雪組の望海風斗様が 今年の2作目で退団されるのは 予想がついていましたが、たまきち(珠城りょう)まで退団するとは…
退団会見を観て、思ったこと
私見ですので、スルーお願いします。
退団決意の時期の謎
昨年の7月12日に2020年の公演スケジュールが出たときには 月組の外箱は、バウと全ツと発表されてました。
この頃、まだ退団は決まってなかったのかな?と思います。
夢現無双の東京宝塚劇場千秋楽は6月9日。たまきちの退団の心が固まったのはいつ?
退団を決意したのは 「夢現無双」の時、と言っていたけれど。
もし 6月9日時点で退団を決意してたなら たまきちのコンサートのために、どこかの会場を押さえられたかもしれないですよね。
通常8ヶ月前の発表なのに 11ヶ月も前に発表したのも 何か狙いがあるのかな?と 深読みhappy。
(友人は、ピガール狂騒曲のチケットを売るため説)
チケット余らせ問題
人気者のトップ娘役の愛希れいか、人気者の美弥るりかが相次いで退団したことで、チケットがダブついていたんだと思います。
東京の新トップコンビプレお披露目公演「ON THE TOWN」も売れてないから リピートチケットを販売してたとか。
月組の生徒さんの会から、毎日のようにチケットご案内メールが届く~とあちらこちらで聞きます。組内だけでなく他組にも応援お願いメールもしていたみたいです。
毎回こんな事を続けていたら 組子の会は大変だし、みんな疲弊してしまいます。
退団の報を聞いて、内心、ホッとした方も一人や二人ではないのでは?
「I AM FROM AUSTRIA」も、海外ミュージカルということで 楽曲はいいでしょうし、トップコンビが現地へ行ったり、日墺有効150周年事業にのっかって話題性あるし、チケット難か!と思いきや、さにあらず。
東京公演は、万年チケット難なので 宝塚友の会に4公演エントリーしたら、まさかの!全部当たってしまった~!という方もいて。
そしてピガール狂騒曲。
いつも一緒に観る友人も、4公演当たってしまった~、今度から 月組のエントリーするの、怖いわ、と言っていた矢先のトップ退団発表でした。
先日、LINEの宝塚歌劇とお友達になってたら 月組「ピガール狂騒曲」の平日のチケットのご案内がありました。
これも、思ったより希望者が少なかったから 退団になったのかしら?と思ってみたり。
そもそも、こんな事態になってしまったのも、若いたまきち(当時研9)に、無理やりトップを押し付けたからでは?
謎だらけの月組人事
2008年のMe & My Girlで初舞台を踏んだのがたまき(珠城りょう)なら
2008年のMe & My Girlで宝塚にハマったワタクシ。
まだヅカファン歴 たったの12年でございますので あまり過去の例を知らないのですが。
そんな私でも 月組が宝塚歌劇団上層部からの意向とは言え 変な人事やってる組、という認識があります。
エリザベート役は 宙組の男役を抜擢
当時 トップ娘役が居なかったので エリザベート役を選ぶオーディションがあったらしいのですが…
何故か 宙組の男役だった かちゃ(凪七瑠海)がオーディションに!
そして そのまま エリザベート役に抜擢…って
出来レース、見え見えじゃないですか!?
そしてそのまま月組に留まるでもなく、エリザベートが終わったら 宙組に戻っていった…と言う謎。
ファンも組子ももやもやするような人事が多いのが宝塚歌劇団。
「エリザベート」」の1年前のミーマイで、当時のトップ・瀬奈じゅんさんの相手役・彩乃かなみさんが退団され、後任のトップ娘役が発表されず。今にして思えば エリザベート役を 凪七瑠海でいく、と決まっていたのでは?と思わされます。
宝塚で「エリザベート」を上演する度に 裏で蠢く「アレ」。
明日海りお 準トップ
2012年 龍真咲がトップ就任と同時に 明日海りおが準トップに。
準トップとは?
