トップスター・珠城りょう退団と同時発表 公演ラインアップ
いろいろと発表になりましたね。
【宝塚大劇場/東京宝塚劇場公演】<2020年11月~2021年2月・月組『桜嵐記』『Dream Chaser』>
【宝塚バウホール公演】<2020年9月・月組『幽霊刑事~サヨナラする、その前に~』>
【全国ツアー公演】<2020年9月・月組『ダル・レークの恋』>
美園 さくら ミュージック・サロン
珠城 りょう ディナーショー
宝塚歌劇公式HPより引用
【宝塚大劇場/東京宝塚劇場公演】2020年11月~2021年2月・月組『桜嵐記』『Dream Chaser』
退団公演は、「桜嵐記」、上田久美子先生演出ですね~!!
ウエクミ先生の演出家デビューが、珠城りょう主演の「月雲の皇子」だったので、今度はたまきちのラストにウエクミ先生が華を添えられるのですね^^
「月雲の皇子」は、生観劇しなかったことを悔やむぐらい大好評の演目でした。
退団公演となる 桜嵐記は…
南北朝の動乱期。京を失い吉野の山中へ逃れた南朝の行く末には滅亡しかないことを知りながら、父の遺志を継ぎ、弟・正時、正儀と力を合わせ戦いに明け暮れる日々を送る楠木正行(まさつら)。度重なる争乱で縁者を失い、復讐だけを心の支えとしてきた後村上天皇の侍女・弁尚侍。生きる希望を持たぬ二人が、桜花咲き乱れる春の吉野で束の間の恋を得、生きる喜びを知る。愛する人の為、初めて自らが生きる為の戦いへと臨む正行を待つものは…。
「太平記」や「吉野拾遺」などに伝承の残る南朝の武将・楠木正行の、儚くも鮮烈な命の軌跡を、一閃の光のような弁尚侍との恋と共に描く。宝塚歌劇公式HPより
えぇ~~! これ、泣くしかないでしょ? もう涙が出そう…
楠正行は、負け戦と分かって戦い、果てたんですよね? 戦いに明け暮れた人生の中で、ほんの一瞬でも愛を育む時間があったとしたら…荒れ地に咲いた一輪の花のように心癒されるひとときだったのでは・・と想像します。
が!実際は、高師直(こうのもろなお)に言い寄られて困っている弁内侍(べんのないし)を助けたことで 後村上天皇から 正行に、弁内侍を与えるとの詔があったのですが辞退したそうです。
とても世に ながらふべくも あらぬ身の かりの契りを いかで結ばむ
戦乱の世、戦いに明け暮れていた正行には とても夫婦の契りを交わすことなど出来なかったんですね。
ウエクミ先生は 脚色で 弁内侍との、ひとときの愛の世界を描かれるのですね。
正行と弟・正時は、師直の眼前で矢を浴びて 最早これまで…と刺し違えて亡くなるのですが…
この場面を描かれるとしたら… 号泣必至です。
あぁ 北翔海莉様の サヨナラ公演「桜華に舞え」を思い出します… 果てて亡くなるというラストシーン 涙
楠正時役を誰が演じるのか、注目ですっ!! 風間柚乃くんかな~なんて。(*´艸)
楠木正成・正行親子は、大阪では馴染みが深い人物です。神戸には「楠公さん」と呼び親しまれている、楠木正成公を祀った「湊川神社」があります。
「青葉繁れる桜井の~♪」(正成正行 桜井の訣別の歌)と、母がよく口付さんでた歌に出てくる桜井市は、上田久美子先生の出身地、天理市の隣に位置しております。
ウエクミ先生には 太平記、楠木正成、正行の話は身近な題材なのでしょうね。
ショーの「Dream Chaser」=夢を追いかける人 中村暁先生。
たくさん見せ場を作って思い出深い作品になるよう、期待してます!
秋の外箱公演
2020年の公演スケジュールが発表になった時、外箱スケジュールから読み解く新しいスター候補 - 宝塚ブログ 心は青空 という記事を書いています。
その中で私が予想していたのは 全国ツアーは、珠城りょう・美園さくらのトップコンビ、バウホールは、100期の風間柚乃くんじゃないか、と。
現に、花組は、100期の聖乃あすかちゃんのバウホール公演初主演が発表になりました。
月組も 本当は風間柚乃くんのバウ主演をするつもりだったんじゃないかしら?
でも何らかの理由で たまきちの退団が早まったため、トップになる前に、最近の通例、トップになる前に全国ツアー公演を経験するため2番手のれいこちゃん(月城かなと)が全ツに。
それで、トップスターが バウホールで主演する、というイレギュラーな形になったのかな、と。
星組は礼真琴全国ツアーの時には、トップの紅ゆずる様は ドラマシティで「鎌足」
花組は柚香光全国ツアーの時には トップの明日海りお様 舞浜でコンサート
雪組は彩風咲奈全国ツアーの時には トップの望海風斗様 東京と神戸でコンサート
月組は月城かなと全国ツアーのときには トップの珠城りょう様が バウホール??って…なんか変ですよねぇ?
謎だわ…
…ということは、やっぱり想定外の 急遽退団発表、だったのかしら??
【宝塚バウホール公演】2020年9月・月組『幽霊刑事~サヨナラする、その前に~』
で、そのバウホール公演が、幽霊刑事??
有栖川有栖さんの作品って読んだことないし、タイトルも聞いたことがなかったので Amazonへ見に行ったら…
なんと!! 高評価!
ミステリーとラブストーリーが融合、2001年度本格ミステリー・ベスト10入りの傑作。
Amazonより
カスタマーレビューは、星5つ中の4.5!!
