今日、Yahoo!のトップページを見てびっくり。
週刊誌からみた「ニッポンの後退」
宝塚の醜聞は昔からの「伝統」だった…所属演出家が20代女性助手に性加害寸前のセクハラ
の記事。
昨夏から、週刊文春が宝塚歌劇団の生徒・演出家に向けて文春砲を放って話題になっているのを横目で見ているだけではもったいない、と思われたのか、
我社も知ってますよ、っと、古くは昭和4年(1929年)の記事からナウwな記事まで引っ張ってこられてます。
昨年末の演出家セクハラ事件に関して…
「所属演出家が20代女性助手に性加害寸前のセクハラ」と書かれています。
文春記事には、男性か女性かの言及はなかったけれど、なんとなく助手のAさんは男性な、印象を持っていました。
今回の日刊ゲンダイDijital の記事では、「20代の女性演出助手」と書かれていて…
日刊ゲンダイが、文春が伏せていた演出助手の性別をわざわざ女性、と限定したのはなぜ?
男性のセクハラ相手は女性だという「思いこみ」で記事にしたのでしょうか?
ライターの元木昌彦さんは、1945年のお生まれですからステレオタイプな発想かも。
Aさんが女性だとしたら、原田氏がAさんに言った言葉は、「養子にしてあげる」ではなく、「結婚してあげる」になりそうですけども??
取材もせず、文春の記事を読んで書いておられるみたいですから、書き手の印象が反映してる感じ。
「元」週刊現代の編集長さんが、フリーライターになって…これはちょっと…(ry
宝塚のスキャンダルを扱えばアクセス上がると知って、文春の尻馬に乗ってやって来ました、という感じに思えました。
こんな記事がワラワラ湧いてきたら嫌だわ。
宝塚歌劇団は、生徒たちを守れるのか?
昨年末、吉本興業のHPにおいて、「株式会社文藝春秋らに対する訴訟についての判決のお知らせ」がUPされました。
霜降り明星のせいやさんの文春記事に対して、吉本興業は、いち早く、訴えを起こしました、そして…
せいやのプライバシーを侵害し、また名誉を著しく毀損したとして、株式会社文藝春秋及び同誌編集長らを被告として損害賠償請求訴訟を提起しておりましたが、本日12月1日、東京地方裁判所において、被告に対し、せいやに330万円の支払いを命じる勝訴判決が言い渡されましたのでご報告いたします。
吉本興業HPより引用
宝塚歌劇団も残念、遺憾、事実無根、抗議します、と言っていますが、名誉毀損の裁判に向けて行動は起こしているのでしょうか。
のらりくらりしている間に、名前の挙がった生徒さんたちが退団して幕引き、真相はうやむや…になりそうな気がします。
ええ、宝塚は新陳代謝の集団ですから、裁判起こしてまで闘わなくても、生徒はいずれ辞めていきます、そこまで見越してののらりくらり、かな。
劇団は、96期万引捏造裁判でも、生徒を守らなかったし、まるで何事もなかったかのように、96期首席を研1にして、トップお披露目の相手役に大大抜擢で収めようとしました。
結果、当該生徒は実力はあるのに、早々に退団されました。
期待の星を自らの手で潰す劇団…orz
火消しをしたつもりが、火に油を注いでいることに気がついてなかったのね。
監督責任のある音楽学校の校長は、責任を問うどころか「歌劇の殿堂」入り。
世間の常識とは正反対の悪手をとって、神経を逆撫でされている気さえした当時。
もう、憤死寸前でしたわ。
今度こそ、劇団は生徒たちを守って欲しいし、
110年続いた旧弊を取り除いて欲しいです。
吉本興業のHPに「110th」の文字。
2022年4月、吉本興業は110周年を迎えたそうです。
宝塚も来年110周年、伝統とか言って変革を恐れていないで、吉本みたいにアプデしよ!
叩けばホコリが出るから狙われる?
普段は、すみれのヴェールに覆われて美しい舞台上の夢のひとときしか見えないけれど、
ヴェールに隠れているからこそ、裏で何が行われているのかもよくわからない、という一面がありますよね…
そこがミステリアスで興味を引くのですが…。
小林一三先生が「清く正しく美しく」なんて言っちゃったものだから、
本当に清いのか、雑誌社が検証に来てるような気がします…^^;
証拠も全部出して、白黒はっきり付けましょうよ!ができないと知ってるから文春も強気でいろいろ書いてくるのかな、とも思います。
なにしろ大きなお金が動くところのようですから、いろいろあるのでは?と想像してます。
東京女子医大の理事長と元月組トップの記事や、過去の週刊新潮の政治家とお金の云々を読むにつけ、
外堀埋められて、本丸を目指す週刊誌に最後、大鉈振るわれてにっちもさっちも…なんてことにならないよう、本気で劇団内の規律を見直して欲しいです。
100年これで大丈夫だったから、これからもこのやり方で大丈夫、ではないと思いますね。
世の中の価値観やコンプライアンスはどんどん変化しています。
のんびりまったりの上にあぐらをかいていると大変な事に…
昔なら、遠くの誰かに情報を伝えたければ…まず、墨をする(笑)
巻紙にしたためて早馬で送る。←古すぎ
今ならサクサク書いてポチ、で世界中の人に知れ渡るから、宝塚歌劇団もスピードをもって対応していただきたいです。
正しいことに耳を傾けて欲しい
今まで、悔しい思いをしても、誰にも言えずに、墓場まで持っていこうと固く誓っていたOGさん大勢いらっしゃると思います。
元劇団員だからこそ、こうした方が良いとか、こうあるべき、というのがわかっているから外部アドバイザーになってほしいです。
ややこしいものは切り捨てるのではなく、なぜ問題が起きたかを丁寧に検証して、改善すべきだと思います。
そうすれば、宙組のようなことは起きなかったのでは?
皆それぞれ感情をもった人間なのだから、互いに気持ちよく過ごしていきたいものです。
昨年末の文春記事に、原田氏は(Aさんのことを)「もう要らんから切って」と言い、
制作部長は「了解」と答えた、という一節があるのですが、怖〜と思いました。
切ってと言う方も言う方だけど、了解って…orz。
こういう体質だから、要らなくなったら切られる→我慢するか辞めるかの二択で、改善を口にも出来ず、黙って辞めていかれた方がいかばかりか、とお気の毒に思います。
トップの周りにイエスマンばかりを置いて、改善への意欲のない集団に明るい未来があるとも思えないのですが…
それにしても…
週刊誌からみた「ニッポンの後退」と、どう関係があるのかよくわからず…でした。