昨日、星組の新人公演の感想を書いたため、絡みそびれた月組の次回2023年2月~4月大劇場公演ラインアップについて、見ておきたいと思います。
お芝居は、人気の平安朝を舞台にしたクライム・サスペンス
平安朝クライム
『応天の門』-若き日の菅原道真の事-
原作/灰原 薬「応天の門」(新潮社バンチコミックス刊)
脚本・演出/田渕 大輔月刊コミックバンチで連載中の灰原薬氏による「応天の門」は、学問の神様と称される菅原道真と、平安の色男・在原業平が手を携え、都で起こる怪事件を次々と解決していく様を描く歴史サスペンス。2017年に文化庁メディア芸術祭マンガ部門で新人賞を受賞するなど、歴史漫画として高い評価を得るこの作品を、宝塚歌劇ならではの演出で舞台化致します。
宝塚歌劇公式HPより引用
面白そう♪ 歴史もの大好き!
宝塚は、ヨーロッパの伯爵令嬢などが登場する作品の方が相性が良いように思いますが、面白ければなんでもOK♪
次回作の「応天の門」は、2013年から「月刊コミックバンチ」(新潮社)に連載中で、今年の6月時点で150万部発刊されている人気コミック。
宝塚は、漫画「ベルサイユのばら」の舞台化を大成功させ、現在の2.5次元ミュージカルの先駆けとなりました。
観客が女性メインということもあって少女漫画原作が多いですが、男性向けコミックに掲載の漫画原作もありますね。
⚠五十音順、年号は最新公演年
CITY HUNTER | 2021 | 雪 |
JIN 仁 | 2013 | 雪・月 |
猛黄金の国 | 2001 | 雪 |
ブラックジャック | 2013 | 花・雪 |
ルパン三世 | 2015 | 雪 |
るろうに剣心 | 2016 | 雪 |
圧倒的に雪組での上演が多いですね!
壮一帆さま退団公演で大好きな隆慶一郎著「一夢庵風流記」、漫画にもなってました。
これも雪組での上演でしたね^^
久しぶりに、月組に漫画原作が来ました!!
今回は、和物、というか平安モノ。
1000年以上前のお話なので、感情移入し難い感じもしますが…
登場人物が、菅原道真(月城かなと??)と在原業平(鳳月杏??)という、だれでも知っている歴史上の人物、というのが入りやすいのがいい!
またまた、道真と業平が協力しあって物の怪退治で事件解決なんて、テンポのいい爽快なサスペンスになりそうですし。
トップ2番手のバディ感も良さそうです。
それにしてもちなつちゃん。
以前、たまきち(珠城りょう)の「幽霊刑事」で相棒役でしたし。
またまた、菅原道真と2人で事件解決、なんて、相棒役は、ちなつちゃんのはまり役ね!
歌人にして、超イケメンの在原業平を演じるのは…ちなつちゃん(鳳月杏)てことでOK?
イケメンは、れいこちゃんがハマり役な気もしますが…
公演解説を読む限りでは、道真が主人公のようですから、道真がれいこちゃんね。
「今夜、ロマンス劇場で」でナルシストイケメン俳優・俊藤龍之介を演じてハマっていたちなつちゃんだから、在原業平も大丈夫そう♪
…て言うか、楽しみ^^
「その背景には、鬼や物の怪の仕業を装い暗躍する権力者たちの欲望が渦巻いていた…。」(宝塚歌劇公式HPより)
歴史モノとしても楽しめそうです^^
トップ娘役のうみちゃんは??と言えば、
「唐渡りの品を扱う勝気な女店主・昭姫(しょうき)」だそう。(宝塚歌劇公式HPより)
道真たちの仲間なのね^^
15巻まで刊行されているので、全部を描こうとすると「天は赤い河のほとり」(小柳奈穂子演出)みたいに、ちょいと薄味の作品になってしまうので、どこにスポットを当てられるのでしょうか?
登場人物が多いので、下級生にも名前のついたお役を当ててもらえそう^^
2017年に、第20回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞受賞をされている作品。
原作が面白ければ、成功間違いないですね♪
ショーは、ラテン グルーヴ
『Deep Sea -海神たちのカルナバル-』
作・演出/稲葉 太地海底の奥深く、地球のマントルに近い熱くたぎる場所で海の神が治める世界のカルナバルが幕を開ける!海底神殿に集う海神たちが、見たこともないような深海の美を繰り広げる情熱のカルナバル。月城かなとを中心とした月組生達の魅力はじけるラテンショーで、熱いグルーヴに満ちた魅惑の世界をお届け致します。
宝塚歌劇公式HPより引用
月組と言えば…5月に舞浜アンフィシアターで「Rain on Neptune」という公演がありました。
宇宙のNeptuneにもトリトン(海神=演:鳳月杏)がいましたが、今度は、海底の奥底の神殿に集う海神たちのカルナバル!!
楽しみ~っ!!
見たこともないような深海の美!!
めちゃ期待!!
平たく言えば…竜宮城のような感じでしょうか??
劇団四季の「リトルマーメイド」の世界とは違う、もっとセクシーでダンザブルな海の世界。
深海の黒塗り。
あぁ、もう「見たこともないような深海の美」と言うフレーズが脳裏にこびりついて離れないわ。
早く観たい!!
あ、そういえば。
Deep Sea.
深海 → 海と言えば…海乃美月ちゃん、退団?
とか、深読みできなくもないですね。
トップスター退団の場合は、名前の一部や、イメージがお芝居やショーのタイトルになったりしますけど…
トップ娘役さんには、そういう配慮はないように思うので、ニュートラルな気持ちで、
過ごしたいと思います。
1期上、96期の朝月希和ちゃんが先日、退団を発表しましたので、
97期の海乃美月ちゃんももうそろそろか、と思っているファン…ワタクシの周辺の、ですが、多いです。
どうなるんでしょうね…。