花組 スターダム組の皆様
初日 おめでとうございます！！
そして！ ちなっちゃん！！
初主演、おめでとうございます！！！！！
正塚晴彦先生の演出で・・・
暗いお話だったらどうしよう、← タイトルからしてそんな事は無いはず
秘密警察とか スパイとか出てきたら嫌だな ← タイトルからして大丈夫？
とか、何より、生徒に「面白いかな～？」なんて尋ねたりしてるから心配したけど。
面白かった！！！ 随所に笑いがありました！！！
そして、観劇後感、爽やか～～～～♪
いいお話でした！
オーディションを受ける人達 それぞれの人生があり
その周辺の人たちの人生も描かれていて
下級生にも セリフや場面があって
ひとりひとりの顔が見える 作品でした。
ダンサーちなっちゃん（鳳月杏）は、本当ならダンスで勝負したい所を
今回はお歌にチャレンジ、
ちなっちゃんの声も歌もよくて マイティと歌う 「明日に架ける橋」
聴かされます！！
マイティも大健闘！！
初日から 詳細レポ・感想を書くと怒られそうですけど
知りたい方もいらっしゃるので忘れないうちに書いちゃう！
ネタバレあります、ご注意ください。
↓ あらすじ＆私見 ↓
（うろ覚えで まちがってたら ごめんなさい）
視聴率低迷のオーディション番組。
優勝者には デビューのチャンスが与えられるとあって
多くの挑戦者が来るけれど ずば抜けた才能を持つものが来ず
番組の打ち切りの危機・・・
そこへ現れたのが リアム(鳳月杏)、
歌い出した途端 番組関係者が色めきたちました。
彼ならイケる！！
審査員は、冴月瑠那、花野じゅりあ、天真みちる。
ポール・ポッツやスーザン・ボイルを輩出した
イギリスの「Britain's Got Talent」ていうオーディション番組を彷彿しました。
財閥の御曹司でバンドやってるっていう役どころの
マイティが 大人な男で 後ろ姿まで、かっこいいです！
歌えて踊れて 芝居して ビジュアルもいい！
どうか、どうか いつか真ん中に立たせてあげて欲しいです！！
審査員は、それぞれが推す 挑戦者がいて
リアムを推すのは 元バンドミュージシャンのサイモン＠天真みちる
リアムは、ただ目の前のオーディションをクリアすることだけを考えているけど
それではだめだ、続かない、気概を持ってやれと発破をかけます。
サイモンは 時々現れては 自身の経験やアドバイスを話してくれるのでした。
マイティ演じるネイサンは、バンドをやっていて
よく知られた存在、にもかかわらずオーディションを受けに来ています。
マイティは貫禄すら感じさせる 風格ある演技。
さすが財閥の御曹司、と思わせる上手さ。
オーディション挑戦者の中で目立ってたのが
ちなっちゃんと同期の鞠花 ゆめちゃん。キョーレツな個性の持ち主を
ハイテンションで演じていました。
ネタバレ注意
リアムの友人・ジェイク（亜蓮冬馬）は 自動車の整備工。
傾きかけた整備工場を任されていて
日々の生活は 経済的にも 精神的にもいっぱいいっぱいの様子。
どうやら良からぬ事に手を染めているらしい。
あれんくん、ちょっとスレた感じで 可愛いです！
長身（175cm）、小顔、キュートで、ダンス上手い、芝居もOKとなると…
将来楽しみっ！！ (*´艸)
ジェイクは、お金に困って 盗難車のナンバーを付け替える仕事を
請け負っていました。 自分は見て見ぬふりをして・・・。
それを知った 恋人のダイアン（桜咲彩花）は
今すぐ手を引かないと警察に知らせる、と怒って彼の元を去ります。
オーディション出場者に配られた契約書には、
番組を盛り上げるため 缶詰でレッスンすることが課せられていました。
リアムのところへ 友人・ダイアンからの一本の電話。
ジェイクがいなくなった、と。
契約不履行を覚悟で レッスンを抜け出すことを決意したリアム。
ジェイクを探すために！
ジェイクは 悪い男たちに（ギャング）捕まっていて
