宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

柚希礼音主演「マタ・ハリ」観てきました♪

宝塚歌劇団を退団後のちえちゃん(柚希礼音) 最大の挑戦、

マタ・ハリを観てきました。

          matahari.jpg

マタ・ハリ、という演目に挑戦すると聞いたときは

真っ先にWikipedia大先生のもとへマタ・ハリとは・・・?と

調べに行き その妖艶な姿と生き様に 

すごい挑戦になるのだ、と 何故か私の身が引き締まりましたw

オリエンタルスタイルの、肌もあらわな衣装に身を包み

妖艶なダンスを踊る姿ばかり 注目していたのですが…

柚希礼音 宝塚歌劇団退団後は

1 バイオハザード

2 お気に召すまま

3 ビリー・エリオット

男性ぽい出で立ちの無機質なポスターが印象的だった「バイオハザード」に始まり

現代に舞台を移した「お気に召すまま」では

男装して森に暮らす父に会いにいくロザリンド役

ビリー・エリオットは イギリスの炭鉱町のバレエ教室の先生役

と 徐々に女性化が進んできたちえちゃんは

この「マタ・ハリ」で 大きく一歩を踏み出した感じがしました。

今までは 女優になる 「脱皮への助走」。

今日のステージで 堂々とマタ・ハリを演じる姿を観て

女優として生きるちえちゃん いや 柚希礼音様の飛躍に驚きました。

ホップ ステップ ジャ~~~~~~~~~~~ンプ!!!

と言った感じでしょうか?

今までも 挑戦ではあったけど

この作品では ものすごい成長を感じました。 (上から目線でごめんなさい)

グイグイと全力で演じる プラスの演技だけじゃなく

引きの マイナスの演技もうまくなったな、と思ったんです。

心の襞の奥の小さな感情の揺れさえも表現できる力、というか。

以下 ネタバレあります。

まだ 初日明けてすぐの2公演目ですので 未見の方はご注意ください。

愛するアルマンが マタ・ハリの腕の中で息を引き取る場面も

大切な人を亡くして号泣するのではなく

心の中が空洞になったような 放心状態の表情で

胸がキューンと絞られるような痛みを覚えました。

これは 石丸さち子さんの演出もよかったのかも知れませんが。

低音の魅力だった 宝塚歌劇団時代のちえちゃんですが

高音域も楽に出るようになって

声量、声の伸び すごいパワーで圧倒されました。

あの 梅芸の3階まである客席いっぱいに広がるちえちゃんの歌声。

素晴らしかったです!!

ダンサー柚希礼音だからこそ、のダンサー マタ・ハリ

手首や足首の曲げる角度が東洋的なダンス(タイやジャワ風??) 

これぞ マタ・ハリ

野性味と 力強さと 妖艶さが合わさった独特な世界でした、

ダンサーとしての髪飾りや衣装もゴージャス

襟や袖口にファーがたっぷり付いたコートなども見ものです。

それにしても ちえちゃんの 鍔の広いハットにロングワンピースの姿など観ると

もうすっかり女優さんが板についてますね~

今後のご活躍がますます楽しみです!!

アフタートークショーでちえちゃんいわく、

ちえちゃんが 頑張ろうと力を入れたら、演出家の石丸さち子さんに

「ほら!また柚希礼音が出てる!!」と注意されたとか。

長年の積み重ねで身についた 男性ぽさが つい出てしまうんですね

難しかったようです。

でも それを乗り越えて 今日のステージ、

あの大きな空間を たった一人で客席の視線を集めて 歌う、

その姿は さすが!!としか言えないです。

あぁ ちえちゃんのファンで良かった、と今日も幸せ♪

稀有な才能で 観客を 共演者を魅了しつつ

ほゎ~~とした 柔らかな表情の素顔でギャップ萌えさせる

ちえちゃん、最高ですっ!!

マタ・ハリは 愛に国境がない、とばかりに

第一次大戦下にもかかわらず自由に各国の首脳級の男性と交際をしていました。

それに目をつけた諜報局のラドゥー大佐は マタ・ハリ

フランスの為に スパイになることを要求します。

不幸な前半生を生きてきたマタ・ハリは 過去に戻りたくない!と

大佐の要求をのみ、ベルリンのパトロン・ビッシング邸のレセプションで

マイクロフィルムを受け取るという任務を遂行しましたが

ビッシングは部下にマタ・ハリの後を尾行させ…

最後は(途中すっ飛ばした!) 二重スパイの嫌疑をかけられて銃殺。

ここ、宝塚なら 真っ赤なライトが当たるところですが

銃声と共に一瞬動きが止まったかと思えば

すーーーーっと 後ろに下がって 客席は背中を見送るうちに幕がおりました。

ちょっとあっさりめのラストですが。

スモークの代わりに 薄い布が床一面に張られてふわふわする中を

雲の上を歩くように消えていったマタ・ハリでした。

最後 スタンディングオベーション!!!

