する、あーさ(朝美絢)と退団者の娘役さん3名が絡む場面があって、短いながらもフィナーレにお餞別シーンがあってよかったです♪
そしてそして、さききわ(彩風咲奈・朝月希和)のデュエットダンス、振り付け、羽山紀代美先生。
ミッドナイトブルーの衣装で流れるようなダンス。
美しいわ… ダンサーのお二人らしいしなやかさがいいですね^^
リフトは初見は普通のリフト、2回目観劇はお姫様抱っこ、3回目と4回目は…似てるような違うような…?
リフトがあればおぉ!と思うけど、一番疲れている公演の最後に無理にリフトしなくてもいい派なので、無理しないで、させないで欲しいです。
男役と言えど、女性ですしね^^
えっ?これって↑ すみれコード抵触??
宝塚大劇場の配信視聴は無理ですけど、東京宝塚劇場公演の千秋楽ライブ配信を楽しみに生きていきます。
しばらくロスになりそうな、『蒼穹の昴』ラブ♪でした^^
咲ちゃんの代表作、はまり役となって語り継がれる予感。