宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

一番好きな退団公演のマイ・ベスト更新!「桜嵐記」がいい~~っ!!

いよいよ明日は…

珠城 りょう 美園 さくら トップコンビ、

そして
香咲 蘭、楓 ゆき、桜奈 あい、颯希 有翔、蒼真 せれん、夏風 季々、摩耶 裕

計9人が宝塚大劇場をご卒業されます。

 

明日、ランチの予定いれてしまってて、配信観れないのが心残りです。

 

すでに昨日の時点でも、ものすごい熱気だったようですから、千秋楽の破壊力は凄まじいのでしょうね。

ノックアウトされたかったわ~残念!!

 

Twitterで、ご覧になった皆さんの感想楽しみにしています。

退団公演は駄作が多いと言うけれど…

当たり外れがありますね。

2008年から観劇している私がハズレ、と思っているのは 水夏希様、柚希礼音様、龍真咲様、明日海りお様の退団公演です。

複数回観るの、辛いわ orz

 

宝塚の生徒さんは、何期生か、というのと同時に ○○公演で初舞台、ってセットで語られます。

 

そして退団するときには、○○公演で退団と言われる。

 

宝塚人生の集大成である退団公演は、どの生徒さんにとっても思い出深く、大切なもの。

 

特に、トップと付く、トップスター、トップ娘役の退団公演は、ファンもメディアも、いつも以上に注目し ファンは観劇に通いますから いい作品であってほしいです。

応援してきた生徒さんとともにファンも卒業する、その記念碑的作品は、美しい思い出となるような名作ならなお嬉し♪

 

今までの退団作品 ナンバーワンは「一夢庵風流記 前田慶次

作・演出:大野拓史

雪組トップスター 壮一帆様退団公演「一夢庵風流記」(大野拓史演出)が、トップ退団公演の中で一番好きでした。

 

明るく、爽やかで気っ風のいいトップスター 壮一帆様にぴったりの演目で、スカーッとしました。

幕開けの映像のスピード感もすごくよく いきなり引き込まれました。

そこからの~ ラストの壮一帆さまがバシーっと決めた笑顔も最高!

 

本当に気持ちのいい終わり方でした。

 

雪組壮一帆様 トップ着任の前は、無理やりな抜擢があったり そこはかとなく組の魅力が低下してるように私には見えました。

 

えりたん(壮一帆)が雪組に戻ってきて、組が刷新されたような気がしたのは、花組からの落下傘だったからかもしれません。

 

えりたん(壮一帆)がご挨拶で、ステージの一番端にいる子にも輝いて欲しい、と言って組子の心を掌握したように思いました。

任期は短期でしたが、いい形で、満を持して待っていたちぎちゃん(早霧せいな)にバトンを渡せたのでは? そして100周年運動会w

今までの退団作品 ナンバー2は、「桜華に舞え」

作・演出:齋藤吉正

あくまでもワタクシ的に、ですが、話としては、あんまりおもしろくはなかったんですが…ラストがもう泣ける演出で、2番手のべに(紅ゆずる)が、みっちゃんというか桐野にすがって号泣しているので もらい泣き必至のさよなら演出。

 

その前に、みっちゃんと同期で同時退団予定の美城れんさんが、西郷どんのお役で一足お先に亡くなられたあたりから随分泣き入ってますけど 桐野利秋亡くなった瞬間、客席、ダム決壊的な惨状でしたわ。

 

みっちゃんは、鹿児島まで剣を習いに行ったり、練習熱心なところを見せていましたから この 最後の作品に掛ける意気込みも相当だったと思われます。

…という良き作品を押さえて、トップに躍り出た「桜嵐記」

作・演出:上田久美子

上田久美子✕珠城りょうの「月雲の皇子」が大絶賛され、東京の銀河劇場で、追加公演されるほどの人気となりました。

上田久美子先生の印象を みんなの記憶に焼き付けた鮮烈な演出家デビューでしたね。

「夢千鳥」の栗田優香先生も、デビューからすごい完成度!という点で、通じるものがあるような気がしています。

 

桜嵐記は、上田久美子✕珠城りょうという成功例を作ったお二人がタッグを組みました。

サヨナラ公演にふさわしく、吉野の桜と 愚直なまでに忠義を捨てずに戦い、散っていった楠木正行が重なって 美しくも哀しい号泣必至のストーリー。

 

凛々しい武将姿がよく似合う 総大将・楠木正行=たまきち(珠城りょう)と、持ち味のちがう弟たち2人との対比も面白いですね!!

 

弁内侍とは、「恋愛感情」と言えるほどの強い感情は見えませんが、ラスト付近の二人のシーンにホッとしたり、これから訪れる別れを思って胸をえぐられる気持ちになったりもしました。

 

父帝の言葉に囚われて 無力感を漂わせる後村上天皇(暁千星)などの描き方(戦を止められず、戦場に正行を送る羽目になり謝るところなど)もよく、それぞれが人生をかけて生きていたのに。。と涙せずにはいられないです。

 

それでいて、笑えるところも多々あり、芝居巧者の千海華蘭ちゃんの熱演もあり、厚みのある作品になっていました。

 

流石、「芝居の月組」のDNAが生きているなぁと感心しきり。

 

演出の妙、組子の頑張り、素材の良さ(南北朝の戦い、楠木正成正行)の相乗効果でとてつもなく素晴らしい作品になりました!!

 

宝物のような作品、いつまでも語り継ぎたい作品です。

 

明日は、ランチの後、また、湊川神社に行く予定です。

月組公演の成功のお礼を…僭越ながらアテクシが代表して?小声 してきます^^

 

今年前半の厄を落とす 夏越の祓え(なごしのはらえ)に…茅の輪くぐりをしてきます♪

 

夏越の祓えは、6月なのです。(湊川神社は6月1日~6月30日 茅の輪が設置されてます)

気になる方は、今ならまだ間に合います!

配信すら観れず残念ですけど。

緊急事態宣言明けたら、ランチに!って思ってて お休みもらえたから即ランチ予約!で配信忘れてたわ、失敗、失敗。

配信って、土日のイメージ強いし←言い訳w

 

お仕事で観れない方もいらっしゃるし、いろんな事情で劇場に行けない人も大勢いらっしゃると思います。

地方に住んでる方、お仕事をしている方は、そうそう生で観れないのは当たり前。

 

逆に、地元宝塚や西宮に住んでたらどこかでジェンヌさんとつながってるからチケットも伝手で入手できたりします。

生で観れるのがベストに決まってますけど、生で観ないとファンじゃないってわけでもないし、大事なのは、自分の気持なんですよね~♪

 

生観劇がいいに決まっているのに、さらに生観劇!と必要以上に声高に言う必要もないし、劇場に行けなかったからと凹む必要もないと思ってます。

 

よく、自分の贔屓の悪口をトイレや電車やカフェなどで聞いてしまったり、他人のSNS読んで 怒ったり 落ち込んだりする人がいますけど。

 

他人は他人、自分は自分。

他人の気持ちを変えることはできない。大事なのは自分の気持ちなんだと思ってます。

自分が応援する気持ちがあれば それがすべて。

 

生徒さんは生観劇する人だけをファンだと思っているわけではないのですから。

 

劇場で頑張っている生徒さんの事を思いつつ、心穏やかに過ごしましょう♪

 

私は、スカイステージニュースの千秋楽の映像とTwitterのレポを楽しみにしてます!

ご覧になる方、よろしくお願いしま~~す!