宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

見応えあり!ステージ・ドア|ファントム

舞台裏を観るのが大好きな ワタクシ。

 

以前からステージ・ドアの大ファンなんです^^

 

今回は ファントム、見ごたえありました、面白かった~!

 

自分の記録用なので箇条書きぽい。

面白くないかもです、あしからず。


 

意訳? ニュアンス含みます

 

ファントムという作品は みんなで作り上げている感がある

キャリエールとしては 全体を見守ってる感じ。 

ファントムは悲劇だと思っていたが 演じてみると温かい、と思った。【彩風咲奈】

 

装置、映像、衣装を今回リニューアルした。

ファントムは28歳という設定で作った、生まれてから背負っている人生、

地下に住んでいること、醜さ それら葛藤を背負うことが一番出したかった。

 

クリスティーヌはオペラ座に来るまでの人生、時間の長さを背負っている、

それも作っていくことが重要 【演出 中村一徳】

 

(雪組は)皆が協力して(舞台を)作り上げる、一つの大きな家族に感じた。

演技力が素晴らしい。お稽古場でも完成度が高い。

トップクラスのファントムになる。 【モーリー・イェストン】

 

自分の人生を載せて歌うと曲が膨らんでいく、世界観が広がる。

 

宝塚は作曲家の先生がそばに居てくださるので歌い方を相談できる。

道標をくださる人がそばにいらっしゃるのがありがたい。

(ファントムの)世界を愛さないとクリスティーヌはできない。

ただ 歌うのではなく 真実の愛の歌。 【真彩希帆】

 

(ファントムの曲を聴くと)場面が想像できる、目に浮かぶ。

フィナーレがつくので 宝塚らしさを出して欲しい、と中村先生に頼まれた。

オープニング(序曲)はロックぽい感じにした 映像と合っていて 

初日に観たら 感動した。

 

望海風斗のおかげで 雪のモチベーションが上がっている。深く考えて歌っている。

真彩希帆はいろんな歌い方ができる。低音から高音域まで表現方法を知っている。

彩風咲奈は、包容力のある役。役作りに悩んでいたが、ひげや鬘をつけて包容力が出てきた。

望海風斗とのデュエットは聴きモノ。 【音楽監督 竹内一宏】

 

望海風斗 謙虚に真摯に取り組んでいる。今までにない心の奥底、深い表現力のあるファントムになる。

ふわふわした感情で歌っていることは一切ない。きちっと決めてやっている。

真彩希帆 クリスティーヌの歌はとても難しい。キーも高い。高いキーで言葉を伝えるのが難しいので

今一緒にお稽古している。 【歌唱指導 彩華千鶴】

 

で、ここからが 大好きな大道具、小道具のお話♪

 

4回目のファントム、今までは墓地のような感じのファントムの居場所だったけど

今回は「朽ち果てた」感じにした。

 

オープニングの映像で出てくる白い花は クリスティーヌを象徴している。

もうファンの皆さんは知っているから 違うものを…と思うと難しいが

全体にパーツはグレードアップしてると思う。

 

クリスティーヌの楽屋は3号セリ(舞台中央の大きいセリ)の中に作ろうと思う、と中村先生に言って…

場面転換に30秒かかることも許可してもらった。

 

こう言うお話、大好き!!

 

装置は 表がオペラ座、裏が地下になっている。(表がサーモンピンク、裏が灰色)

キーワードは天使。あちらこちらに天使の絵やモニュメントなどを配してあります。 【装置 稲生英介】

                                  

みどころは森のシーン。 一瞬にして地下になる。

装置の表と裏で表情が変わる。

 

仮面というアイテムは大切。仮面の陰に潜む闇を感じさせたい。

 

リニューアルした船 (1幕ラストと2幕冒頭に出てくる) 船腹の柄を変えたが

ブルーというベースの色は変えてない。

 

シャンシャンは一本燭台をアレンジしたもの。

組子は お花 トップのみ 仮面が付いてます ^^ 【小道具 北垣綾】

 

こういうお仕事 大変かもしれないけど 楽しそう!

何かを作る作業って 結果が目に見えるので楽しいしやりがいがありそうです!!

 

雪組は 他人の芝居の稽古をよくみている。

吸収したり 感じようとしている所がいいね

 

望海風斗 真彩希帆 二人の融合の素晴らしさ、心のつながりが見えてくる。 【演出 中村一徳】

 

舞台の上の組子も オケピの楽団の方も 全くの裏方の方たちも

みんなで一丸となって作り上げるプロセスの一部をちら見させていただいて

本当に興味深く面白かったです!!

 

役替りで12月にもう一度ファントム観るので参考になりました!!