宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

【星組】礼真琴✕美稀千種 「柳生忍法帖」「モアーダンディズム」トーク^^

公演・稽古場のトーク ファーストラン♪

8月31日、スカイステージで、次回大劇場公演についてトップさんと組長さんとのトークを観ました。

 

お芝居が、和モノということで、こっちゃん(礼真琴)、美稀千種さん、おふたりとも和装で。

こっちゃんの和装は、忍者風の黒の上下。忍法帖だから?

ヘアスタイルも後ろちょっと刈り上げっぽい。

 

素顔はこんなに可愛いのに、ポスターや、公式HPトップページのフラッシュ画像がなんとも精悍な感じで…早く生で観たい!!ってなっております。

 

観劇、マイ初日は2日目の予定(無事幕行けますように ^人^)

 

その前に ちょっとお二人のお話をだらだらとまとめておこうと思います。

 

柳生忍法帖」は、主人公が原作からしてかっこいい♪

星組は久しぶりの二本立て。 

山田風太郎さんの傑作時代小説、初の舞台化です♪

日本ものの大劇場公演は「桜花に舞え」(2016年)以来とおっしゃっていましたが…

「ANOTHER WORLD」(2018年)も日本ものですよね? タイトルは英語ですけど。

ちょっとおちゃらけた作品だったから、正統派和モノには当たらないのかしら?

 

こっちゃんは、原作と漫画を読んで 一気に柳生十兵衛を掴んだ、「こんなかっこいい人いる?」と思ったそう^^

だからこその宝塚で舞台化、ね♪


「登場人物がものすごく多く、役がたくさんあるから 名前を覚えているとこから始めているともう手遅れなんですよ」(笑)と。^^

 

1️⃣会津藩

2️⃣会津七本槍という極悪人たち、

3️⃣七本槍に復讐を誓う美女ぞろいの女性たち、

4️⃣彼女らに手を貸すお坊さんたち

グループで覚えておくといいみたい^^

 

組長のみきちぐさん(美稀千種)は、会津藩加藤家に仕える 国家老・堀主水。 

加藤明成を見限り 謀反を起こし処刑されるという役どころ。
堀家生き残りの女達が仇を取ると誓い、沢庵和尚が彼女らのもとに、武術指南役として連れてきたのが柳生十兵衛

 

千姫から命をうけて指南役になった柳生十兵衛

「姫から男の手を借りとうない、と言われるので。直接(七本槍を)退治できないのでもどかしい気持ちになる」とこっちゃん。

 

「十兵衛という人は、強くてたくましいだけじゃない、優しさやおちゃめなところもある。

女性に囲まれても、色気を感じない、そこが素敵。」(礼真琴)

「みんなに平等で優しい魅力ある。」(美稀千種)

  ↑ 原作では、上巻の最後の方に、十兵衛が仮の宿で女性の色気を感じる場面や、女達がお圭にヤキモチを焼く場面も出てきます^^


芦名銅伯と、娘のゆらは、原作では最後の方に出てくるのですが、

今公演では冒頭から 二人がどれだけ悪事を働いているか、という所から スタートするのだそう。

 

確かに、先に登場させておいたほうが、七本槍の背景が見えてわかりやすいですね。

大野先生グッジョブ!

 

最初は敵側の人間だったゆら(演:舞空瞳)。
「お香の技」というのがあり、それでゆらが十兵衛に心を奪われてしまうのだそう。

 

「へ?そうだったの?とお客様に思っていただけるエンディング」になっているそうです。

 

なこちゃんの新しい役どころは、恐ろしいそうです。

すごく殻を破らないとできないお役かも。役の幅が広がりますね。

 

こっちゃんも今までに無い役だそう。

阿弖流為」のイメージに近いのかな、と思ってたのですが…

そう言えば、「阿弖流為」も大野先生の作品でしたね。

 

言葉遣い、言い回しなど、普段の洋物のお芝居と全く違うのでまず自分に馴染ませなきゃ、と頑張っているこっちゃんです。

 

大野先生の作られる男性像は、ものすごくかっこいい♪とこっちゃん。

 

ここは動かずにセリフで魅せる、と教えてもらったり 

原作を読んでここのセリフが印象的だったと言うと、セリフに組み込んだりして一緒に作っているという感覚があるのだそう。

与えられた脚本で演じるのと違い、一層思い入れのある作品になりそうですね!!

