宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

感動!歌上手トップコンビのファントム

やっぱり、こうでなくっちゃ、ファントムは。

 

歌の持つ力にヤラれました!

 

感動した、というより 圧倒されました

今日は二階席だったんですが それでも 舞台と客席が親密に結びついてる気がした!

 

phantom (2)

 

  ↑ このPhantomっていう文字が 煙のように消えていき 映像はどんどん変わってセーヌ川へと誘われ 

地下水路を通って ファントムの住処へと進んでいきます。とてもきれいな映像です。

 

花組公演「BEAUTIFUL GARDEN」のオープニングのようですが、この映像はJaijin Chungさん

 

映像が効果的に使われて 芝居の世界がよりリアルに迫りますね~

昔のお芝居なんて 書き割りだったのにw

 

 

 

だいもん(望海風斗)が歌いだしたら 客席が集中する感じがしました。

観客ひとりひとりの気持ちを手繰り寄せるのは、さすが!!

だいもんの歌唱力、ですね。

 

そこへ きぃちゃん(真彩希帆)が デュエットで声を重ねていくと…

1たす1が2ではなく 5にも100にも 1000にもなる。

本当に素晴らしくて 幕開き 2人で歌うところは心が震えました。

 

これを待ってた~!

 

以下 ネタバレあります、ご注意ください。 

私見語っておりますので、心の狭い方は読まないでください。

 

 

 

 

 

何度も言うようで申し訳ないけど 2011年の花組ファントムが 歌唱面でもやもやしました。

そんなわけで ほとんど覚えてないっ!! 汗

 

天使の歌声のクリスティーヌが広場で歌ってる…はずだけど??

どこが天使の歌声なのか? 全然説得力がないっ!!

 

そう思った瞬間にドッカーン!!!

 

私の感動のパラボラアンテナが折れた! だから 覚えてるのは

キャリエール(壮一帆)が エリック(蘭寿とむ)に秘密を打ち明けるところぐらい。

 

友人が 「よくあのキャストで「ファントム」演らせたね」、っていうから

とむのファントムって韻を踏んで売りたかったんじゃない? 

 

そんなわけで 次のファントムでは絶対に歌上手トップコンビで上演して欲しい!って思ってたから

だいもんの雪組でファントム上演が発表になった時はやった~!!と快哉を叫びました!!

 

 

 

豊かな声量と 艶のある声。

それが自然に出るから 細かい感情を歌に乗せることができます。

だから 私達は 引き込まれ 心揺さぶられるのだと思いました。

 

声や歌唱が不安定だと それが気になって 集中できないし

なにより この素晴らしい楽曲の良さを堪能できないのはもったいない。

 

 

衣装もセットも美しく、夢のような世界。

 

でも 根底に流れるのは 結ばれぬ愛と 孤独な青年の生き様、そして衝撃のラスト。

 

やるせない気持ちにさせられても その切なさに酔っていたい物語です。

 

 

 

だいもんときぃちゃん 歌唱力の高いコンビだから 感動できたのだと思います。

 

エリックがクリスティーヌの声に 母の面影を求め、癒やされる、ひとときの幸せ。

クリスティーヌは エリックの仮面の下の顔を見た瞬間に逃げ出してしまい

ささやかな幸せも またスルリと指の間から逃げてしまった…

 

失意のエリックは さらに父キャリエール(彩風咲奈)からも裏切られ…

ここ号泣ポイントですけど 涙腺硬いから うるうる…グスっで終わりました。

心は大揺れに揺れましたけど。

なんとも救いのない 悲劇ですが 私は素敵な楽曲を歌上手トップコンビで観れるのが嬉しくて。

 

だいもんがお上手なのはわかってたけど

きぃちゃんが巧いのもわかってたけど。

 

今日はきぃちゃんの お歌のうまさに聴き惚れて 

ファントム=エリック=だいもんがタイトルロールなのに

きぃちゃんの印象がすごく強かったです。 出番が多かったからかな?

 

それと 裏のヒロイン 舞咲りん!w

 

いっぱい書きたいことあるから キャスト別感想は また後日。^^;

 

 

phantom (1)

↑ 大劇場で撮影したら 自然に虹が… う~ 神がかってる!

大劇場に住むファントムの仕業か?