望海風斗・真彩希帆 退団公演ポスター、ポスターとして成功している♪
先日 月組観劇の日に、いろいろと発表や更新があって、書ききれなかったので今頃 ノソっと触れておきます。
fff 先行画像が出たときには、あまりワクワクしなかったんです。
渋い表情のベートーヴェンの後ろに、クールな表情の「謎の女」。
ん~~~
ま、先行画像だから、ポスターに期待しましょ、って思ってたので 期待通りの 想像を掻き立てるポスター、よかった~!
いい感じですね!!
ポスターは、お客様を呼び込む為の大切なツールですから、どんな内容かしら? 素敵だわ、観てみたい!って思ってもらわないとだめ。
その点、fff のポスターは
1️⃣ 構図がいい
トップコンビ、2番手、三者三様、で。
トップ・だいもん(望海風斗)が大砲の砲身の上に立て膝で座っているのがいい!
咲ちゃんが加わって、ナポレオンが登場するお話か!と初めて明かされましたね。
その咲ちゃんは、遠くを見据えて何を思う?
謎の女、まあやちゃんは、松明を片手に、何を思うのか。
クールな横顔が、意思の強さを表していますね。
衣装が、シトワイヤンぽくないので、ドイツ人女性なのか?(あの袖にリボンのブラウス可愛い、欲しい~!)
黒いお洋服や帽子に、「喪」の意味が込められているのか?
そして彼女は、ベートーヴェンにどう関わってくるのか…?
ベートーヴェンも、ナポレオンも、知らない人はいない、歴史上の有名人物ですが 謎の女は謎故に、ミステリアスで楽しみ~♪
2️⃣ ベートーヴェンの交響曲
第3番 英雄
第5番 運命
第9番 合唱付き(「歓喜の歌」)
『f f f -フォルティッシッシモ-』の副題が 「歓喜に歌え」、
ポスターには「やるならやってみろ 運命よ」。
そして、咲ちゃん(彩風咲奈)のナポレオン(=英雄)
…と、しっかりと 交響曲のモチーフが織り込まれていますね♪
ベートーヴェンの歓喜の歌で締めくくれたら ハッピーエンドですが…
やっぱり最後まで 苦労人の役 ^^;
この前ののぞコン=NOW! ZOOM ME!!でも言ってましたが、だいもんのお役が、ビンボーか反社会勢力か、暗いか怖い役が多かったので、楽しく明るいお話に変えたパロディ寸劇のコーナーがありました。
ヅカ人生最後の公演も…
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン。音楽史に革命を起こし、今や不滅となったその男の名前。しかし男の名は、あらゆる不運に彩られている。失恋、孤独、失聴…。それでもなぜ彼は、至上の喜びを歌う「第九」を完成させることができたのか。
宝塚歌劇公式HPより
やっぱり 不運なんだ~!
これぞ、貧乏神のびんちゃんや、吉村貫一郎を演じてきた、だいもんらしい ラストなのかも?
真彩希帆ちゃんの謎の女は
聴力を失い絶望する天才音楽家の前に姿を現した謎の女。女の不可解な存在にいらだちながらも、いつしか彼女を人生の旅の友としてゆくルートヴィヒ。やがて二人の不思議な関係が生み出した音楽とは──。
宝塚歌劇公式HPより
このストーリーでは、「人生の旅の友」となる女性なんですね。
敢えて名前を付けてない、まさに謎の女、いろいろと想像させられます。
もうひとりの重要人物はどなた?
フランス革命後の混沌のヨーロッパで、ナポレオン、ゲーテ、そしてベートーヴェンが歩む覇道が交差する。誰もが知る伝説の男たちについての、新しい物語…ミュージカル・シンフォニア!
宝塚歌劇公式HPより
ベートーヴェンと、ナポレオン・ボナパルトは1歳違い。そんな二人より20歳年上のゲーテ。
ゲーテを演じるのは? ふー子を愛している あやなぎ先生なのか、(このネタ100年使えるわw)
それとも 美貌のあーさ(朝美絢)なのか… あがた、ってゲーテってタイプじゃないけれど 蓋を開けてみるまではわかりませんね。
退団公演は駄作が多い、のジンクスに飲まれないで!
これは、あくまでも私の意見なので 読んでご自分の意見と違っても怒らないでほしいのですが、
一番がっかりした超駄作退団公演は、
星組トップスター柚希礼音退団公演「黒豹の如く」
盲目の演出家に演出を頼む劇団もどうかしてるし、頼まれて引き受ける演出家もどうかしてる。
舞台が見えないのに脚本は書けても 演出できるはずもない。
明日海りお退団公演も、瀬奈じゅん退団公演も微妙でしたわ。
「退団公演は、どんな作品でもお客さん入るから駄作多いよ」と聞いたことがありますが まさに。
さて、だいもんの退団公演は、人気のウエクミ(上田久美子)先生。
この作品は コロナで公演中止期間があったため 初日が2021年1月1日になってしまいましたが、本来 2020年に上演するはずでしたから、2020年のベートーヴェン生誕250年にちなんで ベートーヴェンを描くことにされたのでしょう。
劇団は シェイクスピアの没後400年に 『Shakespeare 〜空に満つるは、尽きせぬ言の葉〜』を上演したり、と生誕、没後にひっかけるのが好きですよね^^
ベートーヴェン生誕250年の2020年に向けて 随分前から構想を練っておられたかも。
ウエクミ先生は、宙組の「FLYING SAPA」もあってお忙しかったと思いますが、どんな作品になっているのか楽しみです。
100%はないにしても より多くのヅカファンが、納得できるような、だいもんの宝塚人生の最後を飾るにふさわしい作品になってたらいいな、って思います。