宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

【星組】配信で観劇|歌ウマ集結で『Le Rouge et le Noir ~赤と黒~』上演は奇跡!!

昨日、劇場で『Le Rouge et le Noir ~赤と黒~』を観てきたので、今日配信を観るかどうかかなり迷ったのち、配信チケット買いました。

 

観てよかった〜!!

 

 

毎日観たい!

毎日こっちゃん(礼真琴)とキャストのみなさんの歌を全身に浴びていたい…

耳福な幸せな『Le Rouge et le Noir ~赤と黒~』

 

演出の谷貴矢先生、キャストの皆様に感謝、感謝!

 

奇跡のキャスティング、作品に出会えた幸せ

いや〜。

今日ほど礼真琴星組トップ時代に観劇できていることに喜びと感謝を感じたことはないです。

 

同じ時代に生きていて、この作品に出会えたこと、最高の幸せです♪

 

そして、歌唱力の高い生徒さんを集めたカンパニーでの上演、という奇跡を起こしてくださった谷貴矢先生に感謝します。

 

歌唱は人の心に直接作用しますから、感動が深い。

 

思い出の曲や歌が流れてきたら、それだけで涙腺が緩んでしまう、という経験は誰しもあると思います。

それほどまでに、心(脳)と歌(音楽)は深く結びついています。

 

だからこその歌の力は大きい。

 

そしてそれを歌唱力の高い出演者が歌うことで満足度が格段にあがります。

 

その事実は、経験しすでに知っていたことですが、今回、改めて思い知らされました。

 

原作はスタンダール作『赤と黒』でも全然違う満足度

柴田侑宏先生の『赤と黒』は、映像で観ただけですが、主人公のジュリアンに心を重ねることはできませんでした。

 

今回は歌唱力のせいか、生観劇ということもあってか、グイグイ引き込まれて…

こわい、こわい…『Le Rouge et le Noir』の海で溺れそう。

 

巻き込まれたら最後さ〜♪ ←これ、節付けて読める人はかなりのお歳(アテクシもw)

 

ストレスフリーで、どっぷり作品世界に没入できたのが大きかったです!

 

フレンチミュージカルを宝塚世界に落としこんで、美しい舞台に載せてくださった谷貴矢先生、あっぱれです。

 

谷貴矢先生の原作あり作品の潤色や、海外ミュージカルの潤色をもっとみたいです。

 

カタカナ表記の歴史上の人物が出てくるパラレルワールドものはちょっと飽きてきたので〜^^;

 

主人公を演じた礼真琴の役作り

弱々しくて、謙虚というより遠慮がちで せつなそうな表情をしているこっちゃんジュリアン。

守ってあげたくなるようなジュリアン キュンキュンします。

 

成り上がろうと野心を燃やしている人物には見えなかったです。

 

それなのに、それなのに、愛には大胆!

 

レナール夫人との愛にはもう…ヤラレっぱなし。

 

マチルドに落ちるの早いけど、あれは、レナール夫人を忘れるためだったのね。

 

終始、悩めるジュリアンに心鷲掴みにされっぱなしでした!!

 

再演希望だけれど、難しいのかな…

もう、今度から、赤と黒、といえば『Le Rouge et le Noir』のこと、とこれまでの常識が覆りそうな勢いです。

 

いつかまたこの作品を観たいけど、その頃には現メンバーは退団されたりしてて、同じメンバーでキャスティングできそうにないですね。

悩ましい。

 

こっちゃん(礼真琴)はまだまだトップとして残ってたとしても、レナール夫人役の有沙瞳ちゃんは近々退団されそうな気配です。

 

宝塚歌劇団の全娘役の中でレナール夫人をできそうな方、他にいらっしゃいます?

 

歌唱力が高くて、妖艶で、マダムができる生徒さん。

 

礼真琴、有沙瞳、詩ちづる、暁千星、ひろ香祐、小桜ほのか…

つくづく、稀有なカンパニーだったんだ、と気付かされました。

 

以前花組で『ポーの一族』が上演された時に、出演者がお役とピッタリハマっていましたね。

演出の小池先生がずっとタイミングを見計らいつつ温めておられたのも納得でした。

 

今、星組の『Le Rouge et le Noir』も現メンバーでしかできない貴重な公演だったと言えそう。

 

前任の頃は、若手はモブばかりで全然使ってもらえてなかったけれど、

今は若手の皆が「できるトップさん」に触発されて、生き生きしてますね!

 

つくづく歌上手トップコンビが観たくなった

今回、あまりにもいいものを見せて頂いたので、欲が出てしまいました。

 

『王家に捧ぐ歌』の時から感じていましたが、

こっちゃんの歌唱を生かせる相手役が居て欲しい、と。

 

2015年、柚希礼音さん退団にあたり、星組に専科から北翔海莉さんが落下傘でトップに就任されました。

ツヤのあるいい声の持ち主で歌上手のみっちゃん(北翔海莉)には、その歌声に見合う娘役でないと。

…というわけで、歌上手の妃海風ちゃんがトップ娘役に就任されました。

 

当時は、紅ゆずる・綺咲愛里で次期が決まっていたような雰囲気でしたが。

 

トップの持ち味を生かすも殺すも相手役次第。

 

ダンサートップに踊れない娘役などは、脚をひっぱるわトップの持ち味だせずで、トップさん的にもファン的にも残念至極。

 

大人気を博した元雪組トップ 望海風斗・真彩希帆、歌うまコンビ。

この例は大成功ですね〜♪

互いに高めあって、いいもの見せてくれて、ファンも大満足でした^^

 

今回、『Le Rouge et le Noir』で夢を見てしまいました。

夢は叶うのか…

いつか叶うといいな♪