日本初演マタ・ハリの成功に 惜しみない拍手を送りました!

他のキャストについて、

興味のある方は ↓の 追記の展開▼をクリックして開いてください。

【キャスト別感想】

加藤和樹 as ラドゥー大佐(諜報局)

マタ・ハリは 柚希礼音&加藤和樹 ダブル主演なんですね~♪

加藤和樹さんは 日本初演の「レディ・ベス」でロビン・ブレイクニーを演じられたのですが

ワタクシ なんといっても 山崎育三郎様のファンですので 2回観たけど

どちらも 役替りのお相手の いっくんで観ております ^^;

今回初めて 加藤和樹さん 拝見しましたけど、いいね!!

お歌がお上手、声がいい!

悪役のラドゥーのいやらしさが うまく表現されていたと思います。

アルマンの居所を教えてもらいに深夜にたずねてくるマタ・ハリ

力づくで自分のものにしようとするところもいやらしいw

もうひとつの役 アルマンをどう演じられるのか興味津々ですけど

実質 たった1週間しか公演がないので チャンスは今度の土日のみ。

チケットがない~!

東啓介 as アルマン(戦闘機パイロット)

ラドゥー大佐の部下のパイロット。

ラドゥー大佐の指示で マタ・ハリは信頼に値する人物か探りにいく。

男たちに絡まれるマタ・ハリを助けて マタ・ハリの部屋に行って語らい

屋上で朝日を見る二人。マタ・ハリ、はジャワの言葉で朝日 という意味なの、と。

次第に マタ・ハリに心惹かれていくアルマンを好演♪

本当にすごく良かった!! Twitter フォローしちゃいました!

まだ22歳。

荒削りながらも 声量 歌唱力申し分なく、伸びしろを感じさせて

今後が楽しみな俳優さんです!!

身長187センチと言う体格も 長身(身長172センチ)のちえちゃんが

ハイヒールを履いていても 見上げる大きさで 身長差萌えもありました。

後半は、ラドゥー大佐を裏切り マタ・ハリとの愛に悩む切なさに

またまたキュン死。

有望な新人発見!みたいな興奮状態で 東啓介の項目終わり! 笑

福井晶一 as ドイツ将校ビッシング

福井晶一さんは一度 「レ・ミゼラブル」のジャン・バルジャン役を拝見してます。

低音(バリトン)のよく響く声が 重々しい感じを表していて良かったです!!

存在感がありますね!

和音美桜 as アンナ

レ・ミゼラブル」ファンティーヌの「夢破れて」 涙をさそう歌声、すばらしかった。

今日も二幕で聞かせどころがあってよかったです^^

マタ・ハリの衣装係だけれど ちょっと目立ちにくい、かな?

◆則松亜海 as キャサリン

ラドゥーの妻 にして フランス首相の娘、らしいけど 娘かどうかイマイチ

わかりにくかったです。

お歌は きれいな艶のある声でソロがありよかったです。

後半は ドイツの野戦病院?のボランティア看護師でした。


キャストもさることながら いつも注目してるのが

舞台美術と照明

今回の舞台の面白いところは

床から2メートルぐらいの高さにワイヤーが2本張られていて

1本にフランス国旗の幕 もう1本にドイツ国旗の幕が付いていて

出演者によって 上手下手に動かされるのです。

それで 場面が フランスか ドイツかが分かるし

場面転換もその幕(国旗の場合もあるし 幾何学模様の幕も)の後ろで行われます。

マタ・ハリの部屋とビルの屋上は天井までありそうな

鉄骨の骨組みで その上からマタ・ハリとアルマンがパリの夜明けを見るところが素敵♪

一幕の最後の方では 上手下手の両袖から 戦闘機の左翼 右翼が出てきて

中央に大きなプロペラが運ばれて設置。

そこに 上から フランス国旗のトリコロールカラーのライトが当たって

戦闘機がフランス軍のものだと表していて おもしろいな、と思いました。

マタ・ハリの楽屋は とても華やかで 豪華なお花が置かれていたり

ドレッサーの鏡の前のパウダーや香水のたぐいの小物が素敵でした。

他にもいろいろあったけど ちょっと長くなりすぎたので いきなり終了!

最後まで読んでいただきありがとうございました!