「銀ちゃんの恋」大阪公演の初日を観てきました。
いや~~、熱かった!!
今日は、小雨で肌寒いお天気の大阪でしたが、ドラマシティのステージ上、熱気ムンムン♪
雌伏の時を経て ようやく眩しいスポットライトの中で耀くマイティ(水美舞斗)が眩しい!!
実力も華もありながら…の話はもう何度も書いたので割愛しますが、ようやく東上公演で真ん中に立てましたね、
いろいろあって、遅れたけど 納得の2番手ゲット!
本当におめでとうございます!
銀ちゃんは、大空祐飛さんのイメージが強かったワタクシ
「銀ちゃんの恋」の原作の「蒲田行進曲」、かなり昔にテレビで一度だけ観たことがありました。
お話は知ってたつもりでも、スカイステージで2010年宙組の「銀ちゃんの恋」、キョーレツな印象に、映画との「濃度」の違いに驚きました!
衣装も、小道具も、銀ちゃんのキャラも濃ゆいw ヤスもあくが強いw
最初に観たものがインプリンティングされているから、「あれが正解」みたいに思ってて、銀ちゃんをマイティ(水美舞斗)が演るって聞いても、想像できずでした。
クールでわがままな感じは、大空祐飛さんの方が似合うかな~なんて、思ってました。
マイティは、熱い男役なのでね。
でも、実際観てみたら、これもあり!!
真ん中で粋がってる銀ちゃん、マイティはまってました!
マイティの銀ちゃんも、強がるかと思えば、弱気になる 本当は小心者感が出ててよかったです。
東上公演初主演、ということで、お祝儀なのかしら? キラキラの盛り盛り。
スカイステージのニュースでKAAT神奈川芸術劇場の初日映像みて派手さにびっくり。
電飾付きのスーツ♪
ラストでね、びっくりサプライズですね~♪
今日も反省の色のない銀ちゃんが意外と似合ってるマイティに ほぉ~~と納得。
銀ちゃんの舎弟のヤスは、公演が発表になったときから、つかさくん(飛龍つかさ)と多くのファンが予想しましたね。
「この人しかいない」と思わせる程持ち味ぴったりで芝居巧者なつかさくん。
期待に応えて大活躍でした。
ワタクシ、以前、スカイステージで宙組の「銀ちゃんの恋」を観た時に、ヤス(北翔海莉)は、準主役級だな、と思ったんです。
銀ちゃんと同じぐらいセリフもあり 歌もあり、見せ場あり。
何より、切ないお役、芝居力が問われますが、つかさくん熱演、グッジョブでした!!
どんな扱いを受けようと、ひたすら銀ちゃんを慕うヤスに泣けます。
ヒロイン・小夏は、着々とトップ娘役準備中の星空美咲が好演
105期の娘役の出世頭の星空美咲ちゃん。
その内心を計り知ることはできませんが、観た所堂々としていて、10期上の先輩を相手に啖呵を切るのも大変だと思うのですが頑張ってますね^^
歌えてますしこれからが楽しみな生徒さんですね。
研3、まだまだこれから覚えていくこともたくさんあるでしょう、駆け足で上げすぎて、大事なものを見落とさないよう、じっくりと育てて上げてほしいと思います。
温かいもので満たされていた初日の空間
マイティ、ご挨拶で、感極まって、胸に手を当てて天井を仰いで声を詰まらせ 涙声になりました。
客席からは、頑張れ、の拍手がマイティを後押し。
マイティは、劇中の、「役者は、涙を見せちゃいけないんだ」、のセリフを自分に言い聞かせてました。
涙のわけは…やっとここまで来た、という達成感か、安堵か、カンパニーの温かさに感謝の思いか…。
横で、頑張れ!と日の丸の扇子を振るあおいさん(美風舞良)が可愛い♪
一回下りた幕が上がると…階段中央で、花組ポーズのマイティ^^
白いスーツで決まってるよ♪
カンパニーも、熱気ムンムン、客席も割れんばかりの拍手で、初日からスタンディングオベーションで讃えました!
印象に残ったお役
副組長 美風舞良さん
とっても可愛い秘書♪ 特にオープニング^^ 航琉ひびきさんとの絡みも面白い!
専科 京三紗さん
成長した息子を温かい目で見守っている、安定のお母さん役♪
坂本龍馬役の橘 帆純まひろ
銀ちゃんのライバルで出番の取り合い。銀ちゃんに詰め寄るところも見せ場。
銀ちゃんの取り巻き 侑輝大弥
ちょっとオネエな青年。とっても可愛い^^
朋子 都姫ここ
銀ちゃんファンの女の子、とっても可愛い!
書き出したらきりがないので5人だけ。
このお芝居、銀ちゃんとヤスと小夏のウェイトが大きいから 他の皆さん、モブ風味ですけど、皆さんの意気込みが伝わってきます。
それ故の、初日からのスタンディングオベーションだったと思います。
花組、マイティ、つかさくん、美咲ちゃん 天晴れ!
これからもますます楽しみな花組です!!