宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

3月12日唐版風の又三郎を観てきました・・・

昨日 柚希礼音様と 窪田正孝くんのW主演

唐版 風の又三郎」を観てきました。

 

190312唐版風の又三郎 (1)

 

 

本日は 大阪の千秋楽でしたね、おめでとうございます!!

 

千秋楽の2日前に主演のひとり、窪田正孝くんが怪我をされました。

右膝 半月板損傷とのこと。

 

昨日、窪田くんが右足を負傷した、という情報がTwitterで流れてたよ、と友人said

出演できるのか、怪我の程度はどのぐらい??とすごく心配してました。

会場に到着すると 入場待ちの長蛇の列、その横で主催者側の方が

35分遅れで開演、払い戻しにも対応します、との事でした。

 

190312唐版風の又三郎 (3)

 

演出に一部変更がある、という事でした。 

急遽 新演出で お稽古されているのかな?とお察ししてました。

 

11日も12日もご覧になったお友達からのお話。 

11日に舞台上でバタっと倒れた窪田くん、

飛行機に乗るためにタラップを上がっていくはずなのに、いつまで経っても上がって来ないので

先に乗り込んでた ちえちゃんが下りてきて 肩を貸して一緒にあがった、と。

 

昨日の舞台では 車椅子で登場でしたが 車椅子の操作もスイスイでだいぶ練習されたのでしょうか?

 

片足ぴょんぴょんで移動される場面もあり、気をもみました。

 

ダイナミックに立ち回りをする場面も 車椅子なので 相手も車椅子にすわって、という演出で

笑いを誘っていました。

 

ラストのご挨拶では 袖から出たり入ったりする度に、ちえちゃんが車椅子を押しての入退場。

 

怪我を押して頑張った窪田くんに スタンディングオベーションで健闘を称えました。

 

窪田くん、泣いておられました。

舞台の共演者の皆に対する申し訳なさや 自分に対する不甲斐なさ、悔しさ

まさか… 何故?? と悩まれたと思います。

 

NHKの朝ドラの主演、フジの月9の主演と 大きなお仕事が決まっているので焦りもあるでしょうが

きっちり治していただきたいです。

舞台人の怪我は 肉体的にはもちろんですが 精神的ダメージも大きいので心配です。

早くお怪我が治りますように、お祈りしてます。

 


 

観たことは無いけれど 多分、私の苦手な分野だと思ってたアングラ演劇

 

アングラ演劇(あんぐらえんげき)とは1960年代中期から1970年代にかけて日本で活発に起きた

舞台表現(主に演劇)の潮流である。「 アングラ」とはアンダーグラウンドの略語である。

見世物小屋的要素を取り込み、それまでの近代演劇が低俗として退けた

土俗的でスペクタルなものを復権させて独特の世界を作り上げた。

 

アングラ演劇 - Wikipediaより抜粋

 

生まれて初めて観た舞台が 東京池袋のサンシャイン劇場 「古いアルバート街の物語」(1981年)

それから 劇団四季 初観劇は1985年「キャッツ」

ポーンと飛んで 初宝塚は2002年 雪組「追憶のバルセロナ」「ON THE 5th」(この時は嵌れなかったw)

初東宝ミュージカルは「エリザベート」2009年

初地球ゴージャス 2018年

2019年 新たなジャンル!アングラ系。

 

ちえちゃん(柚希礼音様)が出演しなければ観てなかった作品です。

地球ゴージャスも ちえちゃんが出る作品は観ておこうじゃないか、と

退団後の新たなチャレンジを見守っています。

 

以下私見ですので 他人の意見を認められない方は閲覧ご遠慮ください。

 

 

 

今回の舞台は 全く私の好みではありませんでした。

 

紅(あか)テントの名残か 出演者はマイク付けておられないのですね。

唯一 ちえちゃんだけ耳の横にマイクが見えてましたけど。

 

でも1000人規模の劇場でマイク無しはキツイです。

客席入りが何回もあって楽しいのですが、

俳優さんの後ろ側になると 声が聞こえにくいし 舞台でも、聞こえるように大声張り上げる感じでした。

 

舞台の小道具の鶏を客席に放り投げたり、通路を歩く時に通路側席のお客さんに絡んだり

おせんべいやソーセージを客席にあげたり

出演者と客席が近い感じも紅テントの名残かしらね。

 

そして…謎の設定 謎の登場人物  わからない~~ 

 

*三腐 (陳腐 乱腐 淫腐)の三人組。 

お尻に菊の御紋のついたブルマーを履いていて 客席にお尻を突き出したり

お笑い担当なんですけど そういう笑いのとり方?? って ドン引きで全く笑えませんでした。

余計にクールになっちゃって…

 

*桃子と梅子姉妹

覚醒剤を打つ姉妹。 えっ?

 

ストーリーに余り関係ないよね? 

 

おっぱいを出したり なんだか観たくないものオンパレード。

 

出演者の皆さんは それこそ体当たりの演技で大変だと思うのですが…

リピートきつい for me.

 

 

昭和48年8月23日 自衛隊宇都宮駐屯地から 飛び立って帰ってこなかった「高田」を

探し求めるエリカを演じるのが ちえちゃん(柚希礼音)。

 

演出の金守珍さんが ちえちゃんの「マタハリ」を観て感動して ちえちゃんのために少し

ダンス場面を入れたとおっしゃってた通り ダンスシーンがありました♪

 

精神病院から抜け出してきた青年を演じるのが窪田正孝くん。

とてもピュアな感じですごくよかったです。 なんか愛おしい。

病院の緑色のスリッパを片方だけ大切に懐に入れて持ってて 可愛い^^

 

開幕そうそうに 客席から登場した 「風はいらんかね~」とやってくる風売りのおじさんが

実は精神病院の先生だったんですね。

 

3幕には ポスターにも登場した カタツムリが登場するのですが…

大人の肩ぐらいの高さのカタツムリが 時々舞台を横切るんですけど、

あれは何の象徴なんでしょうか?

 

最後は2人で飛行機に乗って虹の向こうに消えていく、という美しいシーンで良かったです!!

 

途中は、いろいろと理解に苦しむ演出で 考えてもわからないので 観終わったあとちょっとモヤモヤ。

下卑た笑いのとり方で笑えず…でした。

 

キラキラの夢の国にいたちえちゃんが 唐版風の又三郎ご出演と聞いたときは

今までで一番ハードルの高い挑戦だな、って思いました。

 

今年で芸歴20年の柚希礼音様。

 

いろんなタイプの舞台に出演して 芸の幅を広げておられる様子。

7月(大阪)には 一人舞台も予定されていて さらなる挑戦は続きますね。

 

これからも 見守ります♪