『1789』新人公演主演は、予想通りでしたね♪
オランプ・デュ・ピュジェ 詩 ちづる
満を持して、という言葉がぴったり♪
稀惺 かずとくん、新公初主演おめでとうございます!
育てたい生徒さんの抜擢を性急にしすぎて、結果劇団が将来を潰してしまった、という過去がありました。
目立つ生徒さん、注目を集めてしまう生徒さんほど、慎重に上げていく必要があります。
何故、あんなに早く抜擢されるの?という組子の妬みや宝塚ファンの疑問の視線。
抜擢に応えられるか、という自分の中の葛藤、肩にかかる重み…。
中には自滅していく方もいらっしゃったのではないでしょうか。
早い抜擢は「すご〜い!」と称賛されるのと同時に、本人にかかるプレッシャーは相当なものだと思います。
実力がないのに抜擢を受けた場合、特に…。
稀惺 かずと、ようやく解禁!
男役にしては小柄で、お顔も娘役さんのように可愛くて、声も高かったつんつん(稀惺 かずと)。
男役ながら、男臭いお役は似合わず、少年のような役回り多いですね。
…ということは??
永遠の少年、礼真琴と持ち味同じ、ってことですね??
ロナンがハマる〜!
礼真琴の薫陶を受けるチャンス!!
新人公演は、本役から学ぶことも目的の一つです。
歌って踊って芝居して、実力ナンバーワンのこっちゃん(礼真琴)から学ぶチャンスをもらえたなんて、ラッキーなんでしょう♪
さすが、御曹司!
これぞ、御曹司教育!!
『ディミトリ』で男役が開花した♪
新人公演をライブ配信で観たのですが、本役のありちゃん(暁千星)演じるちょっとダークなお役、アヴァク・ザカリアンを好演していました。
それまで、可愛くて、娘役転向してもいいぐらい、と思っていたんですが、
『ディミトリ』新公では、発声も声低く改善していましたし、滑舌はよく、しっかりしたお芝居で、キレがありました。
ラスト近くの、ルスダンにディミトリが亡くなった報告をしようとする場面は、本当に引き込まれました。
開眼したのか、舞台姿が力強く感じられます。
今後が楽しみな役者さんに育ちましたね。
小林家の一員というプレッシャーも気負いもはねのけて
生まれた時から、ご両親が有名人で一般家庭とは少し違った環境にいたつんつん。
お父様の家系が宝塚歌劇創設の小林家、というダブルで他の追随を許さない特殊事情。
一族の期待を一身に背負っていますから、トップスターになる、一択。
それは、約束されている将来と等価の自分でいる必要がありますから、大変なプレッシャーでしょうね。
最近、少しずつ、大勢の若手の中から頭ひとつ出てる感があります。
今、つんつんというサラブレッドスターさんが「出る杭は打たれる」のを回避するには自身が実力をつける他ありません。
が、このところのつんつんは、皆を納得させるだけの実力を手に入れ、のびのびと演じているように感じられます。
実力に裏打ちされているから堂々と演じられる、それはとてもかっこいいこと♪
色眼鏡でみないで、普通に一組子として素敵なつんつんをこれからも応援したいと思います。
新公ヒロインは詩ちづる
詩ちゃんのキャスティングも、皆の予想するところでした。
月組から歌える下級生、ということでいいお役をもらっていたけれど、
星組に異動してきて、
別箱公演でもいいお役をもらっていました…
先日幕をおろし『Le Rouge et le Noir〜赤と黒〜』のマチルド役、最高でしたね!
礼真琴と、堂々と渡り合ってかっこよかったです♪
ホント、詩ちゃんのヒロインをもっと観たい!と思ったのは こっそり本音。
105期には、首席の音彩唯ちゃん(雪組)、星空美咲ちゃん(花組)、山吹ひばりちゃん(宙組)もご活躍ですから、
詩ちゃんにも、いいお役が来るといいな〜♪
105期コンビの『1789』新人公演、ライブ配信楽しみにしてます!!