 

こっちゃんの身体能力の高さを生かした立ち回りがある、と美稀千種さん。

 

そもそも、この作品が上演されることになったのも、礼真琴の身体能力を生かした立ち回りを観たい、見せたい、という思いから実現したと ワタクシは思ってます。

切れのある動き、スピーディな動きに定評のあるこっちゃんですから、楽しみです。

隻眼、という設定で、片目では視野が狭まるので、安全に気をつけていただきたいです!!

 

男役達が いろんなところで立ち回りしているので お楽しみに!!

 

は~い♪

 

男の美学を追求する「ダンディズム」

宝塚の永遠のテーマ・男の美学 を追求する ダンディズムシリーズ。

 

ダンディズムは、初演の花組・ダンディズム!(1995年)は、真矢みきさん主演で好評を博し、

その後、星組 湖月わたるさんで「ネオ・ダンディズム!」、安蘭けいさんで「ネオ・ダンディズム!II」「ネオ・ダンディズム!III」と再演を重ねていますが、今回は「モアー・ダンディズム!」。

 

いよいよ礼真琴のダンディズム、それが「モアー・ダンディズム!」

ダンディズムは、永遠の課題、ゴールのないものなので…と。

やり甲斐もあり、難しくもあるのでしょうね。


初演のダンディズム寄りに構成されている、いいとこ取りのショーですって!!??
名場面の キャリオカや、ハードボイルドも!!

 
このふり あの動きを自分がやっている!!と興奮するこっちゃん。
瀬央ゆりあ、綺城ひか理の男役同士のタンゴもあるそうです。


謝珠栄先生の作られた新しい場面は、「眩耀の谷」でお世話になった小澤先生の振付。 

大地を感じる 壮大な感じの歌があるみたいです。
最初と最後でこっちゃんの歌があり、真ん中の部分はガッツリ踊るのだそう。

ここノンブレスで歌えるね… と言われたけど、「今だけですね」とお答えしたそう。
思いっきり身体を動かすと岡田先生おっしゃってたので、踊った後は意気が揚がりますもんね~^^;


こっちゃんとなこちゃんの 新場面も。

 

フィナーレも 今回新しくなって、高橋恵先生の激しめのロックのアレンジ場面ですって。

ロミオとジュリエット」のフィナーレも激しいフラメンコの振付のデュエットダンスが話題になりましたが、主演コンビがこんなにハードに踊れるのも珍しいので、見ごたえのある場面になっているのでしょうね。


御織ゆみ乃先生の振付だそうです。

 

最後に

今公演で卒業される方7名。

そんな中、愛ちゃんが組子を率いる場面も用意されているそう。

軍服を着たプリンス。

こっちゃんは、初めて愛ちゃんに会った時に、プリンスだ!!と思ったのだそうです。

そんな愛ちゃん、個性的なお役が多かったから、軍服の愛ちゃんを観て、プリンスが本職の愛ちゃんが ようやく最後にプリンスに戻ってきた…と言ってました。

 

2019年のタカラヅカスペシャル、星組コーナー。

愛ちゃんは、白の軍服で、白ドレスのなこちゃんとの「うたかたの恋」、再現してましたね… 素敵だった~(泣)

あぁ言う感じになっているのね♪

 

久しぶりに全員でお稽古して 人数の多さと賑やかさに驚かされながら過ごす日々。
星組全員でできるってこんなに幸せなんだ、と噛み締めているそうです。

 

コロナ対策で、Aチーム、Bチームに分かれて出演したり、

3分割に振り分けられての 外箱公演があったり、となかなか全員が揃うことがなかったけれど 新人公演も再開され、生オーケストラも入り、活気のあるステージが戻ってきました。

 

まだまだ感染拡大が続いていますが、この状態での公演が維持できるよう、皆最大限の努力で臨みたいですね。

 

無事幕が上がり、東京の大千秋楽まで、無事に走り抜けられますよう、祈ってます!