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夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

【星組】ロミオとジュリエット千秋楽おめでとう!A日程感想♪| 配信は、大失態orz

星組 ロミオとジュリエット 宝塚大劇場千秋楽 おめでとうございます!!

2月14日から6週間の長丁場でした。

開幕当初から、完成している、と言われていた2021年版「ロミオとジュリエット」。

 

ことちゃん(礼真琴)は、最初っから飛ばしてましたから、喉大丈夫?と心配していたけれど…

心配なんてなんのその、今日の千秋楽 ものすごいパワーだったようですね。

さすがだわ。

 

実は今日、ヅカともさんと月組の専科異動の話やら、組子のことやら 長電話してたら、開演30分前までに購入しなくちゃいけない配信チケット書いそびれて、観れなかったの~ f:id:kokoro-aozora:20210329224125g:plain ショック~!

 東京宝塚劇場の大楽は絶対外さないようにしよう!

そして~今~ パソコンフリーズして、たっくさん書いてたのに 強制終了するはめになって書いてた文章が全部消えちゃったのです。(泣)なんでこんな時に…orz

心折れそうになったけど、意地で書き留めておこ。 

 

3月26日11時公演 A日程 キャスト別感想

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 最初に観たのが2月25日のB日程で、その後3月7日にB日程のライブ配信も観たので、最初に観たBの方の印象がすごく強いです。

A日程は結局 まだ1回しか見れてないけど、今の所の感想書き留めておきます。

その前に、役替りおさらい

      配役        A      B
       
ティボルト     愛月ひかる   瀬央ゆりあ
ベンヴォーリオ     瀬央ゆりあ   綺城ひか理
マーキューシオ     極美慎   天華えま
パリス伯爵     綺城ひか理   極美慎
ヴェローナ大公     輝咲玲央   遥斗勇帆
    天華えま   愛月ひかる
    碧海さりお   希沙薫
ピーター     遥斗勇帆   輝咲玲央
ジョン     羽玲有華   天路そら

役替り表は、宝塚歌劇公式HPより引用

ティボルト 愛月ひかる

B日程の初日「あいちゃんの死」がTwitterでトレンド入りするぐらい話題になりましたね♪

あの妖しさは、舞台のどこにいても、明るいスポットライトが当たっていなくても、目を引く存在でした。

今までの死の中でダントツ一位だった真風涼帆様の死をおびやかす あいちゃんの死でした。

今回は、ティボルト、いつ切れるとも知れぬアブナイ男…ぴったり!

宙組時代に培った「悪役」芝居が ここに活きてます!

それでいて、本当の俺じゃない~♪を聴くと 切なくて、かわいそうで、抱きしめてあげたくなる、ジュリエットママ=キャピュレット夫人の気持ちがわかる~!

どっちのお役もいい!!

トップのことちゃん、せおっち、ぴーすけ…と似たタイプの男役が路線に並んでいるので、全く違った持ち味のあいちゃんが、星組に来てくれて本当によかった。

ベンヴォーリオ 瀬央ゆりあ

ことちゃんと同期のせおっちだけに、ロミオと親友役、ってしっくりきます。

95期のからみってなぜか嬉しくなっちゃうんです。

せおっちはティボルトよりベンヴォーリオが似合う気がしてます for me

ただ、「どうやって伝えよう」の大ナンバー、B日程のあかちゃん(綺城ひか理)が、すごくお上手で泣かされましたから、どうかな?とちょっと心配だったのですが…

頑張ってましたね。

破竹の勢いで、スター路線をあがってきたせおっち。

公演ごとに歌唱力UPしていますが、海外ミュージカルナンバーは難しいのでドキドキでした。

マーキューシオ 極美慎

美形で華やかで舞台上で目を引きます、それだけに歌唱力不足は惜しい。

でも、お芝居は、だんだん骨太になりつつあるのが嬉しいです。

やんちゃなマーキューシオを、自然体で楽しんでやっているように見えます。

だから、ロミオの親友、という役どころも、違和感なく受け入れられて、見どころになってますね~♪

気合の入った髪型で トップのことちゃんと対等に演じていて見せられました。

パリス伯爵 綺城ひか理

学年的にも 役どころ的にも(パリス伯爵は、まぬけ設定)あかちゃんは、B日程のベンヴォーリオの方が似合ってました。

「どうやって伝えよう」がすごくお上手で胸に沁みましたから…

もともとパリス伯爵は、道化的な役の印象です。

出番も多くは無いですよね…

ヴェローナ大公 輝咲玲央

貫禄のあるお役は、右に出るもの無し、なオレキザキ。

若手の頃にはなかった渋い魅力がたまらないですね、宝塚人生、何があるかわからない。頑張って続けていたからこそ、今、輝いています。

歌上手の若手、遥斗勇帆くんもお上手ですが上級生だから出せる味、というか舞台経験が活きている感じ。

死 天華えま

どう考えても、体格のいい「あいちゃんの死」が、怖さも妖しさも優位に思えるんですが、その逆境を跳ね飛ばすかのようなぴーすけの熱演。

小池先生もおっしゃってたそうですが、ことちゃんロミオと体格がかわらないので、ぴったりと寄り添う「影のような死」なんですね。

だから、いつも生の裏に死が 表裏一体でくっついている感じで 忍び寄る死の影、な感じが出てました。

サラサラヘアのあいちゃんの死に対して、悪魔チックなツンツンヘアで、化粧込で計算されたビジュアル作りに成功してます!

トップコンビのパワーアップはとどまるところを知らず

どんどん上手く、どんどん力強く、どんどん二人の信頼関係が深まっている感じがして。星組安泰。

 

バルコニーのジュリエットの叫びにいつも笑いが起きますが、この日も「今行くわ~」の後は「今行く!!」に大笑いでした。

 

ことちゃんの演技も、ますます緩急が付いて、色濃くなっていました。

ふたりとも自信をもって演技をしているので 観ていて本当に楽しいです。

 

演技に対する自信、ふたりの関係性の自信、組子との関係性の自信。

学年は、若いけれど、真ん中がしっかりしてるから、組として良いまとまりがあるように思います。

って…

組自慢したくなるでしょう?

 

あの フィナーレのデュエットダンス、すごすぎます。

テンポ、力強さ、銀橋を使った振り付け。

 

うっとりと ゆったりと優雅に、のデュエットダンスの常識を覆すような激しいダンスに、息をするのも忘れて見入ってしまいました。

 

このデュエットダンスは 何十年先にも語り継がれるのでは、と思いました。

 

本当に、見どころのある星組が戻ってきて、私は嬉しい。