昨日、真風涼帆、潤花ちゃんがTwitterのトレンド入りしてましたが、「蒼穹の昴」もトレンド入りしてました。
新聞各社が取材する、宙組トップコンビの方に話題集中してましたけど。
初日の2日前にようやく出た『蒼穹の昴』人物相関図
それにしても…
『蒼穹の昴』人物相関図UP…遅っ!
早ければ1ヶ月前にUPされることもあるのに、初日の2日前にUPって遅すぎない?
『蒼穹の昴』ファンのヅカともさんは、今回の上演、とても楽しみにされてますが
一方で、『蒼穹の昴』に全く興味がないヅカともさんは、見る前から萎えてます。
この温度差。^^;
せめて、もう少し早めに人物相関図アップしてたら、興味持てたかも?
『蒼穹の昴』原作と原田諒先生の演出
以前から時々語ってますが、原作(本)があるからと言って、お役の比重が原作と同じかどうかは観てみるまでわかりません。
原田先生渾身の作にして、お金かけて、話題性抜群の『蒼穹の昴』ですがちょっと気になる点があります。
1️⃣ 主人公を梁文秀に替えた件
これは、星組の「こうもり」(2016年)と同じで、原作の良さを殺しているのではないのか、と気になります。
ヨハン・シュトラウスのオペレッタ「こうもり」はアイゼンシュタインが主役で、妻と不仲、妻は遊び人の彼氏がいる、という設定が面白いのに。
アインシュタイン役は、宝塚のトップのお役ではない、とファルケ博士を主役にしたから、原作の面白さが損なわれている、とワタクシは感じました。
『蒼穹の昴』も、トップスターの役は、貧乏育ちの宦官より、秀才の官吏のほうが似合う、という発想なのか、咲ちゃん(彩風咲奈)は梁文秀。
原作の主役、宦官になって西太后の側近にまで上り詰めた李春雲(春児)を2番手・あーさ(朝美絢)が演じます。
極貧で塗炭の苦しみを味わって生きてきた春児が、占い師・太白白の予言を信じ、ひたすらに前向きに生きていくさまがかっこよく、
苦労したからこそ、その後の成功が燦然と輝くのであって…
食べるものにも困って泥にまみれて糞拾いをしてた子が、大清国の女帝のお気に入りになる。
この落差がたまらん、です。
文秀は、秀才で科挙にも優秀な成績で受かって前途洋々。
光緒帝とともに変法で清を近代的国家へ変えようとする…ここのドラマをデフォルメするのでしょうか?
せっかくの美味しいところを逃してる気がするのですが。
2️⃣ トップ娘役のお役に萌えがない件
宝塚の作品に必ずしも恋愛は必要ないけど、ラストに、希望を感じさせるシーンや、めでたしめでたしなああ大団円があるとすっきりします。
今公演の娘役の美味しいお役の一番はミセス・チャンでしょう。
この目立つお役は、持ち味的にも、次期トップ娘役という点でも夢白あやちゃんが適任だとは思ってます。
次期トップ娘役になる、と発表済ですので、納得ですが…
退団発表済みのトップ娘役・朝月希和はちゃんのお役があまりにも…orz
原作ではあまり出番のない、且つ印象の薄い役で…そもそもメインキャストに入るようなお役ではないように思っています。
これが娘役の集大成のお役かと思うとお気の毒で…
なんだか見る気があまり湧かないです・・・
よほど、演出テコ入れして膨らませないかぎり、残念な役のような…
原作は、春児のサクセスストーリーですが、
主役が変わることでどうなるのか…原田先生の手腕に期待。
京劇シーンもあって見どころ?
西太后は、京劇のファンです。
春児は、富貴寺時代(宮廷に上る前)、元京劇の名優・黒牡丹に手ほどきを受けたと言うか、非常に厳しい稽古をつけてもらってました。
今回は黒牡丹役の眞ノ宮るいくんとあーさが京劇の稽古を一緒にしているみたいですね^^
京劇はニュースや写真でしか観たことがないので楽しみです。
公式HPのキャストボイスで、ひらめちゃん(朝月希和)が
「中国の街並みが、そして紫禁城の豪華さが、お稽古場に広がっております!」と言ってます。
宝塚舞台さんの力の入ったセット、美しいでしょうね〜♪
美しいといえば、衣装や冠、首飾りなどの豪華装飾品、宮廷の衣装、楽しみです!
チャイナドレスや官服もきらびやかな刺繍が施してあって、衣装部さんの作業がスーパーハードになっているのではないかと心配してます^^;
今回の衣装担当は、アジアものだから河底美由紀先生担当かしら?
ゴージャス担当の有村淳先生かも?
…などと語ってるうちに、めちゃくちゃ楽しみになってきました^^ 単純♪
浅田次郎先生の代表作であり、NHKドラマにもなった作品です。
注目を集めそうですね。
それだけに、原作ファンから え?主役誰??ってならないように、
スムーズに受け入れられる わかりやすい演出になっていてほしいです。
いよいよ明日、幕があがります、
10月後半まで観劇予定がないので、スカイステージニュースの初日映像楽しみにしています!
今公演は、朝月希和ちゃんはじめ、千風 カレン副組長、羽織 夕夏、花束 ゆめの退団が決まっています。
どうぞ、お体に気をつけて♪
宝塚でも、東京でも千秋楽の幕を下ろせますように!