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宝塚歌劇団、是正勧告書を受け取る|本気で向き合ってこなかった劇団の姿勢に疑問

昨年、宙組の生徒さんが急死されたことから、2023年11月22日、西宮労働基準監督署は宝塚歌劇団に立ち入り調査をしました。

 

9月5日に劇団が受け取った是正勧告書は、昨年の立ち入り調査に基づいて作成されたものなのでしょうか?

 

西宮労基署の立ち入り調査は2000年以降6回目!

宝塚歌劇団への立ち入り調査、是正勧告は昨年の11月が初めてではなく、

歌劇団によると、勧告はスタッフへの休日割増賃金の不払いが理由の21年9月に加え、00年、05年、13年の計4回行われた。長期間、不適切な労働環境で業務が繰り返されていたことになる。

 

引用元:時事ドットコムニュース「宝塚歌劇団に4回是正勧告 2000年以降―西宮労基署」2023年12月24日

2000年、2005年、2013年、2021年、2023年(2回)。

西宮労基署は女性の死亡後、歌劇団に少なくとも2回の立ち入り調査を実施し、俳優の労働環境について確認を進めていた。是正勧告は法令違反があった場合に改善を促す行政指導。繰り返し違反が見つかったり、悪質だと判断されたりすれば、書類送検されることもある。

 

引用元:神戸新聞 「宝塚歌劇団員急死問題 労基署が阪急電鉄に是正勧告 月118時間以上の時間外労働か」2024年9月6日

 

宝塚歌劇団、アブナイんじゃない?

首洗っとく?

 

阪急系列は、人使いが荒い、というイメージを持っていますが…

こんなに何度も労基が入っていたとは…驚き!

 

労基に立ち入り調査されるのも恥ずかしいのに、常習犯とは!

改善する気がない、と思われても仕方がないわ。

 

宝塚歌劇団、またか〜、と労基も呆れているんじゃないでしょうか。

 

ほんと、こんなに何度も労基が入るようでは、いつかドッカン!と大きなお目玉食らいそう。

 

阪急がいかに、本気で取り組んでこなかったかが明らかに。

 

生徒の夢を搾取する??歌劇団

幼い頃から、宝塚歌劇団に入るのが夢でした。

いつかあの舞台に立ちたい、と努力を重ねてきました。

 

よく聞く生徒さんたちの言葉。

 

バレエのレッスンなどに、膨大な時間と努力とお金をかけてようやく掴んだ夢の世界は、美しく楽しいことばかりではないのは想定内ですが、

 

劇団が生徒さんたちの「夢」や「やる気」に甘えて

「抜擢」という人参を目の前にぶら下げで走らせてるイメージ。

 

裏ではいろいろ大変なんだろうな、と。

だからこそ、応援したくなるのですが。

 

是正勧告書に何が書かれていたかは後日発表?

宝塚歌劇公式HPニュースのページの重要なお知らせ欄。

「宝塚歌劇団の改革に向けた取組の進捗状況について」という項目があります。

 

宝塚歌劇団は、いち早く、劇団員の心身の健康管理体制の強化として

カウンセリングルームを常設し、専門医への相談ルートの拡充など打ち出しました。

 

公演は、年9回を8回にし、1週間の公演数も10回から9回に減らし生徒の負担を減らしました。

 

これはフィジカル面での対応。

 

リスペクトトレーニングも行っている、と言われていましたが…

相変わらず、パワハラは続いているのでは?(個人的印象です、印象なので根拠なし)

 

公演数を減らしたところで、メンタル面でなんの変化もないなら机上の空論。

 

成果をあげているか否かを検証できるシステムもないなら、意味がないのではないでしょうか?

その点、はーい、トレーニング受けました〜、おわり。になっていないか、は気になります。

 

宝塚歌劇団は、伝統の名のもとに改革・改善に消極的なのか

伝統を重んじるあまり、悪しき伝統まで守っている感のある宝塚。

 

大正、昭和、平生、そして今は令和。

いつまでも100年、いや110年前の常識は通用しません。

 

変わらなくちゃいけないのに、頭が硬いのは誰?

 

その点で言えば、現代の感覚でものが言える下級生の意見は大事だと思います。

 

意見を言える環境、土壌を整えることも大事ですし、それを吸い上げ、反映する劇団の理解も重要。

 

「風土改革と口で言うのは簡単だが、実際は難しい。それでも下級生からもいろいろと意見が出ている。この意見が出るというのが大切」と語った。

 

引用元:デイリースポーツ「宝塚 宙組は「いまのメンバーで」 遺族側に在団生全員から謝罪の手紙 村上理事長、改革状況など明かす」2024年7月31日

 

7月30日の理事長の会見で

下級生が意見を出せるようになったことに希望を持っていらっしゃいます。

 

今までは、「我慢」が美徳のように語られていましたが、意見を出せるようになって、生徒さんたちも、呼吸しやすくなったのでは、とホッ。

 

勇気を出して意見を出したことをどう活かしていくか、劇団の本気度が問われています。

 

余談ですが…宝塚歌劇のFacebook閉鎖

宝塚歌劇のFacebookが8月29日に閉鎖されました。

 

宝塚歌劇公式HPのトップページ 一番下にある

「宝塚歌劇オフィシャルSNS・サービス」から消えました。

 

一時期、宝塚歌劇Facebookをフォローしたら宝塚友の会のステータスが上がる、とかあったような??(うろ覚え)

 

私はFacebookを使ってないので知らないけど、ちゃんと更新したり、使ってたのかな?

2012年6月14日 開設、18.9万人以上のフォロワーも付いていたのに残念ね。

 

今後はインスタへどぞ!とのことです。

 

話がそれましたが、

是正勧告を重く受け止めて、今度こそ、本気で改革していただきたいです。

 

この報道が出て、ますます宝塚歌劇団のイメージが悪くなったのでは?

上層部は、本気で憂えて、改革して欲しいです。