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【宝塚OG】七海ひろきのプロデュース力|ときめきタカラヅカSTYLE

カイちゃんの快進撃は、その才能の賜物

七海ひろきプロデュース「ときめきタカラヅカSTYLE」#9を観ました。

今回のテーマは「宝塚の原作もの作品」ということで ゲストは、ひとこちゃん(永久輝せあ)。

雪組で好評を博した 漫画原作の作品「ルパン三世」と「るろうに剣心」「幕末太陽傳」どれも原作モノ作品の新人公演で主演を演じたのが ひとこちゃんでした。

るろうに剣心の時は、ず~~とるろうに剣心のことを考えていたそうです。

 

今後宝塚で演ってほしい作品(漫画)は?の問にひとこちゃんは、「名探偵コナン」。

花組にもコナンファンが多いそうです、そして ひとこちゃんは…「怪盗キッド」を演ってみたいそうです。

 

 

コメントゲストは 花組のおふたり

花組も漫画原作が続きましたね。

はいからさんが通る、ポーの一族、花より男子、とどれも素晴らしいビジュアル再現でした。

雪組に勝るとも劣らないですね~^^

 

マイティが登場、

一番感動するのは、「ベルサイユのばら」だそう。アンドレに守られたい♪ですって。ベルばらの華やかで夢々しい世界が好き。

原作がある作品で大切にしているのは、原作ファンがいらっしゃるのでイメージを壊さないように 見た目もだし宝塚らしさもはいってくるので、どうお見せするか。

(はいからさんが通るの鬼島軍曹で)ポイントを置いたのは目。目に傷を追っているのも意味があるので。

心にも傷を負っているので 影の部分も表現出来るのでメイクも工夫した。

 

「SLAM DUNK」を舞台化して欲しい 男役がタンクトップが引っかかるのか…笑

ジャージで!とカイちゃんsaid.

カイちゃんが「はいからさんが通る」を観に行ったら 水美くんが背中で鬼島軍曹の人生を語ってた。

初舞台が宙組のAmour それは… だった95期の水美くんがいい男役になって… と感無量のご様子。

 

ほのかちゃん(聖乃あすか)も登場

原作を愛しているお客様にも楽しんでいただけるように役作りをするのが難しかったそう。

ポーの一族で明日海りお演じるエドガーが難しかった。…でしょうね、明日海りお以外の誰もあの雰囲気を出せない!と当時思っていました。

新公のエドガーもアランもメリーベルも、これじゃない感なアテクシ…

 

花より男子は資料が多いので全部観て 自分はどうやったらいいか考えたのね。

ほのかちゃんが舞台化希望作品は「キャンディ❤キャンディ」「名探偵コナン」← コナン人気!!

 

原作ファン、そのキャラクターが好きな人がいるから そこに近づけるように努力するのが大変ですね。

 

カイちゃんのすきな作品は「アシガール」なんですって。現代の少女がタイムスリップして足軽になるというお話だそうです。面白そう~!!

 

視聴者からの 舞台化希望作品は、「BASARA」「ときめきトゥナイト」。

みやちゃん(美弥るりか)のブリドリで 再現してましたね、あーさ(朝美絢)が

 

 七海ひろきが潤色すると 「泣いた赤鬼」ですら宝塚調のメロドラマに!?

小学生の頃、誰でも一度は読んだことがある?童話「泣いた赤鬼」。

友達のために自分が犠牲になる友情物語、最後はちょっと悲しい…

宝塚にアレンジにするならば、とカイちゃんが サラサラっと口にするのは…

鬼ではうまくないので ヴァンパイアでも ヴァンパイアと人間のハーフでもいい、そういう人外の人物に置き換えて、少女と恋に落ち…

2番手役は、主演の恋が成就するように 働き、最後は去っていく…(泣いた赤鬼はここで終わり)

 

で、カイちゃんは その続きに トップが2番手を追いかけていき、俺達の友情は…??みたいな展開を付け加えるのだそうです。

 

なんか 新しいドラマが 脳内再生されましたわ。

 

こういうアイデアの宝庫なんですね、カイちゃん、お仕事 順風満帆のはず!

 

ほのかちゃん(聖乃あすか)も退団後もご活躍されているので尊敬してます!と語っていました!

 

元トップスターでなくても 実力さえあれば

宝塚のトップスターともなれば 在団中は、多くのファンの心を鷲掴みにして華やかな舞台でご活躍されますが、退団直後は あまり世間一般には名前が売れてないですね。トップですら 「聞いたことがある…」ぐらいなので、2番手、3番手…となると知名度ガタ落ち。

だから 退団後のお仕事のことを考えたらトップになっておくと断然有利、というのが一般論。

ただ 事務所の力もあると思いますが すごく個人差があるのも事実。

若くして芸能界入している人達に比べたら 芸能界デビューが30代なかばか40代手前というタカラジェンヌが多いので、ヒロインが回ってくるのは実力が認められたごく一部の方だけですね。

 

そんな ミュージカルのヒロイン争奪戦をものともせずに我道を行くカイちゃんのご活躍は目を見張りますよね~♪

 

カイちゃんは、在団中に「ノブナガ・ザ・フール」(2014年)の ウエスギ・ケンシン役で声優デビューしてるんですが…あれって異例じゃないですか?

今にして思えば、あれがベースになって 退団後声優としても順調にお仕事が決まっていきましたものね。

 

以前 朝日新聞にも「愛らしい人柄で」とお褒めの言葉がありました、すごく嬉しいです!

人柄って不変のものですから。

容姿の美しさって病院で手に入るし スタイルも年齢と共に変化していきますが 人柄の良さはそう簡単には変わらないから 本当に宝物ですよね♪

カイちゃんのトーク番組観てたらわかります。

 

もちまえのアイデアと行動力と 相手を思いやる優しさが 素敵なご縁やお仕事を引き寄せているのでしょう。

 

トップスターにならなくても 一個人の実力と人柄で活躍の幅を広げた素晴らしいお手本ですね。

宝塚在団期間より退団後の人生第二幕の方がずっとずっと長いので 退団後が充実しているっていいですね!

 

 

新しい ジェンヌの生き方の一例になっている気がします。

これからもどんなチャレンジをされるのか 楽しみで仕方がないです。

ますますのご活躍、お祈りしてます!

 

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