宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

一夢庵風流記 前田慶次 楽しい~♪

えりたん(壮一帆)の前田慶次

     一夢庵風流記

ハマってました!

実に爽快にして 壮・快!

卒業公演にして、最高のハマり役でした!!

いつも以上に活き活きとしたえりたん、

舞台で前田慶次を生きてました!

自分用記録故、ネタバレあります。 長文ご覚悟。

オープニングがかっこいいのです!

映像は、モノクロームの雲が風雲急を告げるように流れ

なにかしら 胸騒ぎを予感させます。

愛馬・松風が疾駆するシルエットも

松風が縄に絡め取られる様を表現するのも映像ならでは。

手裏剣を跳ね返し、太刀を一振りする度

スクリーンに振り跡がついて ヒュン、ブシュッっと

刀の風を切る音が入ってリアルです。

映像を効果的に使い、映像と効果音とえりたん、素晴らしく合ってます

スピード感は、映像ならではで、迫力があります。

紗幕に赤で、前田慶次 壮一帆の文字が浮かび上がったかと思うと

バックに一夢庵風流記の文字がゆらゆら めらめらと燃えている・・・

つかみはOK! 

松風を我が物にしようとする前田利家邸でのやりとり後

有名な「伯父・利家を水風呂に入れた」エピソード、

にわにわ(奏乃はると)扮する利家が、喜んで湯に浸かりに行くところは、

説明もないのに、客席からくすくすと笑いがもれます。

皆さん、予習済み??

利家が、ずっとへたれの3枚目で面白かったです!

前田慶次の衣裳は、傾奇者ということもあり

華やか!ど派手!

オープニングは、白地に孔雀の羽でキラキラの刺繍

最後は、黒ビロードのマントに金のユリの花

何着も着替えて 豪華です。

怪馬・松風 大きいです!

えりたんを載せて走るのだから

きっと屈強な男性が入っておられるのでしょう。

毛並みは、ベルばらのペガサス同様、リアルでした。

脚の動きが面白かわいくて、時々客席から笑いが漏れました。

「周りをよく見ろ」というセリフがあったのですが、

松風もキョロキョロしてました、可愛い♪

そのうち、松風、アドリブやっちゃうかもよ~ん 

もう少したてがみがサラサラで長かったらかっこいいのに

惜しい!

長い朱槍を持ったえりたんが松風に跨って

舞台狭しと駆けまわるところは、見応えありました!!

今回、最初で最後のえりあゆのラブ&キスシーン

やっぱり、宝塚はこれが無いとねぇ・・・

せりが2基あがってます

トップコンビと まっつ(未涼亜希)&せしるちゃん

同時進行だから、

目が2つじゃ足りなくて辛かった

そうそう、まっつがもう「悪」の権化みたいになってまして・・・

初めての登場シーン、

声だけが響き渡ったかと思ったら・・・

雷鳴、稲妻b-kaminari.gif(光の明滅)とともに、上手銀橋せりあがり!

まっつの登場はいつもこんな感じのラスボス(ラストの敵ボス)みたい。

で、またしても ブラックジャックのように顔に大きな傷があるし。

まっつはこういうキャラで宝塚人生全うですね。

最後の最後まで渋いけど、まっつらしくてかっこいいです!

ちぎちゃんは、慶次の莫逆の友、ってことで

しっとりとした、いい役でした。

今回は、退団えりたんを目立たせるため控え目の役どころ。

ともみーーーーん!

すっかり三枚目定着!

動きが大きくて、元気いっぱい

笑わせてくれて、舞台に活気が出ますね!

楽しい!大好き!ありがとう!

専科さんがお二人(一樹千尋徳川家康夏美よう豊臣秀吉)も出演されてて

やっぱり、すごい存在感!

お芝居に厚みが出てました。

いついつまでもご活躍していただきたいです!!

和物、と言えば、地味な印象を持ってたけど

月組の和物も華やかだったし、

時代が乱世というのでどんな感じかと思ったら

これまた 華やかで賑やかで、

ややこ踊りの女衆が、客席から登場して舞台に上がったり

わくわくもいっぱいあってよかったです。

顔立ちにもよるかもしれないけど

白塗りに、キリリと切れ長な眼差しもかっこいいな~と

和物の良さを感じさせたのは・・・さすが雪組

慶次が幼きころ、まつと共に城下を眺めた

荒子の城は 中央に枝垂れ梅の巨木が据えられ

篝火がちろちろと揺れる風情のあるセットです。

秀吉の聚楽第も金箔で覆われていて

いつものお芝居とは違う楽しみもいっぱいありました。

ぴったり嵌る役をもらって、水を得た魚のように、

いきいき、キラキラしたえりたんが輝いてました。

雪組で、トップを務められて、本当によかったね♪

あれ?? 間1日開けたら あれも!これも!と書きたいこといっぱいあったのに

忘れてる 書き足りな~い!

思いついたら、また書き足すかもです!

   ↑ しつこい? 

◆宝塚公式HP

一夢庵風流記 前田慶次、特集ページ