星組の別箱公演『にぎたつの海に月出づ』のヒロイン発表〜♪
予想通り、詩ちづるちゃんがヒロインで、次期トップ娘役の足場固めが着々と行われていますね。
詩ちづるちゃんは、2回目のバウホール公演のヒロイン
前回は、昨秋の『My Last Joke-虚構に生きる-』(作・演出 竹田悠一郎)でヒロイン、ヴァージニア・クレム役でした。
個人的感想ですが、せっかくのヒロインなのに、作品が暗くて、若くして亡くなってしまうので、もっとヒロインらしい、ガッツリ見せ場のあるお役がいいな〜と思っていました。
今回、主演は智積役の極美慎くんですが、
お話の屋台骨というか、中心は、寶の物語なので、がっつりお芝居を見せてくれそう。
2回目の波線上ヒロインで、強い♪
え〜〜チケット取れるかしら? 17公演しかないんですけどっ!!
次期トップ娘役へ盤石の備え
現トップ娘役・舞空瞳ちゃんの後任はなし、と発表され、かなりざわつきました。
スポンサー付きの娘役さんなので、上がるだろうと思っていたのでびっくりでしたが…
今公演『記憶にございません!』では、原作映画の小池栄子さんとタイプ違いでどうなるかと思いましたが、キビキビと事務秘書官を好演しています。
実際、一番出番も多く、センターで使われています。
次期トップ就任までのお預け期間があったのは気の毒ですが、『にぎたつの海に月出づ』では堂々の女帝役。
たおやかな女性のお役、うたちにぴったり!!
智積(ちしゃく) 極美 慎
寶皇女(たからのひめみこ) 詩 ちづる
引用元:宝塚歌劇公式HP
平松結有、目の付け所がすごい!
寶皇女は皇極天皇、重祚して、斉明天皇、と2回も天皇を務めたスーパーウーマン。
さらに天智天皇と大海人皇子の母、と聞いただけでもすごすぎる!
そんな寶皇女の生涯と大陸からやってきた名もなき青年・智積との恋もロマンあります!
智積への思いが、後に百済に援軍を送らせた…という歴史的な流れになるのも好みだわ。
公演解説読んて、若かりし日の恋を、智積のことを思い、熟田津で沖を見て佇んでいる詩ちづるちゃんの背中が目に浮かんだの〜。
寶皇女には、空白の10年があると言われています。
今のように、しっかりとした記録がないし、伝承の部分も多い時代ですから。
この空白の10年を平松先生が智積と寶の恋、で補われるのですね。
史実と、フィクションが混じり合って、想像力が掻き立てられるロマンあふれる作品の予感!!
期待してますっ!!
こういう、歴史もの久しぶり!!
平松結有先生、デビュー作から良作の予感!!
ポスターや配役発表も楽しみですねっ!!
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