幽霊刑事って…タイトルがワタクシ的にちょっと残念な感じなんですけどw 刑事が銃で撃たれて 亡くなってからも事件を追い続けるらしく。ラブストーリーも絡んで 心に残る感動作のようですね。
恋愛と本格ミステリーが融合した有栖川有栖氏著の傑作「幽霊刑事」が、心温まるミュージカルとして、珠城りょうの思い入れある宝塚バウホールに登場します。
巴東署の刑事・神崎達也が、夜の浜辺で突然上司に射殺された・・・が、結婚を控え、殺された理由に全く心当たりがない神崎は、成仏できず幽霊となってしまった。母親にも、フィアンセの森須磨子にも自分の姿は見えず、虚しさに苛まれる神崎だが、青森出身でイタコの血を引く霊媒体質の同僚刑事・早川敦にだけは自分の姿が見え、声も聞こえた。神崎は唯一コミュニケーションが取れる早川に事件のあらましを話し、幽霊刑事と霊媒刑事の「最強コンビ?」がタッグを組んで捜査に乗り出す。しかし事件解決はまた、神崎がこの世に別れを告げ、昇天することをも意味していた。「愛する人の為、消え去ることもまた、愛」。
ミステリーでありながら笑いあり涙ありのハート・ウォーミング・ストーリーにご期待ください。宝塚歌劇公式HPより引用
主人公の神崎刑事は、まっすぐで正義感の強い性格らしいですね…おぉ??これは、
「カンパニー」の青柳さんに似てるのでは? ということは…たまきちにはまり役、ってことですね!!
そして タッグを組むお相手の刑事は…ち・な・つ!??
演出も、「カンパニー」を演出された 石田昌也先生ですので たまきちのツボを知り尽くした先生の、ハートウォーミングな作品になること間違いなし。楽しみ♪
退団発表したトップスターがバウホール公演主演、なんて、さすがにチケット取れないような気がします…
【全国ツアー公演】2020年9月・月組『ダル・レークの恋』
これは、2番手月城かなと主演、の全国ツアーなので トップスターに王手、ということですね。
なんだか急遽、って感じがしないでもないけど… (まだ言うか…)
で、演目が「ダル・レークの恋」。
れいこちゃんのターバン姿、見てみた~い!! (*´艸)
いや~ 何度もスカイステージで放送してて観ようかな~とか思ったけど観てなかった。
今度放送してたら絶対観ます!
菊田一夫氏によって書き下ろされた本作は、1959年に春日野八千代演出・主演により初演、1997年にレビューシーンを盛り込んだ一本立て作品へとリメイクされ、麻路さき主演で再演された後、2007年に瀬奈じゅん主演の全国ツアー公演としても再演されるなど、時代を超えて多くのお客様に愛されています。そんな不朽の名作を、月城かなとを中心とした月組全国ツアー公演として、酒井澄夫監修のもと、若手演出家・谷貴矢の新たな演出で上演いたします。
インド北部のカシミール、ダル湖を舞台に繰り広げられる若き騎兵大尉ラッチマンと貴族の娘カマラの燃え上がる身分違いの恋、そして、その運命的な結末にどうぞご期待ください。宝塚歌劇公式HPより引用
1959年初演。時代を超えて多くのお客様に愛された不朽の名作…
あっと驚くタメゴロー 古っ! じゃなくて あっと驚く奇想天外なストーリーで楽しませてくださる谷貴矢先生が演出!!??
作/菊田 一夫、監修/酒井 澄夫と大御所先生のお名前が連なっていますし 初演の演出は、かの、春日野八千代様!! これは・・・すごい…荷が重そう。
古い歴史のある作品だからこそ、若い感性でどう描くのか、と劇団は谷貴矢先生に期待されているのでしょう。
ヤング貴矢先生の腕の見せ所、楽しみにしてます。
昨年のお正月公演「霧深きエルベのほとり」。これも 作/菊田 一夫 でした。
そして 潤色・演出/上田 久美子。
若手演出家は、一度は菊田一夫作品の潤色を経験しておかねばならないのかしら…
相手役が誰なのか気になりますが… れいこちゃんには、うみちゃん(海乃美月)がすごくしっくりくるので うみちゃんで観たいな~ 強く希望します!!
劇団は次代のヒロインを推してくるのかもしれないけど…そうなると、もっと下級生の可能性が高いですね…
④珠城 りょう ディナーショー
『Eternità』 構成・演出 三木 章雄
⑤美園 さくら ミュージック・サロン
<タイトル> 未定 構成・演出 齋藤 吉正
さくらちゃんのミュージックサロンが発表になったから 同時退団ですよね…
お歌が上手な不思議ちゃん。
急に抜擢が続いたと思ったら、今にもトップ娘役になりそうだった海乃美月ちゃんを飛び越して トップ娘役に就任。さくらちゃんのせいではないけど かなりもやもやしたものを感じてしまいました。
でも ステージで、歌っても踊ってもすばらしく、トップ娘役として実力を見せてくれたから納得してたんですけどね。
夢現無双、I AM FROM AUSTORIA、ピガール狂騒曲、桜嵐記と大劇場公演4作。
星組の妃海風ちゃんは大劇場3作でしたから…短くはないですね。
実力のあるトップ娘役さんが退団されるのはとても残念です!
本当に…宝塚歌劇団、2016年の年頭に「歌唱の底上げに尽力します」と言って、「Bow Singing WS」を5組で上演したりしてたから 今後は歌唱力もかなり重視されるのかしら?と期待してたのに…相変わらず ◯ネ重視で orz