ブログを3日もお休み😱 ごめんなさい!
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でも,自分的に「書かなきゃ」って無理しなかったので満足。
とらわれる生き方はやめよう、って決めたから。
日曜日は移動日、夜、家族と会食、
月曜日はブロ友さんとお食事、
火曜日は三菱一号館美術館とブログ用写真整理、
そして今日、『ZORRO THE MUSICAL』
目次:
2025年7月2日 15:30 VISA貸切公演を観てきました
宙組 新トップ・桜木みなと プレお披露目公演『ZORRO THE MUSICAL』を観てきました。
ずんちゃん、宙組の新トップ就任おめでとうございます!
この前も書いたけど…初の生え抜きトップずんちゃん。
「生え抜き」に意義があります。
組替えは組替えで大変だと思いますが、組替えしてこられる方は、トップを約束された方。
ずっと宙組にいて、宙組で地道に努力してきたずんちゃんがトップになれて本当によかた。
今までの宙組の歴史が謎すぎました。
前置き長〜 ^^;
いよいよ明日が千秋楽で、今日の前楽を観てきました。
すっかり出来上がって、盛り上がって、宙組子が愛しいほどに頑張っていました。
民衆(組子)のために立ち上がるヒーロー(トップスター)のお話は、今の宙組にぴったりですね!
組子みんなに見せ場があった♪
印象的だったのは、組子みんなに見せ場があった、ということ。
少しずつソロ歌唱があったり、少人数で前に出てきたり…
今まで長いお休み期間があった宙組の下級生は学びのチャンスが他の組の同期に比べ随分少なくなっていましたから、本当に良い演出だと思いました。
ずんちゃんトップをみんなで盛り上げて、エネルギーが舞台から溢れていました。
ひとりひとりの個性、お顔がよく見える公演でとても楽しかったです。
そのせいか、みんなの盛り上がりがすごい!
ジプシーのダンスがかっこいい!
街角のジプシーのダンスは、目がいくつあっても足りないし、天彩峰里ちゃんの歌唱が素晴らしかったです。
歌を操っているというか、彼女の歌にはドラマがある。
ただ、メロディや歌詞をなぞっているだけではない、魂の歌唱に打たれました。
演出のせいなのか? Wヒロインの趣でした。
強い女が似合う春乃さくら
ヒロインの春乃さくらちゃんは、強い女のお役、似合います、長身だからかな。
自身のトップ娘役プレお披露目となる『Xcalibur』がそうでした。
今回もカッコいいのですが、「強い女」感を出すためなのか、歌唱がやや荒いように感じた部分(特に1幕)が何箇所かありました。
歌唱場面の多いさくらちゃんだから、公演も千秋楽直前で喉もお疲れなのかもしれませんが。
悪役ラモン・瑠風輝がかっこよい!!
長身だし、表情とか、悪役にぴったりもえこ(瑠風輝)。
この公演の後は星組への組替えが決まっています。
宙組最後の公演でいいお役をもらいましたね。
すごく美味しいお役。
ヒーローと敵対するお役ってとても印象的ですから、もえこ自身、思い出のお役になりそう(勝手に想像〜w)。
1幕ラスト、白いブラウスにゾロに刻まれた血染めのZの文字。
ピンスポの中、ハラハラとバラの花弁が舞い落ちる演出…谷貴矢先生Good Job!!
2幕の幕開きは、ZORROのZが赤いですね^^
ガルシアのいい人感が溢れてる風色日向
ガルシア(風色日向)は、ラモンの部下ながら、ラモンの横暴に反感を抱いていて…
1幕から芝居の端々にそんな気配を感じさせていて、ラストに向かって一気に吹き出してきて…
自分の思いに素直になれ、とジプシー(天彩峰里)に背中を押されて…。
『MY BLUE HEAVEN』で主演を演じていたときから、爽やかイケメンなだと思っていたので今回のお役ぴったりです。
が、お芝居、もっと粘っこく力強く演じて欲しいと思っています。
今後のひなこちゃん(風色日向)に期待しています。
ずんちゃんの持ち味が生かされたディエゴ
子どもの頃から、兄ラモンに馬鹿にされ続けてきたディエゴ(桜木みなと)。
暴君になった兄から、相変わらず蔑まれているけれど、あえてピエロになって油断させようという場面のずんちゃんは、
いいひとで可愛くて、ずんちゃんそのものでしたね〜^^
実は正義の味方、ZORROはディエゴだった、の種明かし場面はかっこよいわ〜^^
歌唱場面も安定していて、目立つところにいるキャストの面々が歌上手って、いい作品を観た〜という気になります。
『ZORRO THE MUSICAL』…宙組の作品を観ると、また気分が悪くなるのでは?と観る前はちょっと不安だったのですが、楽しかったです1
目に止まった生徒さんたち
雪輝れんや(101期)
神父さん。セリフまわしが面白いのは、後でゾロと入れ替わるためなのですね。
大真面目に演っているのが面白いので、もえこが笑いをこらえている?と思うところもありました。
凰海 るの(102期)
『MY BLUE HEAVEN』のときから、芝居がお上手だな、と注目しています、
今回は、歌唱(カンテ)もありますし、フィナーレではバク転?
大活躍のるのくんでした。
嵐之真(104期)
歌唱場面もあるし、ジプシーということで大道芸の剣を飲む技も演ってましたね!
楓姫るる(104期)
もう、ひたすら美しい^^ オペラでジプシーちゃんたちを見てたら目に飛びこんでくる! もっとゆっくり見せて欲しい〜
美星帆那(105期)
少年ディエゴ、ずんちゃんの演じるディエゴの少年時代。
とってもかわいいちっちでした。
泉堂成(105期)
なるくんも見せ場いっぱい、真ん中付近にいましたね。
これから、宙組の路線として活躍されるのでしょう。
梨恋 あやめ(108期)
堂々と落ち着いた演技が良かったです。
入店成績5番の実力派、今後に注目。
演出いろいろ
既視感のある演出もありました。
ロープで大縄跳び、その後兵士をロープでしばる…って『スカーレット・ピンパーネル』やん…と思いながら観てました。
ラストでホッとしたところでイリス(天彩峰里)が銃弾に倒れる…ってオリジナル通りなのかもしれないけど、
『West Side Story』のラスト、マリアが亡くなる場面を思い出したわ…
正体を隠して民衆を救うヒーローって、雪組公演の『ROBIN THE HERO』と同じパターンで、しかも、ヒロインが、謎のヒーローを好きになってしまう、というのも同じ。
原作どおりなので仕方ないのですが、続きました。
今公演、ジプシーのダンス場面があり、
組子がサパテアード(足裏全体で床を強く叩く)や、パルマ(手拍子)で、フラメンコを盛り上げています。
その一体感が素晴らしく、酔いました。
で、お色気場面。
ゾロ(桜木みなと)がルイサの家に迷い込んでしまう場面。
ルイサは入浴中で、シルエットでびよ〜んとさくらちゃんの美脚拝めますが…
なんかあの場面ちょっと違和感ありました、ワタクシ的に。
オリジナルであるのかもしれませんが、外国の方ああいう場面を入れるのが好きなのかしら。
演出の谷貴矢先生、潤色がすごく良いですね・
パラレル 江戸ワールドはもう飽きたし、ファンタジーは脱力するから,『RRR』や『Le Rouge et le Noir』やこの『ZORRO THE MUSICAL』のように海外ミュージカルの潤色に心血注いでほしい、小池修一郎先生に取って代わって。