星組のショー、楽しすぎ!!
『記憶にございません!』『Tiara Azul -Destino-』
2024年9月10日15:30公演を観てきました。
政界コメディで大爆笑した後の、ショーは星組生、新たに使われ始めた下級生も観れて目が2つじゃ足りない!!
お芝居もショーも大満足なのは、ひょっとして…
花組の『MESSIAH』『BEAUTIFUL GARDEN』(2018年)以来かも??
えっ?もう6年も経つの??
目次:
幕があがる前から、ワクワク!!
思いついたことから、順不同で書きます。
フィナーレの男役群舞が素晴らしい!
こっちゃん(礼真琴)が娘役さんたちと戯れた?後に、上着変えて、大階段の男役さんたちと踊る場面がもう!!
キレのいいダンサーが中央に集まっていてもう目が離せない!
この場面の振り付けがかっこよいのです、振り付けは平澤智先生。
ロックナンバーも素敵で、ため息もの。
こっちゃんを中心に、一糸乱れぬ群舞は、星組の男役の誇りを感じさせるわ。
一時期、星組のショーがつまらない時期があって、他組のショーを楽しんでいたけれど。
こっちゃんがトップになってから、歌もダンスも見応えのあるショーを観れるようになりました。
感謝、感謝♪
こっちゃnが捌けた後に、2番手・ありちゃん(暁千星)を中心の場面がこれまたかっこいい♪
ありちゃん、バク踊り!!
こっちゃん、次回大劇場公演で退団しそうな気配濃厚ですが、ありちゃんトップ、準備万端整ってます、頼もしい。
昨秋、博多座で『ME AND MY GIRL』で主演を務め、『1789』ではトップの代役も務めたので、自覚も経験も十分ですね。
やけ酒タンゴ、オペラ泥棒が過ぎる
振り付けは西川卓先生。
大人の色香が漂うタンゴの場面は、どのペアも素敵で、オペラで追いかけてしまいました。
娘役さんは、詩ちづるちゃんがセンター。
今回、舞空瞳ちゃん退団後、星組トップ娘役の座が空位になることがわかりました。
扱いが渋いことが諸々ありましたが、次期ありちゃんと同時就任なのでしょう。
あ、話がそれましたが、どんなショーでもタンゴ場面は見どころ。
今回も見どころですが、更に、ありちゃんがお酒を呷った後…バク踊り!
ありちゃん、カッコいい!
今公演、ありちゃんの魅力満載の場面がたくさんあり、次期体制への下準備、という印象でした。
極美慎くんにもソロのお歌のプレゼント
3番手のきわみ(極美慎)にも、ソロ歌唱の場面が増えて、こちらも次期体制への準備中。
声量はもう少し欲しいですが、以前に比べたら、ぐんと良くなっているので、まだまだ伸びしろありそうです、頑張って欲しい♪
キラキラの笑顔は間違いなく、人を笑顔にしてくれます、これ大事なこと!
実力だけではタカラジェンヌの魅力は測れない、それが宝塚ですから。
とにかく、ズコーは卒業したきわみくんの明るい未来を信じてる!
カルナバルの勢い、熱量がすごい!
熱狂のカルナバルがここに!
エイトシャルマンの男役さんたちがカルナバルの始まりを告げて…一気に華やかなステージに。
客席降りは、月組の、ずっと通路に立って歌い、定位置からファンサービス、ではなく、
カルナバルのパレードなので、歩いて通過してしまって…、
あ!あ!と確認した直後に行ってしまうのが残念。
それにしても、星組生の気合が入っているので、すごいパワーで踊っています。
アルゼンチンのグアレグアイチュの祭りの映像を観た、と稽古場レポで話していたので、本場の熱気をそのままに…いや、それ以上に伝えようと頑張ってくれてる感じ。
あんな羽根付けて、ガンガン踊るタカラジェンヌすごい!
ここも番手のみなさんと、ちゃりお(碧海さりお)がバク踊りしているのが印象的でした。
銀橋の下手の端で、めちゃくちゃ目をひく生徒さんがいると思ったら、赤チームの紫りらちゃんが、ノリノリで客席にアピールしながら踊ってて…大優勝でした。
バランスよく使われている歌上手の生徒さん
美稀千種さん、白妙なつさん
オレキザキ(輝咲玲央)、ヒーロー(ひろ香祐)、紫りらちゃんら上級生と
都優奈、鳳真斗愛、
夕陽真輝、紘希柚葉、羽玲有華、碧音斗和…
後 歌上手の小桜ほのかちゃんと詩ちづるちゃんが対で使われていて、
ストレスフリー!!
以前、星組、上級生ばかり使われて下級生が軽んじられているのでは?と感じることもありました。
伸びしろや上がり目がない生徒さんを使い続けていて蓋になっているのでは?と思ったことも。
今、幅広く抜擢して、適材適所でご活躍されているのを観て、本当に充実の星組、を感じています。
竹田悠一郎先生、ありがとうございます。
Salida del sol いつかまたの場面は組の力を感じる
黄緑色の衣装のありちゃんと、ほのかちゃんの歌唱、星組生が白い衣装で次々に登場して、組の力を感じさせる場面。
最後に、大御所(トップスター)登場で、一気に最高潮にっ!
これ、藤井大介先生や稲葉太地先生のショーでよく見かけるような手法。
組のパワーが感じられて大好きです!
舞空瞳ちゃんサヨナラ公演らしい演出が素敵
上手下手のすっぽんからせり上がってくるお二人の裸足のダンスも、ダンサーコンビならではの
飾りを削ぎ落としたシンプルな衣装でも「ダンス」で魅せることができるお二人、を堪能できる場面。
大階段では、滑るように降りてくるなこちゃん(舞空瞳)、後ろからのライトに浮かび上がるシルエットが素敵。
最後のデュエットダンスは、若央りさ先生の振り付けで宝塚らしいオーソドックスな雰囲気。
上手、下手から銀橋に出て、中央のスポットライトの中に入り込むお二人、
からの〜、プリンセスにティアラをつけてあげるプリンス、の図がクライマックス♪
竹田先生のショー、大劇場デビューと思えないヅカファンのツボを押さえたショーで大満足でした!
帰り道、「Tiara Azul」の主題曲、鼻歌が出そうなほど、ウキウキ気分で駅に向かいました。
幸せなショーだった〜♪