宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

瑠璃色 2回目 観てきました♪

先日 瑠璃色の刻を観て

フィナーレで 気分高揚して また観た~い!!って思いました。

タイミングよくその日の夜に ヅカ友さんから お声を掛けて頂き

今日また観れることになりました。感謝です♪

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今日は タカラヅカ・スカイステージのカメラが入っていました。

DVD撮りかな?

冒頭 伯爵の陰が 賢者の石を落としたり 

メインキャストがちょっとセリフ噛んだりもあったけど ご愛嬌の範囲です。

好きに語っていますので スルー出来ない方は 読まないでね!

ネタバレあります。

このポスター観たら、美弥るりか+(月城かなと・海乃美月)って感じですけど

実際の舞台は 美弥るりか+月城かなと って言う印象 for me

美弥るりか単独2番手おめでとう公演であり、

れいこちゃん(月城かなと) ウェルカム公演でもあるのかな、と思いました。

旅回りの一座にいた シモンとジャック 二人の生き様、友情メインで

ヒロインの(はずの)海乃美月ちゃんが ちょっと割り食ってます。

ちょっともったいない使い方ですね。

この作品にマリー・アントワネットが登場するという時点で

マリー・アントワネットにかなり スポットあたるんじゃないかと思ってたら

やはりの 堂々の歌唱、聴かせてくれましたね、さち花(白雪さち花)ちゃん。

ダブルヒロインぐらいの扱いだった印象。

友人も 海乃美月ちゃん演じるヒロイン・アデマールに恋愛要素が無かったね、と。

一応 シモンに思いを寄せている感じですけど 薄かった。

別の友人は 最後がよくわからない、と。

「宝塚的」な終わり方ではなかったね。

ヒーロー、ヒロインの 恋愛はないし

ヒロインの扱い悪いし

宝塚的キュンポイントがないんですが

私は好きです!

◆視覚的効果

一幕 幕が上がると スモークの中にみやちゃんのお姿が…

真っ白なスモークに瑠璃色(ブルー)のライトが当たって

幻想的な雰囲気を醸し出しています。

二幕の初めも 濃淡のブルーのライトがゆらゆらと床を照らし

妖しげな雰囲気です。

みやちゃんの真っ白なブラウスが映えます。

サンジェルマン伯爵(美弥るりか)が 持つ賢者の石も

ブルーに光ったり まるで光を失ったり ある時は赤にも変化して

シモンの心とシンクロしているかのようで なるほど~と思いました。

◆音楽

今日も 随所で心地の良い音楽 高揚する音楽 

たくさんの玉麻尚一先生の曲に 心震わされました。

音楽の持つ力にひれ伏す思い。

特に 好きなのは バスティーユの場面の曲。勇壮!

振り付けもかっこいいし もう気がついたら自然に涙が流れている状態です。

フィナーレでも この曲で としちゃん(宇月颯)がセンターで踊ってて

としちゃんがセンターでキラキラしてるのを観て また ウルウル…

貴族たちが集まる場面では 重厚で荘厳な曲。

モーツァルト交響曲に出てきそうな 格調の高い曲です。

今回は 主演の美弥るりか 他 海乃美月 月城かなと

宇月颯 白雪さち花 輝月ゆうま 

それぞれに ソロナンバーの聴かせどころがあり 耳福でした。

◆装置

松井るみさん。

階段状の城壁?が 回転したり 分割したり ダイナミックに移動して

見応えありました。

一番高い所に立ったら 天井に手が届きそうなぐらい ←大げさ  高くて

先日 1回目の観劇は3列センターよりのサブセンだったのですが

見上げるのが大変でした。

今日は9列センターで観やすかったです。

3列は スターオーラを間近で感じられてとても楽しいですが、

今回 あの劇場(DC)で あのセットで 3列目は…苦しい ^^; でも迫力ある!!

シャンボール城内の壁が 8分割して 組子(サンジェルマンの影たち)が動かすのも面白かったです。

いろいろなフォーメーションで動かすのが面白い。

きれいに並ぶと トカゲの絵が完成します。

小道具は 賢者の石が光るのが凄い。

リモコンで? 色んな色に変化するのも上手く出来てるな~と感心。

サンジェルマン伯爵の居室の机の上に置かれた様々なもの

宝箱に入っている 宝石 財宝 ワクワクするような小物たちです!


この作品の泣かせどころ 見どころ たくさんありますが

同じ境遇の シモンとジャックが

貴族になりすまし 王侯貴族に取り入って 一儲けした後

シモンは サンジェルマン伯爵として生きていく、と宣言し

ジャックは ベルサイユの天覧芝居にやってきた 昔の旅一座の仲間を見て

「生きてるってこういうことなんだ」

贅沢を 持て余す(エリザベート ミルク より)貴族の生活を捨てる決意をする。

ここの二人のやりとりが好きです。

もう後に引けなくなった サンジェルマン伯爵を演じるシモンに

別れを告げるジャックが もう二度と会うまい、と立ち去る所、胸が苦しいです。

王、貴族とは 自分の力で生きてるわけではないので 将来に漠然とした不安を抱く王妃。

そんな 貴族たちの耳に聴こえのいい言葉を並べ

賢者の石のお告げをまことしやかに聴かせるシモン。

そんなシモンにピンチ!

宮廷の秘密(ネッケル解任 軍隊をパリに差し向けた)の情報を漏らしたのは誰か

賢者の石に聞いてみよう、と王に言われ…

まさか 我が友 ジャックが盗み聞きして漏らしたことを言うわけに行かず

「ペテンだ!」と シモンの化けの皮を剥ぐ一声があがります。

動乱の中を逃げ出したシモン

ロベスピエールらに シモンを捕らえるのは自分にさせて欲しいと申し出るジャック。

ジャックには シモンの行く先に 心当たりがあったから。

シャンボール城に アデマールと共に戻っていました。

ジャックが シャンボール城のサンジェルマンの居室に行くと

「俺を捕らえるのか」そう尋ねられて

捕縛用のロープを投げ捨てるジャック。

もう、シモンとジャックの友情が熱い!!

だから うみちゃん(海乃美月)の見せ場が鈴蘭の精のバレエと

マリー・アントワネットとの掛け合いぐらいしかなかったの グスッ

友人とも話してたのですが 今回デュエットダンスの衣装が

パニエ何重にも入ってる大きなドレスで踊りにくそうだったね、と。

せっかくのダンサー 海乃美月の魅力を半減させるドレスと振りで

ここももったいなかったです。

劇中のバスティーユの場面の音楽、最高です!!

あの場面で 銃を持って踊るとしちゃん れいこちゃん 初め

出演者の皆様 すごくカッコイイです!!

私もあの曲なら 踊ってみたい!!

家に帰っても ずっとあの曲がなり続けてたのに

晩ごはん食べたら あら?? もうどこからも出てこない 汗

U TAKARAZUKAで音楽購入したいぐらい。

出演者が活き活きとして 笑顔が輝いてたのをみて

胸がいっぱいになりました。

ありがとうございました!