宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

雪組ファントム キャスト別感想♪

海外ミュージカルって、お役が少ないから 宝塚ではモブが多くなってもったいないけど

昨日は2階から観てて 主要キャスト以外の生徒さんたちも

皆、すごくこの作品を愛しているのがわかる、熱い舞台でした。

 

phantom (3)

2幕始まる前です ↑

 

じゃあ トップコンビ以外の 主要キャスト感想 書留めとこ。

 

以下、私見ですので 人の感想や思いは人それぞれ、と ご理解いただける方のみ御覧ください。

 

歌上手トップコンビ以外に敢闘賞を出すとしたらこの方に、

 

【舞咲りん】

 

裏ヒロイン!! すごい存在感!

一人舞台もあり 出番も多く 注目のお役ですね。

この前も記事に書きましたけど おヨネさんや やり手婆のおくまさんとか 個性的な役で笑わせて

芝居に厚みを出してくださるんですけど

今回も 意地悪なカルロッタは、ヒロインの敵で 嫌味全開だけど 

ドロドロしたいやらしさじゃなくて 面白くて個性的なカルロッタでした。 

夫のアラン・ショレ(今回は朝美絢)の 恐妻家ぶりも面白くて いいコンビでした。

 

2011年の花組では 小柄な桜一花ちゃんが目一杯大きく演じてて お歌もお上手で

さすが~と思ったんですが あれから7年、 

桜一花ちゃんと同期のひめちゃん(舞咲りん)のカルロッタも素晴らしい。 

85期の娘役さん…柚希礼音様と同期で まだまだご活躍。すごい。

滑舌もいいし、芝居巧者だし、コメディエンヌだし 歌えるし。

将来は 専科に行って この演技力を引っさげて各組でご活躍されたらいいのに、って思います。 

 

【アラン・ショレ】

 

役替りで今回は アラン・ショレ。 新しい劇場支配人にして カルロッタの夫。

ただの老け役ではなく ちょっと嫌味でダサい感じwのアラン・ショレが新鮮で面白いです。

歩き方や動きも おっさん臭いw 喋り方もおっさん。

次回 役替りで素敵なシャンドン伯爵になっていると そのギャップでクラ~~となるんでしょうね。

 

【彩凪翔】

 

見た目だけでもキラキラの翔くんにぴったりのお役。

っていうか アラン・ショレとシャンドン伯爵は正反対のお役ですけどそれを

どちらも 観てみたい、と思わせる 翔くんとあーさの役替りですね~

 

シャンドン伯爵って お金持ちで好青年で オペラ座のスポンサーという申し分ない男ですけど

役柄的には あまり面白みがない感じがしました。

次回あーさで観ても 面白みがないのかどうか… 楽しみ。

 

【彩風咲奈】

 

キュートな顔立ちの咲ちゃんですから キャリエール=エリックの父、という役を

違和感なく演じられるかどうか 私の注目ポイントの一つだったんですけど

咲ちゃん、すごく良かった!!

 

年齢を重ねた貫禄とか 深みを出すために 動作はちょっとゆっくり目で。

話すときも 低い声でゆっくりと エリックには 諭すように接してて

それだけで 目頭が熱くなってたのに 銀橋のあの芝居でもう…

 

昨日 コメントくださったぴよ子さまがおっしゃる通り 「身長差萌」ありますね!

エリックを胸に抱く時に 父親の包容力を感じさせて、余計に泣けます。

我が子への 懺悔の思いなどあったのでは、と キャリエールの心中を思うと

切なくて切なくて…。

 

【永久輝せあ】

 

全体に暗い感じのファントムの舞台ですけど ひとこちゃん(永久輝せあ)が登場すると

ぱぁ~~~っと場が華やかになりますね!

白い軍服で そこに強いライトが当たるから ハレーションになりそう!!

本当に素敵! トップスターのオーラがすごい!! あ・ぶ・な・い!!笑

 

回想シーンの若かりし日のキャリエールも良かったよ。

結婚してたのか~い!!って突っ込んだけどw

 

【朝月希和】

 

エリックの今は亡きお母さん ベラドーヴァ 偉大なる歌手、という設定。

なので 歌唱シーンありますが ひらめちゃんってこんなに歌えたんですね。

花組から雪組に異動してきて 大正解でしたね!

 

エリック出産から 亡くなるまでの回想シーン、すごい見せ場でした。

2011年花組では 歌上手の芽吹幸奈さんが演じられたお役でした。

 

【従者 6人】

 

「エリザベート」の黒天使みたいに エリックと共に登場するけど 「彼らは浮浪者だった」ようです。

やっぱり 黒天使のように ダンサーが揃ってて 見応えありますね~

本当にかっこいい!

 

沙月愛奈、笙乃茅桜、鳳華はるな、諏訪さき、眞ノ宮るい、縣千

目がいっぱい欲しい~ 観るとこありすぎて 大変

 

★その他 雑感★

 

千風カレンさん 真那春人さん お役の少ない中で まだセリフがある方で ストーリーに絡んでましたね。

名前が付いていたにしても 殆どが 団員男 団員女 コロスというモブ。

 

普段雪組の舞台で脇でいい仕事してくれる 煌羽レオくんは 劇中劇で見せ場あったけど

久城あすくんのお歌も聴きたかったな~と思いました。

 

いつもいいお役の彩みちるちゃん まだ見せ場ある方。

「義経妖狐夢幻桜」で 良い芝居を見せてくれた 野々花ひまりちゃんもあまり見つけられなかった~。

 

フィナーレでエトワールが歌上手の愛すみれちゃん。

銀二貫の時 泣かされました。 プリンセスタイプではないけど いい仕事してくれるので大好きです♪

雪組は できる子はきちんと使うのがいいですね。

星組だと 歌える子より ◯ネ◯ネのある子優先のイメージなんですが… ←私見です。

 

この公演で専科に異動される 組長の梨花ますみさんも 銀橋渡の場面があり

退団者にも銀橋渡りあり、やっぱり 温かい雪組でした。

 

真ん中と主要キャストしか観てなかったような気がします。

次回は もっとちゃんと観れるかな? 初見って いつも気もそぞろであんまりちゃんと観れてないので。

 

なんと 次回は 千秋楽の前日に観劇します。

だから LVはパス。

 

花組の全ツ・メランコリック・ジゴロもあるし 忙しいのだw

 

 

プログラム

 

phantom_背

 

右のゴールドの背が 2011年花組 ファントムのプログラム

左のシルバーの背が 2018年雪組 今回のファントムのプログラム

 

今回、俄然 気合入ってます!

 

なぜこんなに分厚いのかと言うと

 

phantom_ p (1)

 

つるつるの上質紙 観音開きで 開けたら 主要キャストの5人が。

 

左ページから キャリエールの彩風咲奈 

エリック 望海風斗 すごく美しい!

クリスティーヌ 真彩希帆 パッと見きれいだけど アイメイクのダブルラインが謎w

役替りの 彩凪翔 朝美絢

 

あと 今までに上演された ファントムの紹介もあります。

 

これだけのクオリティのもの見せられたら おいそれともう再演できないんじゃない?

余程の 歌上手トップコンビが現れたら別ですが。

 

再演のハードルを図らずもあげてしまった だいもん きぃちゃんコンビでした。