宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

リンカーン、感動した~~!ヾ(≧▽≦)ノ

For the people リンカーン 自由を求めた男観てきました。

キューピーちゃん、当たりました~♪ ありがとうございました!

昨日楽を終えた 花組「アーネスト」組が多数(20名以上)ご観劇。

グレーのベレー帽のタソさんを先頭にぞろぞろ。

キキちゃんや 美花梨乃、冴月瑠那、乙羽映見…

宙組の あっきーや星月梨旺くんも。

みりおちゃん(明日海りお)は大劇場ご観劇だったようです。

リンカーン、予想外に…

感動した~~~っ!! 

全然期待してなかったんだよね、

リンカーン?、あぁ あの。

エジソンと共に誰でも知ってるアメリカの大統領・リンカーン

今更 珍しくもないや。と思っていたのですが、

いいお話に仕上がってました。

不覚にも涙。

ラスト号泣。

ハラハラと 涙が落ちるのを止められませんでした。

お話は 御存知の通りリンカーンが 奴隷解放を唱えます。

南部では、プランテーションの労働力として奴隷制度は必要とされていました。

幕開け、暗い舞台上 赤黒いライトに照らしだされた奴隷は

容赦なく鞭打たれ 苦しんでいました。

手錠をかけられた 柚香光と桜咲彩花のダンスが、

まぁ様(朝夏まなと)がブリドリで踊ってた「金の鎖」を思い出したわ。

スリリングなダンスシーンでした!

そして 2人は…下手通路を逃げて(はけて)行きました。

ふたりとも黒い!かなり黒い!

風共のマミーぐらい黒いです。

そして…(*´艸) れいくんが ワイルドで!!

黒髪に前髪パーマ、白い歯が眩しい!

ぐいぐい揺さぶりをかけてくるビジュアルです♪

また やられたな~~ (´σー`)

聖書を愛読書にしていたエイブ(エイブラハム・リンカーン)は

神は 人を平等に創りたもうた、との信念を持っています。

黒人の召使がこぼしたワインに濡れたスカートを拭いてあげるのでした。

弁護士として 黒人が不当な扱いを受け、不利な裁判も

彼の手腕で勝利を勝ち取ります。

奴隷解放を 何人も自由であるべき、と主張して

やがて ホイッグ党から共和党へ そして大統領へ

上り詰めていきます。

恋敵でもあり 政敵でもあった

ティーブンダグラス(瀬戸かずや)をも味方につけて。

もう 瀬戸かずやが大人のオトコの色気が漂って

かっこいいやら 頼もしいやら。

ノクターン 風の次郎吉 カリスタ 新源氏物語

適役に恵まれて ぶいぶい言わせてる感。

本当に 別格路線として 無くてはならない存在ですね!!

今日の 死に際のシーンも真っ暗な中にスポットライトを浴びて…

あきら あのシーン、美味しかったね、と友人と。

今公演、特筆すべきは ゆきちゃん(仙名彩世)の歌唱力!!kuma_hakushu_201602152211231c7.gif

先日もアーネストの記事で触れましたが、

声、滑舌がいいのは、すごく大切です。

ゆきちゃんは 声、滑舌がいいのはもちろんの事、 

素晴らしい歌唱力で魅せてくれました。

ずっと聴いていたい歌声。

現在の宝塚歌劇団 娘役随一と言ってもいいのではないでしょうか?

宝塚歌劇団の宝物のひとつですね~!

今回嬉しかったのが 柚香光の歌唱力がUPしてたこと!

ヴィジュアルはいいし、ダンスは目を引くし

3番手だから もう少しお歌頑張ったら言うことなしなのに…って

思ってたのですが

今回、ずいぶんうまくなってました!

うん、これなら行ける!

お稽古次第で もっと伸びる!!と確信♪

頑張ってね!

私が泣いたのは、二部で 

亜蓮冬馬くん演じるリンカーンの息子・ボビーが登場してから

父が多忙で寂しい思いをして育ったボビー少年

(ちょっと エリザベートのルドルフ彷彿)

いつしか大人になって 戦地へ赴くことを望みます。

戦地に行かせたくない親心を エゴだ!と言い捨てるボビー

親子の問題に心を痛めるメアリー(仙名彩世)も描かれています。

ボビーの心の友でもあったエルマーが戦死。

我も、と飛び込んだ戦地で 立派に戦ったボビー、

軍服で銃を持っての群舞が見どころです!

父を閣下!と呼び、戦いはまだ終わっていない、との

父の言葉を背に、敬礼して父のもとを去るボビー(亜蓮冬馬)の目に涙。

そして私の目にも涙。

いや~ もう2幕は 一連の流れにうるうるの連続で

最後に涙ダーーー!

アメリカに北も南もない、アメリカはひとつ。

いつしか 国民の心はリンカーン元でひとつになる。

それなのに! 凶弾に倒れてしまったリンカーン

(T-T) ダーーー

分かってるのよ、わかってたのに、泣ける。

原田先生、お見事でした。

舞台上の階段(踏み面40cm位? 結構広い)に一段おきに

出演者によって 赤い細長い布が広げられ

客席から見たら 星条旗に見えるのです。(★は無いよ)

なかなか心憎い演出♪ 

Pちゃん(鳳真由)、マイティ(水美舞斗)の品のいい佇まい

ダンスの切れ味も良好で眼福でした。

そこに 柚香光とあきら(瀬戸かずや)が加わったラストシーンは

もう涙を止められないヴィジュアルの集い♪

あぁ、花組、いい組だ!

観終わった後の爽快感!

若手の成長を見れた喜び!

楽しい観劇でした。

感動をありがとう!