宙組の全国ツアー公演『大海賊』のキャストが出揃いました。
休演者も発表。
102期の夢風咲也花ちゃん。
休演理由はお怪我だそうですね、まだお稽古始まっていないのに…
怪我は方便で、他の理由があって休演なのでは?と深読みしてしまうわ、宙組だけに。
105期の愛未サラちゃんの退団発表もありましたし、組内、不穏じゃないといいのですが、ちょっぴり心配…。
友人が『大海賊』は駄作だ、というので、2015年の星組の再演は観てません。
『大海賊』はトップコンビのための作品
2001年の初演は紫吹淳さんと映美くららさんのトップコンビお披露目公演だったので、お二人の出番が多かったようですね。
キキさく(芹香斗亜・春乃さくら)コンビは、公演中止が長く、ガッツリ組んだお芝居はプレお披露目の『Excalibur』ぐらい。
(『PAGAD』はお稽古期間は通常通りでしたが、公演は3公演のみ)
トップコンビを堪能させる作品、といえば、コレ、になったのでしょうか。
2番手ずんちゃんは、海賊・キッド役で星組配役踏襲
初演ではイギリスの海賊・エドガーと、アドベンチャー号の海賊・キッドは専科のお二人が演じられて、番手ぼかしだったのかしら?
2番手は、
トップと敵対する役を演じる、ライバル役か(エドガー)
トップと仲間、親友を演じてバディ感を出すお役(キッド)です。
2015年の星組では、2番手のこっちゃん(礼真琴)がエミリオの仲間の海賊・キッドを演じました。
あれから9年、こっちゃんの同期のずんちゃん(桜木みなと)が2番手でキッドを演じます。
3番手のもえこ(瑠風輝)がエドガー、と星組の配役を踏襲。
その他の配役をみても、納得の配役です。
ラッカム船長の娘・アンがかっこいいらしい
星組の『大海賊』を観た友人が、ラッカム船長の娘のアンが、男前な女性ですごくかっこいい、とベタ褒め。
音波みのりちゃんが演じていました。
エミリオとエレーヌに対して、キッドのアンへの思いも描かれているのですね。
キッドは、ラッカム船長のアドベンチャー号の海賊だったので、アンのことを思っていたんです。
貴族のお嬢様のエレーヌとは対象的に、女海賊のアン、こちらも見どころ。
皆殺しの谷…ならぬ皆殺しの中村暁先生
最後にどんどんキャストが死んでしまう…という脚本が多い谷正純先生の異名が「皆殺しの谷」、なかなかの不穏な名前 ^^;
この『大海賊』も終盤でどんどん登場人物が死んでいくそうで…皆殺しの…中村A?
え、その人まで死んでしまう?…絶句、な後味の悪さがあるようです。
『大海賊』が駄作、と言われる要素の一つかもしれません。
全国ツアーは、各地を回る公演ですから、各地のファンを増やすのが目的だと思います…気に入ってもらえるといいのだけれど…
キャスト表
⚠️キャストは宝塚歌劇公式HPより引用しています