宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

【星組】ロミオとジュリエット お稽古進む!ファンの心の準備も万端!

雪組のトップコンビ 大劇場ラストデーの余韻に浸っておられる方も多いと思います。

 

が、宝塚は止まること無く 次の公演「ロミオとジュリエット」に向けて星組のお稽古が進んで言います。

 

スカイステージニュースでは、ファーストランの組長さんとトップさんの対談から放送が始まりました。

 

美稀千種・礼真琴 父子対談

星組では、2010年の初演、2013年、そして今回の公演、と3回目。

 

初演で愛を演じたこっちゃん(礼真琴)は、2013年で愛とベンヴォーリオの役替り、更に新人公演でロミオ、と頑張りました。

 

2013年は、4月に台湾公演があり、当時トップのちえちゃん(柚希礼音)は、5月の初日までの間に、TBSドラマ「TAKE FIVE」の撮影もあり、星組全体もお稽古期間がギリギリでした。

 

今回組長の美稀千種さんが「あのときは苦しかったけど、みんなで乗り越えることで組がまとまった」とおっしゃっていました。

そして 今また、こっちゃんを中心にギュッとまとまると思う、と。

 

美稀千種さんは、ロミオの父親役。

 

親子の場面はほとんど無いのだけれど、2幕最初の場面は辛い…モンタギュー家の長であるだけに…と。

 

こっちゃんロミオは、自分がしてしまったことの重大さに、親の顔を見れない。

 

歌がとても難しいけれど…役を作る上で、芝居、歌、何方に偏ってもいけない、と歌唱指導のちあきしん先生に言われたそうです。

 

今はお稽古段階だけれど、きっと舞台に立ったら 変わるから 組長さんも楽しみにされてました。

 

衣装を身につけて、ライトを浴びて、大ボリュームの中で歌うのは、お稽古場とは違って、役に入り込みやすいでしょうね^^

礼真琴談

役替り

今回 ロミオから見た役替りを、こっちゃん自身も周囲が変化することで楽しんでいるようです。

AパターンとBパターンでは、内側から湧いてくる感情も違うのだそう。

(これは、「エリザベート」でトートがルドルフと闇広を歌う時にも感じると言われていますね)

専科・英真なおきさん

専科の英真なおきさんが、またまた神父様のお役で特出してくださってます。

星組の組長で、父親的存在でしたから、ロミオの成長と、こっちゃんの成長を重ねて観てらっしゃることでしょう。

 

こっちゃんは、歌稽古の時に、涙が止まらなくなったそうです。

英真なおきさんの腰に手を回すだけで泣けてくるのだとか。

楽曲について

ジェラール・プレスギュルビックさんの楽曲はどの曲も素晴らしい、でも難しい。

ロミオの歌う曲は、前回2013年は、新公なので途中からで、前半を歌うのは今回が初めてなんですね~。

 

「僕は怖い」が難しく、1曲歌い切るのに覚悟や筋力の使い方、肺活量などが必要で、生半可な気持ちじゃ歌えないのだそうです。

 

楽譜を見たら、小さな休止や音符があって実際歌うのは難しいけれど、そのコーラスがピタリと合えば鳥肌が立つようにできている、と。

見どころ

各場面、全部~~!! ^^

星組メンバーが熱くなっているそうです。

現トップコンビだからこそできる演目だと思います、待ってたよ~~!!

 

美稀千種さんは、ロミオとジュリエットがパーティで出会ってからのバルコニーの場面が大好きだそうです! 私も好きです!

歌詞も素敵ですね、シェイクスピアの言葉を使っている、ってこっちゃんが言ってました。

「薔薇という名の花は 名前を変えても 香りは変わらない 名前に意味はない」のところ、好きですわ~❤

「ロミオ、何故あなたはロミオなの?」よりも詩的で美しいですよね♪

 

初演、2013年のロミジュリに当時のキャストの魂が吹き込まれているからこそ、素晴らしいロミジュリがあり、これを先につなげていけるよう、新しい魅力のある作品にしたい、と意気込みを語っていました。

お稽古場レポート ヴェローナ大公・ピーター

ヴェローナ大公とピーターは、輝咲玲央(92)と遥斗勇帆(99)の役替りです。

この2つのお役は、趣が正反対のお役、重々しい役と軽妙な役、全く違うので、楽しんでらっしゃるようです。

輝咲玲央

初役替りにして・・・ 

ヴェローナ大公は、以前から演ってみたいと思っていたお役だったのでできて嬉しい、と。

ヴェローナ大公は、幕開きすぐに、下手の壇上高いところから、堂々たる風格で歌いながら階段を下りてくるので、貫禄と歌唱力が必要です。

オレキザキ(輝咲玲央)にぴったりですね♪

 

今回、演じる役が変わることによって、作品の解釈の仕方も違うのだと思ったらしいです。

ヴェローナ大公は、民を愛しているからこそ 平和になるのだろうかという嘆きや苦悩を抱えているけれど もう一つの役・ピーターは、道化役として存在する、と本に書いてあったので フッと抜ける存在でありたい、と。

遥斗勇帆

ピーター役で登場するところは、有沙瞳ちゃん(乳母)のベールを「どうやって持ったら有沙さんがきれいに見えるか考えている」そうです^^ 男役の鑑。

「きれいは汚い」の場面は、みんなにいじられればいじられるほど楽しい♪

 

大公役は、勉強の毎日。セリフの解釈が浅いな、と反省?

輝咲玲央を見て、立ち方や所作を真似ると、生きた動きになるのだそう。

 

ピーターと、地位、権力のあるヴェローナ大公という全然違う役を役替りするという貴重な経験をいただけて嬉しい、と。

初めての大きいお役で 輝咲玲央さんから学ばせていただいてます。

曲をもっと表現できるように、と小池先生にも言っていただいたので頑張りたい。

 

体格もよく、歌唱力のあるお二人のヴェローナ大公、楽しみです!

愛と死…の希沙薫、天華えま

天華えま

2013年、最下級生だったので、台本をいちから読み解いて自分色のマーキューシオにしたい。

「死」は、愛月ひかるとの役替りで、

「愛さんは素晴らしい。一歩進むだけで空気が揺れる感じ。学ばせていただいてます」

あいちゃんとぴーすけ(天華えま)は体格差もあるので 二人の違いが面白い、と小池先生に言ってもらってるそうです。

「2人の違いが面白い、こっちゃんと同じぐらいの背格好なので、影に見える」と。

 

今までこっちゃんに従う役だったけれど 今回対等の役(友達)なので培ってきた時間などを出せたらいいな…

希沙薫

衣装はピンクで優しいイメージだけれど、男役だからこそだせる「強さ」を大切にしたい。

愛と死のダンス リフトは「愛」が飛び込んでくる感じでどういうシステムになっているの?と言うぐらい。

アクロバティックなようですね。バク転をするイメージなんですって!すごっ♪

フィナーレ

最下級生まで出ているそうです。

希沙薫くんは、フィナーレで男役に戻ります~^^

 

フィナーレのダンスはKaoriAlive先生の振り付け。

私、大好きなんです、KaoriAliveさんの振り付け♪

先生が踊って見せてくださった時に、かっこいい~~!!ってなったそうです。

新しい感じ、リズム感がワクワク!

 

こっちゃんとなこちゃん(舞空瞳)のデュエットダンスも素晴らしく、

ぴーすけ曰く 小池先生が笑顔で拍手しているの、初めて見た!と。満面の笑みだったそう。

厳しいことで知られる小池先生が自ら大絶賛のロミオとジュリエット、楽しみですね!!