すんでのところで助け出す際に、
リアムは、拳銃で腕を撃たれてしまったのでした・・・
一方 御曹司 ネイサンは、父が危篤で
病院に急行します。
実力者二人が抜けて 落ち込み、パニクるディレクター（舞月なぎさ）。
一体最終選考はどうなるのか？？
ギャングとやりあって 脚を怪我したジェイクと腕を撃たれたリアムが
処置を受けた病院は なんと ネイサンの父が経営する病院でした。
話ができ杉くん♪
館内のお呼び出しで リアムの名前を聞いたネイサンは
ここにリアムがいる！と、探し出し
一緒にオーディション会場に戻ります。
契約内容を無視して レッスンを抜け出した
リアムとネイサンに オーディションを受ける資格はあるのか？？
サイモン（天真みちる）が、客席に向かって 切々と訴えます。
出場者同士で話し合いが行われていることを。
腕を負傷し、歌えないリアム
父の事業の後を継ぐことにしたネイサン
サイモンの後ろの壁が取り払われて
優勝者の名前が告げられます、それは・・・
ネタバレあります
ベンジャミン（高峰潤）。 誰やねん！？
彼は、孤児院で育ち、優勝して歌手になったら
両親に会える、と信じて頑張っていた挑戦者でした。
オーディション挑戦者のみんなが温かい拍手を送ります。
その拍手の温かさが このカンパニーの温かさに通じている気がして
なんだかほっこりしました。
最後は、リアム一人、客席を背に舞台奥へ去って行って幕。
、
随所に笑いが散りばめられていて 楽しいです。
正塚先生の ロジェとか とても苦手でして
今回はどうかしら？と恐る恐る観に行ったら
すごく楽しくて 温かくて 爽やかな青春群像！って感じで
満たされました！！ ブラボー！
友人に初日感想を「楽しくて 爽やかだった～」と、LINEで送ったら
別の友人からも「爽快だった」とLINEが来たよ、と言ってました。
やっぱり。
若手 歌上手さん（音くり寿ちゃんとか）が
お芝居のバックで BGMのように 往年の名曲を歌ってます。
耳慣れた曲が多くて ワタクシ世代には嬉しい選曲となっていますが。
はっきりとした タイトルが分からないのでもやもやしてました。
のどもとまで出かかってるのに・・・くーーーーーー！
終わってから フィナーレで短いショーがあります。
全員で「スリラー」？で踊ったり
「君の瞳に恋してる」でノリノリになったり、
生徒さんたち、満足の笑みを浮かべて弾けてました。
すごい手応えを感じているようにお見受けしました。
ちなっちゃんが 初センターを務め 自分の事はもちろん
カンパニーの面々のことまで心を砕いていたようです。
控えめなのに 十二分の存在感があり
仲間思いのちなっちゃんのお人柄に触れ、ますます好きになりました。
ちなっちゃんのキレの有るダンスを観たいよ～と思ってたから
最後にちょこっとダンスの見せ場があって良かったです♪
マイティも 安定感があって 安心のクオリティ！
若さあふれる舞台は ややともすると 学芸会風になりますが
落ち着いた佇まいのダンサーで いぶし銀的風格の鳳月杏
歌良し ダンス良し 芝居良し ビジュアル良し 文句なしの水美舞斗
三枚目もシリアスも変幻自在の芝居巧者 実はダンスも上手い天真みちる
若いながら、しっかりした演技で注目した亜蓮冬馬
しっかりと演じて 舞台のクオリティを上げてくれました！！
最後のご挨拶では客席の熱い喝采を浴びて
ちょっと 肩の荷が下りたちなっちゃんでした。
カテコでは、ちなっちゃんが、マイティにも
ご挨拶を促して
マイティもお人柄が現れる
真摯な態度で ちなっちゃんに向き直って感謝の辞を述べていました。
それを温かく見守る スターダムカンパニーがいい雰囲気！
花組、台湾公演組もよかったし スターダム組もよかったです！！
暑い時期ですので 体調不良などなきよう
最後まで元気で突っ走ってくださいね～
明日は ちえちゃん（柚希礼音）出演 サワコの朝！！
楽しみですね！
