宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

アル・カポネ・・・望海風斗の圧倒的な存在感!!

Al Capone(アル・カポネ)、12時公演観てきました。

 

もう参った!

 

だいもん(望海風斗)の存在感半端ないっっっ!!

 

この作品の7割は、だいもんでできています!

 

いつも語ってますけど、舞台人は、まず声がいいことが求められます。

 

だいもんの滑舌の良さ!!

セリフのひとつひとつが聞き取りやすいから ノンストレス♪

そして そのセリフが胸を打つ!

怒鳴り声でも 何を言ってるかはっきり分かる。

当たり前の事、基本だけど とっても重要ですね。

 

そして 圧倒的歌唱力!!!!!!!!

 

酔った!!

伸びやかな声が 劇場の隅々まで広がっていくのがわかる!

 

今の宝塚の中で 歌上手男役と言えば

私の中では、だいもん、みっちゃん(北翔海莉)、礼真琴。

 

 

そしてだいもんの確かな演技力!!

 

まっすぐ、どっしりと舞台に立って揺るぎない。

 

今すぐトップスターが務まるほどの勢いを感じました!

 

演出の原田諒先生が、プログラムに書かれています。

 

望海演じる暗黒街の帝王は、

頬の傷がそのクールな美貌に凄みを与え (中略)

妖しい退廃美を湛える「望海風斗のアル・カポネ」として

堂々たる威厳をもって作品の中に屹立してる。        (本部より抜粋)

 

そうなんです、凄みが・・・すごい。

右の口角上げて ニヤリと笑うニヒル

苦みばしった表情、

ギャングなのに 憎めない一面もある。

だから 

月城かなと演じる 捜査官・エリオットに、奇妙な、

友情にもにた感情が芽生えるんですね~。

 

原田先生、

冒頭の回想シーンから、上手く最後へつなげていました。

 

永久輝せあちゃんが 抜擢されて、お歌も1曲もらっていましたが。

 

やはり 月城かなとくんの演技、お歌に軍配。

色気滴る正統派男役になる予感♪ 

 

この作品 男役は、見せ場だらけだけど、娘役は

通行人か ダンサーぐらいでお気の毒。

ただ一人、大湖せしるちゃんが 妻役で活躍。

 

原田センセの「春雷」でも主演務めてましたね。

 

朝風れいくんが ボスのビッグジムっていうキャラの濃い役。

お腹に脂肪(肉襦袢)たっぷり巻いて

悪いドン。美味しい役でしたね!

 

まなはる(真那春人)熱演、がおりん(香綾しずる)も笑いを取る中

 

はっちさん(夏美よう)の闘莉王、もとい、トーリオが

渋くて 芝居に厚みがでて、専科の面目躍如でした。

 

 

人数が少ないので 皆さんいろんな役で出ておられる中

だいもんが 真ん中でしっかりその任を果たしていて・・・

観ていて安定感があり 清々しかったです!

 

フィナーレのショーが付いているのがいいね♪

スーツものもなかなかいいではないか!

劇中のダンス、群舞も素敵でした♪

 

Al Capone、良かった!!! 見応えありました!!

 

今後のだいもん&月城かなとくんに注目です!

 

 

 今日は16列センターブロックで観劇してました。

 

前が通路ですごく見やすくてよかったのですが

通路の前の14列23~27番あたりに

TCAと思しきスタッフが座っておられまして

観劇中に、ミニライトで脚本読む、PC使う、身を乗り出す、

それぞれに ごそごそされるので気が散るし

暗転の度に その明るいライトが気になって 

集中力を欠きました。

 

客席でメールチェックする人の携帯画面の一瞬の明るさでも気になるのに

最初から最後までチラチラ明るくて、

ずーーーーーーーーーっと気になりっぱなし。moyamoya.gif

 

そう言う作業は、最後列でできないんでしょうか??

お金を払って観に行ってる観客の身にもなって欲しい。

 

一般のマナーの悪い観客ならいざしらず、本家本元がコレ。

こういうところが、さすが宝塚、って思いますね。

 

明日、DVD撮りとか、あるんでしょうかね~~~~  

 

最後に苦言を呈してしまいました