大劇場でトップが役替りをするという異例。
友人は「劇団の上層部がみりおちゃんのロミオを観たかっただけじゃないの~??」と笑ってました。
この時は、期間ごとに役替りではなく 公演ごとだから 11時にオスカル演ったら 15時にアンドレ、っていう具合だったから 「この1週間はオスカルに集中」だと演りやすいと思いますが 台詞の言い間違いに気をつけて神経すり減らしながらの公演だったのでは、と思います。
みりおちゃん自身、宝塚人生を振り返って、準トップ時代は辛かった、と言ってますね。
ダブル2番手問題
上述のエリザベート特出のことがあってか、既に星組から2番手として異動していた 美弥るりかと同格の位置に 宙組から今度こそ?凪七瑠海が月組に異動。
これは観ていて、本当に気持ちが悪かったです。
結局 二人のうち、どちらかをトップにするのではなく、痛み分けのように ふたりともトップにしない、という劇団の選択。
かちゃは専科に異動、みやちゃんは月組に残るも、2番手のままで 珠城りょうがトップに。
何でも無理やり ゴリ押しをするからファンの反感を買う宝塚
これは無理がありました。
「みやちゃんはトップになる気はなかったらしい」という噂が流れていますが なる気があってもなくても やはり2番手羽根を背負った人をトップにすべきだと思うし そもそも ダブル2番手、などとイレギュラーなことをするから 後々に禍根を残したんだと思います。
そのしわ寄せがたまきちに。
十分な2番手経験もないまま、トップスターに。
一説に、たまきちは固辞したのに、みんながサポートするから ぜひともトップに!と 組だか 劇団だかが丸め込んだ、という噂。
当時は研9での早い就任が 天海祐希の名前を引き合いに出して スピード出世的な持ち上げようでした。
まだ熟してない実は、あまり美味しくないんですよ。
脂が乗り切った、今でしょ!!と言うときは みんなキラキラ輝いています。
もう、誰も止められないくらい 勢いづいています。
熟して 甘い芳香を放つ実は とても美味しいです。
たまきちの場合、劇団の都合で、本人的にもまだちょっと…という時にいきなり神輿に載せられて、トップだ、トップだ~と持ち上げられても たまきち自身の気持ちがついていってなかったんじゃないかな?と推測。
お気の毒な気がしてます。
たまきち自身が、ずっとトップスター・珠城りょうを追いかけ続けていたのかな、と思ってます。
周りの組子のこともスッキリしない
たまきちの相手役 ちゃぴ(愛希れいか)は、もうひとりのトップスターと言われるまでの大人気スターで、一昨年 「エリザベート」で惜しまれながら退団。
誰が後任かと思ったら 散々新公主演、バウ主演などを歴任してきた 海乃美月ちゃんではなく 急に抜擢が続いた美園さくらちゃんを娘1に。
娘1にするために 東上公演の初ヒロインさせた感がすごかった…
これもね~ 美園さくらちゃんが悪いわけではないのですが 不人気に拍車をかけたように思います。
日本人は判官びいきですし なぜ?っていう疑問がもやもやさせるんです。
その後、「夢現無双」で2番手・美弥るりかが、2番手のまま退団。
変な人事を繰り返してきた結果、月組離れが加速。
贔屓の組子がいれば観たいけど 居なかったら こんなもやもや人事、観たくないよ、と離れていく人も多いです。。。
宝塚歌劇団の変な人事、変な抜擢のしわ寄せが すべて珠城りょうに
ずっと 「天海祐希」と並び称せられ、若いトップ、と祭り上げられて走り続けてきたたまきち。
プレッシャーとも闘ってきたと思います。
ようやく 自分で荷物を下ろしていい、と決断できたから 昨日の会見で心底ホッとしたんでしょうね。
安堵の涙であり 頑張った自分を褒めてあげたい気分の涙であり、頑張りきれなかった不甲斐なさもあったかも?
うん、やっぱり万感が迫ったからの涙ですね ひとくちで言えないいろんな感情が押し寄せたんだね。
96期裁判のお粗末な対応を思い出した
宝塚96期生による「万引捏造事件」の裁判に出頭して 被告側の証人台に立った夢華あみを 研1でトップスターお披露目公演のヒロインに抜擢した件。
あまりの無理やりな抜擢にファンが大ブーイング、大炎上しました。
結局 劇団が良かれと思ってやったことが ずっと夢華あみを苦しめる結果になりました。
なぜ、劇団はいつも 無理な抜擢をするのでしょう。結果、ファンの怒りの矛先は、当の生徒に向かって苦しめます。
たまきちもタイミングが違えば もっといい形でトップでいられたかもしれないのに。
劇団は、生徒ファーストではないのでしょうか?
それでもたまきちは作品に恵まれた
海外ミュージカル『アーサー王伝説』
海外ミュージカル『グランドホテル』
再演物『長崎しぐれ坂』『カルーセル輪舞曲(ロンド)』
オリジナル『All for One〜ダルタニアンと太陽王〜』
再演物『鳳凰伝-カラフとトゥーランドット-』
オリジナル『カンパニー』『BADDY(バッディ)-悪党(ヤツ)は月からやって来る-』
海外ミュージカル『雨に唄えば』(TBS赤坂ACTシアター)
海外ミュージカル『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』
海外ミュージカル『ON THE TOWN(オン・ザ・タウン)』
オリジナル『夢現無双-吉川英治原作「宮本武蔵」より-』『クルンテープ 天使の都』
海外ミュージカル『ON THE TOWN(オン・ザ・タウン)』
海外ミュージカル『I AM FROM AUSTRIA-故郷(ふるさと)は甘き調(しら)べ-』
再演物『赤と黒-原作 スタンダール-』
オリジナル『WELCOME TO TAKARAZUKA-雪と月と花と-』『ピガール狂騒曲』 予定
オリジナル『桜嵐記』予定
14作品中 海外ミュージカルが 6作 再演物 3作 オリジナル 5作(OTTは1回と数えてます)
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グランドホテルでのトミー・チューンさんとの出会いは大きな宝物でしょう。
エリザベートを経験出来たことで今後、エリザベートのガラコンや 周年行事に顔を出せますね。
ウィーンへ行けたのも貴重な経験になったことでしょう。
たくさんの経験を糧にして 退団までも、退団後も これまでどおり力強く走り続けてくださいね~!